タルタルーガFはシートフレームがでかい。でかすぎだと元ナムコのデザイナー吉松さんにサイクルモードで見かけるたびに言いたくなるのだが言えない。それは俺が勝手にシートを改造したせいでどうもやよい号に乗ってると背骨と骨盤の付け根が痛い。ということもあるのだった。
さて最近mistralあずさ号が嫁に来たのでやよい号から格好は良いけど糞重いAEROSPOKEをあずさ号に譲り、あずさ号から古臭っさいサイレントハブFH-R080のホイールをやよい号にと交換したのだが、この旧き良きホイールがかもし出す懐かしさに似合うようにフロントをインチダウンすることにした。前輪が小さくなるのでちょっと前かがみになり、スポーティさは薄れるけれど、背もたれ部の負担が減るだろうと思ったのだ。
結果はバッチリ。いや見た目はあまり変わらないがかなり腰の痛みが減った。乗った感じもこっちが払った代償はスピードに乗れないだけ。背を立ててアップライトに近い体勢で踏み込みやすくなったのでストップ&ゴーが楽だし、前が小さいのでステアリングも良好かつ安定性は損なわれていない。ていうか前18後ろ20が輸出モデルの標準サイズだから今まで無理に高速化してただけか。まあそれよりなによりAEROSPOKEのあの重さから解き放たれたのが一番大きかったです。
あずさ号のマクラ木?作った。
本来ならアルミ角材とか工事のおっさん御用達サイトのmonotaroでPD-M424が結構いい値段で売ってた話にするつもりだったのだが(3,445円。サイクルベースあさひで3,830円、amazonで3,979円。ちなみにmonotaroは3,000円以上は送料無料)SPDペダルで思いっきり力をこめて走るようになると、どこかのアニメと同じでスタ○フにかな~りいじめられてた(であろう)あずさ号は今度はRDのプーリーがギシギシ音を立てはじめたのであった。
で、RDの様子を見るにもraptobike見たいに前輪駆動じゃないリカンベントは面倒みるのが大変。よっこらせとあずささん抱きかかえてクランクぐるぐる回すうちにこれじゃ介護だよどうしようかと思ってそこら辺の木を使ってまくら木?みたいなの作った。
mistralのアホ毛のごときライト用台座があったりでこうするしかなかった。これならカベとリアキャリアをロープでつなげば両手でRDいじりながら足でクランク回せます。
亜美真美号がやって来た!
女房用バイク。亜美真美号を購入。
コーダーブルームはどうせマルキンだろ。と思っていたがなかなか良かった。とくにスタッガードで大丈夫か?と思っていたフレーム剛性はハンパではなく、最近90kg近い俺が青梅街道で自動車と並んで走ってもびくともせず怖いぐらいだった。カゴをつけなければ(あと俺にとってはサイズを合わせれば)クロスバイクとして立派に走れるフレームだ。
フロントのハブダイナモ、リアの内装ギアも私にとって初体験となった。自動ライトのハブダイナモは噂どおり全然ストレス感じないものだった。内装ギアは今回schlumpfみたいなスポーツ向けじゃなくママチャリ向けのALFINE8速なのだが、なるほど時々「カコッ」とつっかかる以外はママチャリ通勤など、意地とプライド、勝負をかけて漢(おとこ)が争うのでなければ十分以上の使いやすさである。密閉されてるから少々の雨でも錆びたり腐ったりしないだろう。これは今後普及するなあ。
スタンドはフレームにダボ穴あけてガッチリ取り付けてある。(俺のでかいクツで一生懸命こいでると踵がスタンドに当たる位置にあり、それがちょっと気になったが、まあ女の小さい足なら大丈夫か?)そんじょそこらのフレームを挟んで月日とともに不安定になる安っぽいスタンドではない。それも気に入った。あと気になると言えば標準サイズの前カゴが小さいこと。これは俺は知らん。
とにかく、これからの時代ママチャリ用途と言い訳しても1万2万のクズ鉄チャリに乗ってたら相当恥ずかしい時代になったと実感した。ENAF26は実売5万円ちょっと。コーダーブルームのENAF26はおすすめ。
大友商事ブースのSturmey Archer S2Cハブ採用のベルトドライブの試乗車に大はしゃぎ。
行って見ましたサイクルモード2011。今年は出てないメーカー(リカンベントもそうだしミニベロも)多いのでさらっと見て帰ろうと思っていたのだが、毎年肩で息するようになってしまうのだ。
1-32:大友商事のスターメイ・アーチャー(モールトンとかで有名)の内装ギアハブを使ったまだカタログにない自転車が面白かった。
大友商事と言えば自転車LEDライトの歴史を変えてしまったDOSUN扱っているのでまあフラリと見ればいいや。と思ったらそんなもの見つける前にPROPHET P-201が目に入って「あら結構お洒落なシングルギアのミニベロ置いてるじゃん」と思ったらその向こう側にベルトドライブのバイクが。
「なんすかこれ?シングルギアなのにベルトドライブっすか?」
「そうです。スソ汚れないからスーツ姿のサラリーマンに使ってもらおうと思って」
「ええ~?でもブレーキが前しかないような…ていうか後ろのハブでか!コースターブレーキ?」
「そうですが、これ変速もできるスターメイ・アーチャーなんです」
「ええっ?」
恥ずかしながらスターメイ・アーチャー。今日この瞬間までモールトンみたいな貧乏人にはよー分からん古臭いバイクに使われている終わっているメーカーとばかり思っていました。スミマセン。試乗すれば分かるがクランクを「カクッ」とやったら変速するんですよコレが(2段だけだけど)。面白い!!もちろん逆回転するとコースターブレーキにもなるというお巡りさんも困ってしまうこのバイク。今日一番はしゃいで乗りました。
乗り終わってもschlumpfと組み合わせたらとんでもないことになるだろうな~と妄想が止まらないこのバイク。明日行く人はぜひ乗って下さい!!
韓国の高速道路の中央に自転車道をつくる計画が素晴らしい。
この計画を作った韓国人は「自転車が自動車より性能がいい」という事実をよく理解している。私はネトウヨだが、もしこの自転車道が出来たら今後朝鮮を見下した発言はしないことを誓う。なぜなら、その時こそ朝鮮民族は大和民族を完全に超越したと言って良いからだ。その時こそ私は、最大の敬意を持ってこの道をraptobikeで走りたい。
元記事を書いた日本人記者、そして韓国の一般市民は無知蒙昧もいいところである。おそらく自転車に関してママチャリ程度の知識しかないのであろう。しかし、8.8キロメートルとは短すぎる。自転車の性能を発揮するためには最低でも500kmは欲しいところだ。
ともかく、この韓国の計画は、自転車が高速道路を走ることを、インフラを大改造しなくても実現している点で大いに評価できる。おそらく実験が済めば全ての高速道路は自転車道が導入され、いずれ全ての高速道路が自転車専用道路になるだろう。そうでなければ人類に未来はない!!日本人は(今のまま自転車が自動車より性能が劣るという常識を持ち続けるなら)TPPに参加しようがしまいが民族として敗北する。私にできることは、こうした予言をすることだけだ。
あずさ号に恥ずかしいアクセ/リカンベントのサイズの話。
カゴはスポーツ自転車にとってブルマみたいなものでとても恥ずかしい。ああ恥ずかしい。しかし便利。超便利。通勤してると下手なクロスバイクより便利。後ろカゴなのでスピードも落ちない。だからギリギリセーフなのだ。翻って前カゴは空気抵抗の塊である。最高速度が5km/hから10km/hは落ちる。爆撃機で言えば垂下銃塔。ブルマはブルマでも穴あきブルマ。まさに街中で企画ビデオを取っているようなモノ。ママチャリはそれほど恥ずかしいシロモノなのだ。
金曜日は久しぶりにraptobikeに乗ったら冗談かと思うぐらい乗りにくかった。しかしスポーツできるのは断然raptobike。これでハッキリしたのはmistralは万人向け、raptobikeは尖がった人向け。そもそもraptobikeのフレームに万一のことがあったときリカンベントに一日でも乗れなくなることを回避するためにmistralを買ったのだからまあこれは正しい選択でしたなあ。
実を言うと誰がどう見ても尖がってるマシンのcatrikeのmusashiをHostel Shoppeから買う気マンマンで日本に送る場合はどーたらこーたら円高だからワッハッハと交渉していたのだが最後になって「そういえばお前のサイズ聞いてなかったな。X-Seamサイズを測ってみてくれ」と正直に答えたら気まずい雰囲気で終わってしまった。Hostelは各リカの詳細ページでSizing Notesをハッキリ示してくれていて要するに俺の脚は短い。
サイズといえばmistral作ってるオランダのchallengeの社長は背が低いのでchallengeの製品は日本人もOKなのがウリなのだそうだ。しかしこのmistralはノーズを切らないと俺のX-Seamサイズ37.4inch(95cm)には合わなかったぞ。そう言えば同じオランダのraptobikeを買った時もアーノルドさんに俺のサイズを伝えたら「我がraptobikeは女性にも乗れるように設計してある。君のサイズもOKだお!」とか言ってたくせにノーズ切らないとダメだった。切り取ったノーズは厚みのあるアルミの管なので風呂場の毛そり立てになっとります。厚みを見たらmistralのノーズは2mm、raptobikeは3mmでした。
高円寺→宇都宮走ったらオッサンにからまれた。
暇ではないが今日は仕事休んで宇都宮まで行ってみた。原発事故のせいでここんとこ1年以上長距離を走ってないので最近の状態を知るためである。
・スタートは環8に入ってから。(私は平和台のPCデポから)
↓ 環8を東へ進む。側道があったり陸橋を渡ったりしなくちゃならないのがムカツク。日本は車社会なので文明国ではないのだ。
・志村坂上で左折し国道17号線(中山道)を北上する。
↓ 国道17号線で埼玉を縦断・北上する。このあたりが一番楽しいころだ。
・大宮の桜木町交差点を右折し県道2号線へ。
↓ 17号線に比べて県道2号線の路肩は走りにくいと感じるが、難易度としてはゆるい。
・春日部のごちゃごちゃした町をクリアし国道4号へ乗る。
↓ 国道4号を北へ。左手には東武鉄道があるので安心ですね。
・今回の旅ので唯一の難所、利根川橋。
基本的に国道4号を北上する自転車に利根川橋をわたる手段を日本政府は準備していない。
利根川橋が近づくころ、幸手を越えたあたりの国道4号は路肩が狭くなり自動車専用道路みたいになってくる。地図を見れば分かるがこの辺りは工業団地なのでトラックの便が最優先のようだ。無理せず側道を見つけたらそこに入るべし。
今日は北風が強くこうした土手の下の道は木の葉や塵・ホコリが多くアイウェアがないとやってられない。また目薬もかばんに忍ばせておくべきだ。安心感が違う。
でこの側道を国道4号からつかず離れず栗橋のさびれた商店街を北上して八坂神社前の交差点までたどり着けばOKだ。地図みたら結構ごちゃごちゃしてるけどトラックがばんばん走ってる音が聞こえる国道4号を右手にキープしながら北上すりゃいいんだから分かるだろ。
ここから右折して歩道をつかって利根川橋にむかうよろし。
利根川橋南詰から国道4号を南方向に見る。この写真の右側(こちらにむかう道の左端)は防音壁になっており自転車で通行するのは難しい。さらに右折するにもこの交差点には横断歩道がないため自転車には非常にキツいのだ。
利根川を越えれば、あとは宇都宮までまっすぐ走る。。。はずだったのに某所コンビニで自転車に乗った酔っ払いにガン飛ばされていきなり追いかけられるという冗談のような出来事があった。酔っ払いとは言え普通のスーツを着たママチャリのサラリーマンだったのに酒かなにかで顔全体が赤くむくんで目が充血していた。
こういう場合(相手の目がおかしい場合)はとにかく逃げないといけない。間違っても話し合おうなんて思ってはいけない。
対策としてはコンビニに寄った後、ヘルメットやアイウェア、グローブをしっかり装着し、自転車の鍵を外すまで、他人と目を合わせないこと。いや冗談ではない。山で犬に追っかけられたことはあるがそれとは全然違う恐怖。相手は一応知的生命体に追い回されたのだ。こちとら紳士なので赤信号を無視するわけにもいかない。人間が相手だとやはり怖い。不況のせいもあるのかと思うとあまり笑い事でもない。
宇都宮になりそこないの雀宮駅からとっとと帰った。(キチガイリーマンがいたのは雀宮ではありません)