3ヵ月ぶりにK12マーチが帰ってきたのでリアシートを交換。

 GWで宇都宮の日産に引き取られたK12マーチ、ようやく故障したのがO2センサーだと判明したので(おそらくO2センサーの異常を示す回路もやられていたんだと思います。こっちは普通の日本人と違ってちゃんとした自転車の理解があるから自動車が3カ月ぐらいなくても全然問題ないし、3ヵ月も一生懸命作業して3.5万円の修理代(ていうかアセンブリ交換代)の請求しかできない日産、ひいては自動車に係る仕事をしている人たちが気の毒でならない)3カ月ぶりに修理から帰ってきました。

 そんな3ヵ月もの間、故障の原因が不明だと私個人でもK12マーチ用のECUでも探してみるかヤフオクを漁っていると12RS用分割リアシートを発見。Raptobikeとかmistralとか折り畳みできないリカンベントの長い車体だと重宝するので即(リアシートと言っても分割する背もたれの部分だけ)購入。今回取り付けてみました。

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 できあがりはこんな感じ。色違いだけどこれなら折り畳み自転車積んでも3人乗れます。これならSARISとかいらなくなるかも。

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 まず14ミリのボルトを外します。テフロンみたいなワッシャーぽいのをなくさないように。

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 外れました。ここまでは簡単。

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 取り付け。テフロンのワッシャがこんな風に割れないように気をつける。

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 問題はココ。分割シートの真ん中部分。車体は共通なのでシールで保護されたネジ穴がしっかりあるのだが、座る部分が対応してない製品なので邪魔してなかなか位置が合わない。

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 座る部分をエイヤっと引っ張るようにしてめくれば超簡単だった。こちらの固定は13ミリ。

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 あまりにも汚い車内を片付けて完成。

ポケモンGOをやるために楽天モバイルのAcer Liquid Z330を購入(即日解約)。

 windows phone一途の私もポケモンGOをやってみたくなったので泥端末P-02E(4.1.2)にAPK経由で入れてみたところgoogleIDで入れなかったり米国サイトでトレーナー登録して入れてもお香が焚けなくて女房のiphone5cはとっととレベル4に行ったのになにもできなかったりで悔しかったのでやはりいろいろ不具合があるんだなあ。という訳で格安スマホを買うことに:このへんを見てAcer Liquid Z330に決定。

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 8月1日まで楽天モバイルで3600円(税込3888円)で投げ売り中なんだそうです。さらにスマホ本体のみでは売ってないので楽天モバイルとの契約で事務手数料税込3,240円がかかります。しかしデータ専用プランなら届いたその日に電話窓口で違約金なしで解約できます。7月15日過ぎてるので8月の基本料金がかかってしまいましたが、データ専用SMSなしベーシックプランで525円です。合計7,653円。Z330の性能を考えたらまあまあだと思います。

 早速お昼休みにリカンベントで秋葉原くんだり行ってみました。

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 流石秋葉原、ものすごい勢いでポケモンが現れますwリカンベントは時速5kmでゆっくり進めばスマホの画面と進行方向が同じ視界ですから非常に安全です。時速5kmなのでスマホの固定方法も何も考えなくてOK。これは楽しいwあっという間に私もレベル4になりました。

 ヨシこの勢いで女房のレベル4を超えてやる…と思ったら30分ぐらい連続してやっていると熱のせいでタッチパネルが操作できなくなるみたいです。冷却手段を考えるかのんびり休憩しながらやるべきですね。このへん格安スマホだからゲテモノマシン:iphoneと比べてはダメですね。

FDN-CC166ALを買ってみた。

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 武田産業の16インチ折り畳みチャリ。断じて自転車ではない。呼ばせない。特徴としてはタンナスのノーパンクタイヤを採用している。

 …

 私はもう10年近くリカンベントで通勤しているのだが、やはりちょっと数キロの(蔵前~秋葉原)距離を400kmや600kmに挑戦している自転車でちょこまかお使いするのはいろいろと不都合がある。そもそも私はリカンベントがカッコ悪いと思っている。恥ずかしい。できれば乗りたくない。あまつさえリーマンスーツで乗りたかない。結構服も高いのだ。じゃあなんでそんな乗り物で嫌々毎日通勤しているかと言えば安全だからだ。他に理由はない。全くない。都内の靖国通りを自動車と同じ流れで走る乗り物としてどの車(K12マーチ、RZ50、SR400、CBR250R…)よりも安全だと実感している。できれば、リカンベント・ローレーサーが一番の、究極の、安全な乗り物なのだが、やはり折り畳みができツーリングもこなすazub origamiが今一番好きなので乗っている。

 毎日隣を走り抜けていくベンツやBMWを見ながらあんな危険な乗り物で通勤しなくてはならないなんて…なんてかわいそうな人たちなんだ!本当に心の底からそう思いつつ通勤している。

 しかし、以上はリカンベントを所有したことがない人に話しても意味のない話なので本題に戻る:会社のチョイ乗り用途に自転車もどきのチャリ(盗みを意味する非常に汚い単語なので以後使用しない)を購入したよ~。というのが本件の主題である。お値段およそ2.5万円。普通のバイク(自転車の意味)でチェーンとタイヤを交換したら吹っ飛ぶ金額だ。

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 見た目はまあまあ良さそうだがまずこのステム周り。このステム上下の調整は買ってから廃棄するまで一切しないであろう。なぜなら写真のが一番下がっている状態なのだが、ちょっとでも上げたら即ママチャリ・ポジションになってしまうからだ。

 購入して、宅配業者から受け取って、梱包といて、まず最初に見る・触るステム。この時点でロードバイク等マトモな自転車を所有している人なら「あ…(察し)」と気が付く。基本的ジオメトリからFDN-CC166ALはそんな製品である。「結構使えるじゃん」とは思うけれど、FDB140よりはハッキリ潔く質を落として組まれた製品だ。それはそれでいいのだが、それでお値段が同じ位なので、ウーン、誰が買うの?今まで話題にならなかったのも当然か。しかし、会社に置きっぱなしバイクとしてはどうだろう?ここで生きるのがノーパンクタイヤだ。誰も省みない。メンテしない。それでもそこそこ動く。私、今回の買い物はかなり成功したと思ってます。

 で、ステムの折り畳み機構であるが、まあいろいろ言いたいことはあるけれども、まあ実用上問題なく機能する

 そして、メインフレームの折り畳み機構であるが、固い。女性社員だと折り畳めないかも。しかし、まあ、そもそも11kgという重さだから専ら扱うのは男性社員であるし、つまり実用上は問題がない。以下これの繰り返し。

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 シートクランプ。マトモに使おうとするとあまりにチャチな造りなので下手するとクルクル回ってしまう。が、しかし気持ちを落ち着かせて使えば実用上は問題がない。ちゃんと固定される。

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 泥除けが付いている。糞生意気にも前後ともちゃんとフラップがついている。Vブレーキは聞いたこともないメーカーだが実用上は問題がない。30km/hなんて出さなければ、ちゃんと停車する。全体的に見て不安なのは樹脂の耐久性ぐらい。これで注油みたいな最低限のメンテの真似なんてしたら結構長い間使えるんじゃないかと思わせる造りになっている。

 amazonでポチって業者は「ホームショッピング」というところらしい。ワイヤの処理はちゃんとしていた。(なんか値段上がってるな…色違いは3万円弱の製品がまだあるみたい)

 そう言えば残念だったのは右ペダルあるいは右クランクのネジ山がイカれててペダルレンチがないと回せなかったこと。ド素人が買ったら自転車屋持ち込みじゃないかなあ。それ以外は合格点。

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 16インチで重さ11kgというのも良い。会社のエレベーターに持ち込める最大サイズ&重量だと思う。18インチや20インチはやっぱりスポーツもこなせる本格的自転車用サイズであって、会社で置きっぱなしのママチャリみたいなシロモノ向けではない。重さについてもこれ以上軽くなるとお値段が跳ね上がってしまう。

 最後になったがタンナスのノーパンクタイヤの走り心地は確かに重い。だがこの「重い」という感想は普段80PSI以上の、自動車の3倍以上の空気圧のスポーツ自転車に乗っている人の感想であって、20~30PSIあたりのふわふわ感。ママチャリの乗り方をする人向けを目指したものだと思う。

 だもんで、時速15kmとかで走ると(ママチャリに乗っている人は普通だと思うし、スポーツ自転車に乗ってる人にとっては)重い。ところが意外と時速30km出すと、よりいっそう、もうメチャクチャ重くなるかな?…と思ったら結構走る。普通の空気圧が低いクリンチャータイヤとはなにか、やっぱり感触が違う部分がある。ちょっとこの辺はもう少し乗ってみないと分からない。(まああまり時速30kmで走ることはないと思うが)

javaがひどかったのは誤解だった。(自転車の話です)

 サン!とかオラ!とか仮!とかア!とかそういう話ではないです。1年近く前、javaという紛らわしい名前のカーボンフォークを買ってポストマウントもフラットマウントも知らずにBB7をつけて「なんかこのフォーク グラグラする」「やっぱりaliexpressで買うもんじゃないなあ」とか訳知り顔でこのブログでぐだぐだ書いていましたが

 なんと下玉押しをつけ忘れていたのです。

 ことの起こりは最近まで続いた円高。HC WORKSさんに「どうもaliexpressで買ったどこの馬の骨だかワカランカーボンフォークが調子悪いから交換したい。ディスクブレーキ対応で20インチのカーボンフォークない?」と相談したところ「Bacchettaのカーボンフォークが単体で売ってるよ」との由。これは良さそう!迷わず注文。

 届いたブツはこんな感じ。まあまあ軽い。なんと言っても表面の見た目がかなり真っ当なカーボンぽい。javaに比べれば。

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 さらにフラットマウントをポストマウントに変換するTRPのFF2って言うアダプタもつけてくれたのでした。やっぱり個人輸入と違ってプロショップ経由だとこのへんスキがないですね~

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 しかしアダプタは重量増の原因にも。63gか…。javaより重くなるけどモノが良い(と思う)から我慢しましょう。

 で、javaのカーボンフォークは1.5万円の安物フォークなので自分で取り付けたけど今回は円高とは言え諸経費モロモロで4万円もにゃもにゃなのでハッチタッチガレージさんで間違いのないようつけてもらうことにしました。

 (作業して)「つけたよ~」

 「ありがとうございます~(javaのフォークを指して)もうこいつに用はない。捨てちゃいましょう」

 「でもコレ下玉押しがなかったよ。この新しいBacchettaのフォークにはそこら辺に転がってるとりあえず合う奴つけたけど、できればちゃんとした下玉押しをつけたほうがいいなあ。古いフォークに残ってない?」

 「ええっ!?」そんなアホな…とりあえず帰宅してazubのオリジナル鉄ちんフォークを取り出してみると…

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 ついとるがな!!

 …まあ、なんというか。我ながら呆れた。情けない。仮組のつもりで組んで、圧着で取れないからほっといたんだっけ?そしてそのまま忘れて1年弱の間ウーンやっぱり支那製は調子が悪い!と言いながら乗っていた訳か…

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 という訳でハッチタッチさんで下玉押しを取り外して取り付け。さすがプロショップ。使う工具が違う。自分だとマイナスドライバーで鉄ちんフォークはともかく下玉押しまで傷だらけにしてたでしょうな。

 そんなこんなでおニューのカーボンフォークになりましたazub origami。チェコとアメリカのハイブリッドです。

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 これがBacchettaの20インチディスクブレーキ対応カーボンフォークにTRPのFF2アダプタを介してBB7が付いている図。

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 そしてカーボンフォークを新調したazub origamiです。javaにはなんの罪もなさそうなんだけど、やっぱり欧米製がええなあ~。ちょっとノーズも高くなってええのう~。

 平地で急なハンドリングも段違いの安定性。はやく山登ってみたい。情けないやら嬉しいやらの連休でした。