RENAULT PLATINUM LIGHT 6(AL140)キター!うぎゃあああああ!ママチャリ文明だああああ!!

 前回FDB140についてぐだぐだ書いたが54,800円で買ってしまいました。

 ルノー プラチナ(失笑)ライト6。箱を受け取って第1印象「か…軽い!」これは本当。後述するが元祖FDB140(BYA412)より1kg以上軽い。しかし次の瞬間、恐怖のどん底に陥る。

 ダンロップwwww

 所謂英式バルブ。ママチャリ文明である。ルノーよ。これが普段から「自転車は自動車より優れている」「BCHはBTCにとって代わる」と真実を言いふらかしている人間に対する仕打ちか。酷い。ひどすぎる。

 マトモな自転車乗りの我が家に

ママチャリに空気を入れる手段があるワケがない。

 嘆いていても始まらない。トンボ口(ぐち。である。tonboroではない)を探しに高円寺サイクルベースあさひに行ったがそんなものは置いてないとのこと。「ですよねーw」となぜか高円寺オリンピックにあった!笑う。リッ〇ル買い増しや!

 トンボ口だとすごく貧乏くさいけど「ダンロップ(英式バルブ)=シュレーダー(米式)変換アダプタ」と呼ぶとカッコイイ。もちろん、誰もそんな名前では呼ばない。ちなみに仏式バルブはフレンチと言います。このブログを見ている人なら常識ですよね?

 とにかくこれで空気を入れられる。85psiだから6bar。車の3倍近い空気圧だぞ。全く…一般家庭の英式用空気入れで入れることができる空気圧か?ブツブツ…(コッツン)ん?んん?今度はサドルが上がらん!!このままでは背骨が地面と垂直に!!うっぎゃあああああああああ!!!このままでは

サドルに座る羽目に!

 サドルに座る!それは自転車乗りとして最低最悪の行為!!

 と思ったらシートポスト下したとき地面にあたるのを保護する変なフタみたいなの取ればいくらでもシートポスト上げることができましたw

 ふう。(結構キツく嵌ってる)世の中にはこの保護フタつけたまま乗る人が居るんだろうなあ(多分日本人のほとんどがそうだろうw)。

 ドライブトレインのアップ画像。チェーンリングは47Tなんでこれはママチャリと同じかチョイ速いも可。一応ガードもついてるんでチェーンが伸びてゆるゆるになったまま乗り続けるお馬鹿さんでもある程度OK。玄人志向の500W電源が650WまでOKな感じでいいと思います。
 脱着式ペダルはあんま良いとは思わんなあ。とりあえず取り外さないで折りたたんだり常用しちゃうと思いますよ大多数の人は。
 気が狂っている俺的な感想を言えばこの脱着用ツマミの出っ張りが全力で漕いでる時異様に邪魔です。俺はクランクが内側の踝をこする感触で「今自分の脚がどういう状態にあるか」把握して次のアクションを決定するので時速30km以上のときは漕いでて気持ちがもにゃもにゃする。…がこんな自転車でそんな走りをする人は100%キチガイなのでこのままでいいでしょうw

 で想定される乗員(妻)に乗ってもらいました。

 さて女房の感想では軽いし見た目が小さくてカワイイ感じなんだけど驚くほど軽い訳じゃないしなんかタイヤが細いのでフラフラする。つまりちょいクイックだということですな。

 同じ14インチホイールの重さ8kg台の亜美真美号(FDB140)とくらべるとタイヤが細いです。ホイールベースは気持ち長くなってる。

 驚くほど軽い訳じゃないというのはスタンドついた状態で7.2kgだもんね。ペダル入れると四捨五入で8kgだわ。

 しかし、まあ、7kg台で5万円台というのは良いでしょう。夫婦でダラダラ行きますよ。

RaptoBikeについてたXTのハブに再利用のR390のリム、ブレーキシューはM70R2。「技術」っていう言葉は自転車以外に使っちゃあイケナイと思うんですよ。

 走る走る。停まる停まる。ハッチタッチの橋本さんが組み直してくれただけあります。

「技術」っていう言葉は自転車以外に使っちゃあイケナイと思うんですよ。だって単車は200kgもあるわ四輪になったら車体1トン以下なんてないでしょう。路面からの情報がまるで届かないんです。まあ届いても100kgも1tもあるようなゴミのような振動でしょ?w

 でも46歳で衰えまくった身体で下り時速4~50kmで停まるとき(本来406なのに暗黒方式で451で使ってる)M70R2ではチト物足りない。というのが本音。Vブレーキやめてキャリパーブレーキにする方法もあるんだけど…

美希号(RaptoBike)でハッチタッチに行ったワケ:日本にちゃんとした自転車屋さんはあるのかないのか。

 ちゃんとした自転車屋さんとは

俺「ちわ~す」
ハ「なんすか」
俺「あの~ブレーキシューあるかな~と…あーVブレーキの…」
ハ「あーハメる奴ですね。ありますよ。…あるかな?」
(もそもそ)
ハ「いけんじゃないすか(ポイ)コレで」
俺「いけそうすね」
ハ「以前やったときコレっすよ。多分。」
俺「そうっぽいすね」
ハ「自分でつけれますよね」
俺「(へ?)…まあ、ハイ。…うーん作業用手袋もあるし…(会社の昼休みに来てる。ちなみに上下スーツ)やるかあ(操縦用手袋ヌギヌギ作業用手袋ハメハメ)」
(もそもそ ガチャ)
ハ「あ?リア(の車輪)外すんすか?」
俺「だってフレームこれ(リカンベント)すよ。外さないと無理っす」
ハ「うーバイク寝かせるんですか(路上で作業中)じゃあ店内でやってもいいですよ」
俺「いいんすか?じゃあお言葉に甘えて…(あ、そうだ)ついでに600km走ったんで(俺に作業させた仕返しじゃ)車輪のフレ見てくださいヨ~」
ハ「(チッ)いいっすよ…

ウギャー!!!」

 何が起きたかというとピンボケなので分かりにくいけどリムが削れて1mmかそれ以上凹んでたw

ハ「危ないっすよ!!コレ!!あー気付いて良かったー!!マジヤバイっす!!

 そうかなあ~と触ると指がひっかかるぐらい凹んでる。これはヤバイ。せいぜい体重80kgの人間が乗ること前提の自転車で、アルミの厚みが1mm薄くなるって相当ヤバイw

 アルミ板で3mm厚の強度と2mm厚の強度を考えてみればかなり違う。前者は道具使わないで曲げるのはかなり難しいけど後者はクニ~って曲げられる。確かにヤバイ。

ハ「これ見てください。別のお客さんのですけど、同じようにリムが削れて割れてます」

 うむ。確かに割れてるwタイヤがバーストしたことはあるがリムがバーストしたことはちょっと経験がない。あらやだ。

 そういうわけで次の日、ORIGAMIやよい号からホイールを外してRaptoBike美希号でハッチタッチガレーヂに来たのでした。なぜかというと美希号のシートバッグELAN RACERはホイールを2個ぶら下げるのに具合がいいから。ホイール2個運ぶ必要があったのは面倒くさいから端折って説明するがリムを廃棄する451ホイールのハブがDEOREなんだけど同じブレードスポークでXTのハブで組んでる406のホイールがあったから(多分ほとんどの人がワケワカランだろう)。

 美希号は速い。なんもメンテしてないのに50km/h出る。前輪駆動を忘れたので左右に振れるけど慣れたら相当速い。35歳ごろから5年ぐらいコイツに乗って70km/h出して、本気で全宇宙のエンジンがついてる乗り物をバカにしていた。それぐらい速いし、今も速い。

 だから私はちゃんとした自転車屋に行く。東京でもなかなかないのだから、世界中でもあるのかないのか。欧州ならこんな自転車屋ばかりだと言う人は言うが、暮らしてないから分からない。

 ちゃんとした自転車屋は安全に走る準備でしかない。しかし日本は東京ですら、これができていない。折角あったとしても、下手すると営業停止になったりする。理由は各位で考えて欲しい。(ヒント:自動車より自転車のほうが性能が良いことが国民にバレると、日本が支那より劣ることがバレるよりもヤバイ)ワイズロードとかフレンド商会は、なかなか良いのだが、惜しいことに冒頭の会話とかは、まあ、できない。

自転車乗りはこういうことを晴れた休日にやっとります。

 まずは雨用自転車 響号。


 これが先週あたりぐだぐだ言っていた雨用自転車の響号ことルイガノTR-1のリムテープ。キレイにスポーク穴がついてますね。こうなるともう限界。

 雨が多いせいでチューブから漏れる量が増えてきたのを通勤途中パンク前に察知できたのだから悪天候にも感謝すべきかも知れません。


 雨用自転車はメンテフリーが基本であり目標です。リムテープはできるだけrimplugにすべきです。これ以上のメンテ無用法かつ高圧にも耐える装備を私は知りません。私は今後の人生でリムテープは多分使わないでしょう。

 さて次はazub origamiやよい号。


 散々褒めてたSLFチェーンですが東海道600に参加する前、福山600で使用しそのまま通勤に使って「blackoilドバドバかけてたらなんだか踏みが重くなったぞ」と感じて交換した古い方のSLFチェーンです。雨のせいで交換が遅れに遅れ、1カ月ぶりに取り出したところ飴細工みたいに空中で固定できますw

 多分これは潤滑剤とblackoilをかけすぎて、長い間動かさずに保管していたせいでしょう。私の使い方が間違っているせいでSLFチェーンやばいw


 灯油で洗浄するにはリステリンのボトルが握りやすい。細かい汚れは取れませんがそういうレベルじゃないw

 フンガーダンスでシャカシャカすると飴細工だったSLFチェーンが「しな~」っとぺいぺいの潤滑剤のないただの105チェーンに戻りました。灯油廃棄用のジャムの瓶が真っ黒であります。


 さて話戻って響号のどうでもいい話。a2zのディスクブレーキマウンタのここのアーレンキー挿してるボルトで角度調整可能なヘンな爪。(日陰で見えにくい)


 ハブが取り出しやすいように角度調節用なのです。残念ながらTR-1のフレームだと微妙に合わず、ハブのカラー部分が通るコースがくの字に曲がっていることが分かります。ですので車輪を取り出すときはa2zのディスクブレーキマウンタ全体を緩めないとダメです。これは雨の日にパンクしたとき苦労します。が、a2zのメーカーとしてのこういう配慮は良いものと感じます。


 古いチューブとリムテープを捨てて新しいチューブとrimplugにすることによって雨の日用バイクの名に恥じないよう少しだけメンテナンスフリー状態に近づけたつもりの響号。と、…

 東海道600kmを無事走り終え次回の長距離でも使ってコストを浮かせるべくSLFチェーンを保存し、灯油で潤滑剤のかなりの部分を洗い流したせいで多分ただの105チェーンになってしまった古いSLFチェーンに交換した通勤・ブルベ用バイクのやよい号です。

 ここまでやったらもう陽が傾いてきました。あの長くて暑い、SRメダルを目指してもがいた日々は幻だったのでしょうかw

 自転車乗りはこういうことを晴れた休日にやっとります。SRメダル申請も先日済ませました。