第3回ときがわ町サイクルフェスタに参加しました。

 突然であるが、自転車で走ろう系イベントに私が「リカンベントraptobikeで参加しよう!」と思ったのはとあるCRにて「リカンベントって山行けないでしょ」としっつ礼なことを言われてからである。
 無論私が一人で勝手に山を登っても意味がない。美ヶ原ヒルクライムに出て公の記録を残してもらう。これしかない。いきなり山に挑戦して迷惑をかけるわけにはいかないので、その準備として富士エコなどのイベントに出始めたのがきっかけである。
 無事、今は「リカンベントって山行けないでしょ」と言われたら、「ふっ…美ヶ原3位ですよ…リカンベント部門で」と答えれば良い。これは素晴らしいことだ。
 そしたらもうイベントに参加する理由はない…のであるが、ここへ来てなぜか妻がリカンベントに興味を持ってくれた。幸い、あずさ号ことchallenge mistralなら私も妻も乗れる太っ胸もとい腹の親切設計。前回天竜CTでは75km完走も最下位。「くやしい」「もう一度!」さて妻はどこまで行けるのか?
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 というワケでやってきましたときがわ町サイクルフェスタ。エキップアサダのお膝元です。
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 今回リカンベント2台でときがわ町の連中を驚かしてやろうとK12マーチとSARISは頑張りました!ていうかraptobikeのときよりmistralのほうが後方視界良かったです。しかしリカンベントから転がり落ちるほど驚いたのは我々のほうだったことを知る由もなかったのです…
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 なんか居る!のラビたんと記念撮影。ときがわ町のマスコットキャラクターらしいです…って何人いるんだよ!
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 浅田さんも居る!というわけで記念撮影。しかしこの後我々はかねてから生き馬の目を抜く自転車界で違和感を覚えていた浅田さんの不可解な眼光の意味を知ることになります。
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 で、初心者コース30km出たんですけど距離は短いけど序盤に15度ぐらいの坂があるそうです。…妻はそこにもたどり着けず。書いている私も情けないですが、これは舐めてました。コースも妻の貧脚も。サイクルイベントに出る初心者さんは参考にしてください。例え初心者向けと銘打っても山コースを舐めてはいけません。15度の坂はママチャリしか乗ったことがない人にとってかなり難しいでしょう。ましてや妻はリカンベント。前回天竜CTのこともありますが、やはり川沿いコースなら間違いなく平坦です。
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 涙さしぐみ帰り来ぬ…では引き下がらない妻。なんと伴走の関係者さんをひっつかまえて「どうにかしろ」「え~、じゃあ初心者コースからポタリングコースに変更できないか電話してみます」ときがわ町はなんて融通が利くんでしょうか。ありがたいことです。で写真はポタリングコースへ案内してもらう厚顔無恥な我々。繰り返しますが私はリカンベントで20度ぐらいの坂なら登りますですよ。
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 おお!ポタリングコースでは坂を押してあるく人がいる!我々自転車乗りからすれば「坂で自転車に乗らずに押して歩く」というのはまさに曲芸をしてるようなもの。みなさんサイクルジャージみたいなものは着ていません。人数は10数名ですがジーパンにシャツの初心者さんだらけ。よかったなあ妻よ!君の帰る場所はあったんだ!もちろん私は(41Tでズルして)楽々登ります。
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 でなんか調子の良いオヤジがポタリングコースを案内しているようです。ダラダラ走ってると神社に到着しました。ここが休憩ポイントかなあ~と思ったら自転車ヘルメットかぶってる人が我々の他に誰も居ません。「八剣神社秋季例大祭」と書いてあります。「ダンゴ入れる袋配るよ~」訳が分かりません。

 カオス。自転車イベントだってのに○○○を飲み始める人も!
 冒頭、私はそれなりに自転車で走ろう系イベントに参加経験がある人間ですが、これほど混乱したのは初めてです。いや、リカンベントというイロモノに乗りつつも美ヶ原ヒルクライムを目指すため真面目なコースしか走っていなかったからかも知れません。ポタリング恐るべし。これが今回我々が経験した全てです!
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 この後風景がキレイなところでお弁当食べながらコーヒー飲んだりするわけです。とき川の小物屋さんのコーヒー、なんかお茶みたいなスッと飲めちゃうコーヒーです。俺は食いモノ系の文章は苦手なんだけど、美味かったなあ。で、そんなこんなで、いつまで経っても全く走りません。先月日本縦断した私にとってこのサイクルイベントは…
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 ホビット荘巡りにしか見えませんでした。そうか、浅田さんのイノセンスな瞳の奥にはこの風景が見えていたのか。そう確信しながら。
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 でまあ後半お世話になったと言えば言えなくもない調子の良いオヤジが社長だったというオチの前澤屋(すごいドメイン名だなオイw)の豆大福が、マジでうまかったです。酒でぐでんぐでんになって「うっぷ」となった後でもスイスイ食べられる和菓子。というのはただ甘いだけではない美味さの証拠です。なぜ我々がお酒でぐでんぐでんになったかですか?そりゃちゃんと帰宅して例大祭の抽選会でもらったお酒を飲んだに決まってるじゃないですか!

RICOH CX3のjpegデータ。

 ウチの女房はカメラおたくである。本人は否定するが暗室で銀塩フィルムを現像した経験があるのだからすごい。こんなことを今言っても何のことやら分からない人間が居ても全然不思議でないのもすごい。
 で、その女房の愛機はRICOH CX3なのだからそんじょそこらのオバサンカメラウーマンとは違うのである。ちなみに一眼レフはニコン派であり、彼女に言わせればキャノンはプリンタのメーカーである。
 さて、そのCX3の画像をJpegAnalyzerで見る事象に遭遇した。SDカードのデータ破損らしい。女房は半泣き・半狂乱・こっちはいい迷惑であるがその情景描写は割愛します。
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 は?exif情報がスッカラカンでびびる私。実画像サイズが640×480ですよ。ぐらいしか情報がない。RICOHのCX3ということすら出てこない。そもそも、CX3の設定は3648×2736の画像であり(破損していない画像は3648×2736ピクセルで正常に表示される)このexifはおかしい。
 これがD80なら
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 この10倍ぐらい、あーだこーだとexif情報が詰まっているはずなのに。
 exifが変なら本家本元の画像データはどうなのか。CX3の画像を解析してみる。
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 SOIとEOIが二個。一つの画像ファイルに大きさの違う二つの画像が埋め込まれてます。CX3のjpegはどれもそのようです。このファイルは破損ファイルなので一つ目の大きなイメージは壊れていましたが、二つ目の640×480の画像は正常でした。とりあえず生き残ってたVGA画質のほうを保存し、妻に「サイズが小さくなったけど、復旧したよ」と手渡しました。
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 D80のほうは一つのイメージデータしかなかった。これが普通なんだろうけど、もしD80のSDカードに事故が起きたら、画像の復旧は難しいだろうなあ。RICOH CX3はなんかヘンなカメラ。やはり名機は迷機。ひと味違いますね。

美希号(Raptobike)チェーン交換。

 最近お里がどうも怪しい美希号のチェーン交換。
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 黒ずんでるのが古いチェーンで銀色ピカピカなのが新しいチェーン1本分の長さ。Raptobikeは前輪駆動なので、確かに他のリカンベントよりチェーンの長さが短いと言えば短いのだが、この微妙さ。
 新品チェーン2本買って適当に切れない微妙さなんですよ。下手すると2本目の長短どちらも使えない事態に陥ります。基本性能も安定性も非常に高い次元にあるのにそういうどうでもいいところが微妙にムカつくのが美希号。
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 ムカつくと言えば前回ぶうぶう文句を言いつつ買ったSHIMANOのTL-LR15。アイドラーでチェーン留めるのに非常に役に立つのでした。

やよい号(tartaruga F)でモニタ運び。

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 高円寺から石神井まで。やっぱり目立つのか歩行者からジーっと見られたり声かけられたりしました。しっかり荷造りして危険ぽくなければ、エコなご時世、みなさん好意的です。
 それとこの写真のいかにもフロントヘビーな状態に人間が座るとバランス取ってるように見えるんですよね。ママチャリでコレを運ぼうとすると不可能か、かなり危険ぽくなります。タルタルーガの合理的ぽい感じがまた好印象なのだと思います。
 これは20インチですが、昔15インチモニタを高円寺から鴻巣市まで運んだりしました。同じ日に高円寺から横浜まで別の品物を届けた後です。セミ・リカンベントですがこれまで乗ったことがない乗り物を手にした嬉しさの思い出と、30代の頃は元気だったと思います。