日記(このブログ)のraptobikeの項を検索してみたら2022年の4月にはキックスタンドが映ってなくて2022年の7月には串本200で写っているのでどうもこの間に取り付けたっぽい。当時はロックワッシャ一枚で固定していたから扱いも慎重で地面が平らな場所でそっと使っていたのだがこの1年半の間に周南の悪路を好んで走るにつけ坂道で固定を繰り返しロックワッシャが効かなくなってきて最近は走るたびにボルトの緩みを治すような感じになっていった。走行距離100km程度の走行で平均15km/hがなかなか出せなくなって、悪路を走ってるのと年齢のせいだろうとあきらめていたのだが、よく考えたらこのボルト、シートとフレームを固定するボルトだった(しかもBB、つまりパワートレイン側)のだ。本日出発前にキックスタンドがゆるゆるだったのでもうボルトを締めなおすのも面倒くさくて頭に来て取り外したところ走る感触が違う。平坦30kmキープがらくらく、登りも20km/h以上で行けるところは行ける。10km/h切ることがメッキリ少なくなる。キックスタンドの固定をやめたので、フレームとシートの固定がraptobike本来のモノになっていたのだ。
坂を登っていると過去の自分がなんでraptobikeのバーエンドにこんなものつけたのか1年半ぶりに思い出したの図。踏み込むときraptobikeのハンドル(ティラー)をそのまま握っていると体重を下方向にかけてステムをへし折ってしまうのでダンベルで上腕二頭筋を鍛える時みたいに身体を引っ張るためだったのだ。朝7時半に玖珂盆地を出て10時45分ごろには伊保田に着いているのだから平均18km/h強はありそう。これならブルべに出ても恥ずかしくない走りが1年半ぶりに出来たことになる。リカンベントはこれがあるのが面白い。
1年半ぶりにキックスタンドがない美希号ことraptobikeの姿をぱちぱち撮っていたらフェリーがやって来た。なかなか立派なフェリーである。港の施設も新しい。
本人は「ああこれが松山に行くのか」と感激したが10時47分なので伊保田→柳井の便であったw…が待てよ。柳井から松山に行くより道路距離で40kmぐらいは松山に近づいてるのだからここ伊保田から防予フェリーに乗れば自動車と比べる料金になるのでは!?と思って調べてみた。日産マーチでわしと女房がふらりと松山に行くときの計算である。
まず柳井港=松山(三津浜)は往復で:
車料金(運転手+同乗者)21850+5800=27650円。
これが周防大島(伊保田)だと14630+3680=18310円。むむっ安い。
ちなみに原2ケツ(joker90)だと8390+4890=13280円。
チャリ(タンデムT-20)だと7190+4890=12080円。伊保田に着くまでに半日かかるがw
ここで福山からしまなみ海道を通って松山で行く高速代はETC割で5960×2=11920円。やっぱりクルマは安い。これに道路距離250kmとしてガソリン代は3000円行かない感じで往復で5000円とすると≒2万円なので伊保田からなら良い勝負になる。海路だってガソリン食うけど運転しなくて良い安全面のプラスは大きい。ちなみに時間は高速で3時間半。フェリーで3時間10分とか。
さてはて。見事に復活した俺と美希号。久しぶりにロードバイク並みにガシガシ走って腹が減ってコンビニ食では物足りなくなり今まで週末は混みそうなので敬遠していた道の駅とうわで昼食をとる(11時半ぐらいならそんなに混んでなかった)。サザエうどんを食したところどう見てもお酒のおつまみみたいな味付きサザエを刻んだものが入っててなかなか美味かった。さらに新しい人生の発見が。食ったら出したくなったのでトイレに行ったら近くでサッカーやってたみたいでなかなか美形のゼッケンつけた男子中学生がドアを開けて出てきたので「おっ」と思いつつ入れ替わりに入ったのだがその瞬間ウチの女房なんか比べ物にならないぐらい良い香りがしたのでほとんどビックリ仰天した。そういえば普通の生活で大の男が女性の事後のトイレに入るのは妻ぐらいしかないがいやこれは芥川龍之介の「好色」の平中の気持ちというか最近某画像掲示板にやたらホモが増えた理由も分かった。ライドというものはいろいろ分かって面白い。否、いいのかこれで!?いやよくねえよ。なんだよ最近の若い男は…どうなっちょるんだ!?いやドアを開けたら地獄みたいな老人が飛び出して来て地獄臭だったらそれはそれで嫌だな…
サザンセトとうわの売店は奥まったところにあるので幸進堂のみかんをつかったお菓子をおみやげに周南あたりをふらついてる人ならわかるが周防大島から玖珂盆地にゆるい斜度で帰る県道151号線ではなく割とキツい国道437号線で帰って(昼食+結構アチコチで休憩)平均16.1km/hであった。割とマジでここ最近良くても15km/h台だったので嬉しかった。あといい加減美希号で悪路走るのはやめてタイヤ太くしたやよい号に任せよう。