シュワルベにごめんなさい。kojakは不良品でなくリムテープが細すぎた。あと37-451で300g以下のタイヤとシマノの11-51Tスプロケが重すぎな件。

前回凹になったkojakを外したときは気付かなかったが今回じわーっと広がって一応ちゃんとはまった1.25のクローザープラスを外したらリムテープがしわしわになってた。サイクルデザインの激安26インチお試しホイールの細めのリムから移植したのが不味かった。

そこでシマノの20-559のリムテープに交換。これでもarayaのGP710(26×1.5)にやや細い上に固いと評判なのでチト苦労するがこの辺は年の功でタイヤレバーでグイグイやれば大丈夫。

いやまいったね。本気出したkojakはすごかった。WH-6700が出た時ユッチンソンのチューブレスタイヤ初体験した時のようなスムーズ感。これがkojak+プロショップがガチで組んでくれたホイールが本気だした力か。シートの下にBD-1用のエラストマー仕込んでるのも相まって、ホントに雲の上を走っているような感覚。これでガッツンガッツンブレーキも効くんだからたまらない。錦帯橋の桜は三分咲きでした。

ちゃんとはまってますね。リムテープ大事でしたw

沈下橋で写真を撮る。ほんと東京とちがって20km走ったらこういうトコに来れるのはクソ田舎の良いところ。どこまでも走ってやろうかと思ったのだが女房が「私もどこか行きたい」とのことで戻る。

弥栄湖で写真撮ってもらって見てみたら家族に裏切られて減った髪の毛が戻ってたwリカンベントで這いw世はすべて事も無しw

 * * *

そんなこんなで高槻やよいの誕生日なのに美希号(Raptobike)ではっちゃけやよいさんではマズイのでやよい号(azub origami)についても考える。まず都落ちして地方のドイヒーな道路事情に驚いたこの1年20インチのタイヤを451のホイールにインチアップしさらに太く20×1-3/8(37)にすることばかり考えてた。

300g以上で重くてやってられないもの。
・ARISUN XLR8 TPI60 110PSI ebayのおすすめで出るけど385g。
・タイオガ ほぼ全て。
・MAXXIS 全て。
300g以下で良かったもの。
・VEE speedster(B31617) 90TPI 100PSI 250g コレを90PSIで使うのがベスト。
・IRC SIREN COMP 75PSI 242g 75PSIまでなのがなあ…80PSIまで淹れたら十分な戦力に。
今回発見したもの(まだ買ってない)。
・KENDA K1047 KD SMALL BLOCK 8 20X1 3/8 DTC 60TPI 85PSI 280(+-15)g
・Primo 20×1-3/8(37-451) 85PSI 275g 上のKENDAと同じ感じ?
・Answer Carve H/P Tire 80PSI 242g(8.1oz) 英語サイトのカタログ値8.1オンス(=230g)なら相当軽い!?

田舎の路面状態の悪いロードを80kgのデブがリカンベントで走るには300g以下のタイヤを一度味わうとそれ以上の重さのタイヤは走り出しが重くてやってられない。空気圧は80PSI以上、できれば90PSIあたりが適している。100PSI以上になるとMAXXIS torchやVEEのごく一部のタイヤで試せるのだが一応速く走れるものの路面の凸凹が苦痛で楽しくない。

さらに昨今ウクライナで思い出したが我がRaptobikeのスプロケは10-46TのGARBARUKなのだが(GARBARUKは創業がウクライナで今はポーランドが拠点らしい)これが重量297gなのだ。対してやよい号のスプロケはCS-M5100-11の11-51Tで620gなのであるw

ただ分からないこともない。sunraceの11-50Tは1年経たずに削れて使い物にならなかったからだ。スプロケは安くて軽い支那製品は安物買いの銭失いなのは何度も書いておく。さてタイヤの重さもあるけどスプロケの重さもあるのだった。こいつをどうするか…

MAXXIS TORCH 20×1-3/8が届いた!のだが…あとkojak不良品決定でドイツはオワコン!!しかし…

写真はorigamiにつけたmaxxis torch。結論を言う。残念ながらVEE speedsterより使用感が重く、すぐ外した。

・maxxis torch 20×1-3/8(TIR30406) 340g
・VEE speedster 20×1-3/8(B31617) 250g

100gの違いはでかかった。明らかに漕ぎ出しがズブい。グリップはtorchのほうが良い。それは間違いない。speedsterがグリップ失ってツルッツルになる100PSIでも問題なく走る。しかし岩国~廿日市あたりの田舎道の凸凹割れ目だらけの舗装では100PSIのカチカチタイヤは俺には合わない。90PSIまで空気を抜いたspeedsterのグリップは同じタイヤだと思えない程そこそこ良くなるので、漕ぎ出しの軽さからspeedsterのほうを選んでしまう。これは走って楽しいレベルの違いなので譲れない。

こうなると今のところ田舎道を35や37-451という規格のタイヤで走るとなるとVEE speedster以外選択肢はないことになった。28-451でいいじゃない。という人も居るだろうけどやっぱりエアボリュームがあるほうが(俺には)良い。それにraptobikeだとフロント28だとリアは700cになって、559の寝そべったポジションが気に入った今となってはちょっとなあ。どっちにしろ451を諦めて406(インチダウンはカッコ悪い)にする未来も選択肢に入れる覚悟をしておこう。

でraptobikeであるがIRC SIREN COMPを取っ払ってこちらにmaxxis torchをつけた。SIREN COMPは75PSIのところ無理無理80PSIで乗っていたのだが今度は余裕で90PSI。SIRENの重さは20×1-3/8(185238)で260gなのでやはりtorchのほうが「ちと重いかな?」と感じるのだがこちらはorigamiと違って空気圧90PSIのメリットのほうが上回る。あと無理無理空気圧してない分メンテも安心で楽だ(貧乏なので乗り終えたらタイヤの劣化が怖くて空気抜いてた)。

 * * *

raptobikeと言えば最近559にした後輪にはシュワルベのkojakをいれて玖珂からマロンの里くんだり走り回っていたのだが渡ノ瀬ダムから下り基調の道を楽しんでいた道中なんか「ダン、ダン」とずっと段差を感じていた。初めての道だから気にはしてなかった。

ところが先日BRM319に向かおうと朝5時に出発した通り慣れた道であるはずのない段差が「ドカン!ドカン!」と永遠に続く…おかしい。結構通る道だけどこんなにでかい段差は続かないはず。それにマロンの里より酷くなってるぞ?と思ったらkojakの一部(ちょうどSCHWALBEのロゴのあたり)が凹っこんでる!

凹んだところがひび割れてて見たことない状態になっとる!26×1.5のリムに1.35のタイヤをハメたから?内幅18.5mmで不具合でるなんて話きいたことがない。とりまDNSしてパナの26×1.25のクローザープラスをハメてみる。ハメた当初はビードが広がらないけど気にせずエイヤっと規定の空気圧かけてちょい待てば普通に円に。いやこんなもんでしょ。40kmぐらい走ったけど異常なし。どうもこのkojak個体が不良品ぽい。しかし買ったのが去年でその後451の太いタイヤが市場に存在しないことに気付き、前後が準備できたのは年が明けてからなので返品は無理だなあ…

というわけで後輪がパナなraptobikeはいぢるついでにシートのお尻部分をちょい上げて蹴り出しを良くし、FRPを削らないようスペーサー仕込んだ。さらにボトルケージを支柱のアルミに直接つけることにして(写真では反対側)メインフレームの黒いバンドが取れてスッキリさせた。

しかしkojakに比べたらクローザープラス、普通にしかブレーキが利かない(kojakの効きが異常)。やはりブランドイメージから言えばkojakのほうがカッコイイ。シュワルベは嫌いになりつつあるうえに不良品つかまされたのにまた注文してしまった…これがミニベロ乗りのサガか…

サイクルショップやまださんのお陰でraptobikeが止まる。止まる。止まる。ABSのPCX150より止まるかも知れない。俺は笑いが止まらない。

とりあえず「非駆動輪は駆動輪よりスポークが少なくないとなんかカッコ悪い」という既成概念を打ち破って36Hの559ホイールをサイクルショップやまださんで組んでもらった。「やっぱりARAYAはいいねえ。これは正確で頑丈だよ!」のお墨付きである。

うむ。乗った感じ背中がブレない。カタい。なにより止まる。ガチで止まる。新宿7丁目の交差点で俺のraptobikeと同じぐらいの速度で走ってたABSの150ccのPCXがraptobikeより短い距離で止まった時はビックリしたもんだが、あれより止まる(かも知れない)。全く安定している。ヨレない。これだった。406とか451のホイール組んでもらうことも重要だったがraptobikeの非駆動輪にして後輪(ブツは前輪w)を26インチにして太くするだけでなくガッツリ36Hにすること。kojakの1.35の太いタイヤも相まって、ほんたうにがっつんがっつん止まる。しかも狙ったところに止まる。狙いすまして止まる。TRPのspyreが本来の仕事している感半端ない。手ごたえがバツグンに確実である。俺は笑いが止まらない。

そんなわけで土日連続でraptobikeで走ってました。感性が衰え、世界大戦が起きてもなんも感じなくなった50歳にしては珍しいことです。

玖波駅あたりから289号線で渡ノ瀬ダムに登ってあとは下り基調で感動。これは距離は違えど国道18号線で軽井沢から直江津まで基本下りと同じ感動があった。少々の登りはあってもスイスイ。まさにおニューな後輪のお試しコースとしては最適である。

調子こいて乗ってるとマロンの里交流館にて休憩。マロンの里という栗型のマドレーヌが250円で少々高えなと思いつつ食ってみたら割と美味かった。(もうちょっと座って休憩したかったんだけどなんかコロナで縮小営業中だったらしい)

なんやかんやで妻へのお土産を出すと「あなたもお土産を買えるようになったのね」と喜んでもらえた。まあ家族から虐待受けてたらそういう人間にはならんだろう。ウクライナの惨劇もイマイチぴんとこない。小指をぶつけた動画のほうがよっぽど心が痛い。