GW前半は一人自転車でダム巡りで100㎞ほど走ったがGW後半は妻と一緒にドライブである。なんか喋りながらアチコチ寄るので自転車より車のほうが移動距離は短くなる。こんな”当たり前”のことが他人ではそうでなはいらしい。

以前から「なかなか良い」と聞いていた二鹿梅津の滝に初めて行ってみた。いやマジで割と良い。写真で観ると割と見ごたえがある。滝つぼを見た帰りには喜和田鉱山の案内看板があって「へえ」と驚いた。

ただ割と良いだけあって不届き者も寄って来るらしく帰り道かなり派手にゴミが捨ててあった。環境省がらみで国連大学に出入りしてたので国の金で来てる地位なのに相当ヤヴァい外人連中見てきた日本人としてはマッコリ飲むような人間か…と思ったりする。

チャリンコで何度か走ってた道に見慣れない古民家カフェ「石楠花」が。「なんだコリャ」「寄ってみよう」

これは良いわ。建築のことは分からんがかなり頑張ってる。細かいツッコミはコーヒー飲んで言えば良い。うっすら冷房が効いている。対応してくれたマスター(水墨画の人)は「ここ冷房も暖房も効かないんですよ」と苦笑いしていたがわしは猛暑の避難所に良いと内心ほくそ笑む。

トイレもすごい。スイッチもすごい。フェルト立体の動物がいっぱい。これもマスター作との由。

完全に古民家オサレギャラリーである。メインは水墨画である。獺祭で有名なセンセの息子さんの山本一芯さんの書の展示もあって今ならオトクw

コーヒーは500円。セットで700~1000円。これも良心的である。

古民家のリフォームで結構ご近所さんが応援してくれたとか、いろいろお話できた。自転車の置物があるがオーナーさんが自転車乗りとの由。険道130号線は周東から二鹿まで離合もできない道だったと伝えると獺越を遠回りしてくる名もない道のほうが広いと教えてくれた。地元民だがこんな”当たり前”のことを知らなかった。

いつもチャリンコ一人なのでコーヒーだけ注文してた北河内のコッチネッラで念願の夫婦二人でピザ注文。カラスミとしらすのピザを食べた。自分はまあ普通の味だと思ったが妻のほうは気に入ったらしく「今日は天気が良い」を連発してた。ちらほら米軍の人が見えるなか、景色と食い物が快適である。インド=パキスタンのニュースを聞いてパキスタンのイスラム教が異端だらけなことと国連大学で旅費の受け取りで騒いだインド人科学者のことを思い出す。

コッチネッラの後は妻が「まだ行ったことない」と最近リニューアルして立派になった江木食品に寄ってみたら山陽小野田市のお酒・山猿が安かったので買ってみた。帰宅して当初失敗作だと思ってたけど何度か使ってると「割とイケてるかも」と思い始めた自作のおちょこで呑む。やっぱり酔っぱらうと扱いが雑になるおちょこは他の作家さんが作った華奢で丁寧な造りより重たくて野暮ったいほうが良いんじゃねえのかなあと下品に思う。「いい酒が手に入ったからお刺身食おうぜ」とイオン系のザ・ビッグで買った安い刺身だがこちらも品質が普通で満足。東京に居たころはバカにしていたがここ数年イオン系の品質は上がってて何が斜陽なのだと実感するのは難しい。妻はカツオを買って「今は新玉ねぎの季節」「当たり前じゃん」との由。