浜田城、今まで見たお城のなかで一番迫力があった。そしてついに西日本でウドを発見する。

GWは混むからとっとと2025年の春の観光すませちまおう。ということで浜田ニューキャッスルホテルそばのうら寂しい裏山に上ってみたら浜田城だった。松本城とか松山城とかテーマパークみたいでつまらんが、こっちは当時のまま崩れかかっててガチの遺跡感が半端ない。ホテルも安くて狭いけど設備が新しくて大満足であった。

何しに島根まで来たかと言えば温泉津のやきもの祭りに来たから。わしらより安くて良いものが売ってて内心びびって早々に立ち去る。

岩国から温泉津に着く直前、疲れたのと腹減ったのでなんか建設中の「道の駅サンピコごうつ」にたどり着いた。「3月20日ごろできた」との店員さんの由で「なんたる幸運」と思ったら「なぎの木テラス」という建物ができただけだったぽい。

正直やきものを見る前にサンピコごうつから見えた風車見に行こうぜと見た海岸と大島神社のほうがシンエヴァしててステキであったw
 周防大島のみなさん全国区からすれば「大島」って江津の大島神社ぐらいの大きさの島のことを言うんですよ。「屋代島」のほうが全国区的ウケは良いよ…

やきものだけで観光は済まないだろうな。と言うことで日産マーチに忍ばせてきたKHS T-20で石見銀山をウロウロする。最近の学説で浮上してきた大内氏が山口遷都を計画できた資金源という意味では注目している。

そこそこ身体を動かしてホテルの近くの「昭和処いっぱい一杯」。なんとなく「ちょっといっぱい!」って漫画があったのを思い出す。

「赤てん」ってのが有名らしい。割と美味い。梨本小鉄って漫画もありましたなw

開けて日曜日、帰りに温泉でも寄るかと「ゆるーと」で日帰り500円で検索して美都温泉湯元館に来てみると「柴犬のルーツ」が推しのようだ。温泉は石がゴツゴツ組んであるタイプで縁に後頭部をのっけて宇宙遊泳できないのでいまいち。露天風呂は良かった。

それより湯元館そばの「道の駅 サンエイト美都」で西日本で「うど」を発見したことが大きい。イタドリなら生えてるのにウドはないのだ。あと山口県のニラは不味いのも不思議である。

頑張れトランプさん!chinaの植民地ドイツのSCHWALBE SX-R 30-451はaliexpressでしか買えないがセルフ検品すれば使えるかも。

カナダもオーストラリアも自国の製造業がガタガタだからchinaの軍門に下ったわけで、シンゾー亡きあとトランプさんが世界を引っ掻き回すのも当然な春。桜満開のなか山口県由宇町の大将軍山に向かいました。

周東町から由宇町~下松を東西に横切る大規模農道を通ってそこそこ山道を登るとたどり着く山カフェなかくら。なんとデザートセットが500円。これは嬉しい。

銭坪山に上る道から大将軍山に分け入る坂道は斜度25度あるそうな。久しぶりの激坂に絶叫してしまった。SX-Rだけどつべ動画の最後あたり国道437を株価みたいに時速70kmで下ってもバーストしなかったので目視でひび割れとかなければ、まあ大丈夫ではないかと。

大将軍山で自動車や自転車が登れるのはここまで。トイレはある。なんだつまんねえなと神社へ向かう階段を登ったら…

まるで漫画かアニメみたいな景色にビックリ。一応岩国出身だけど全然知らなかったぞコレ。眼下の由宇町から歩いて登ってくる人いるのかしら。

霧峯神社。大内氏が伊予の豪族と戦って勝った記念みたい。最近の研究では大内氏は山口遷都を意図していた説も割とあるらしく、百済の末裔を自称していたことも考えたら日本史がひっくり返る寸前だったのかもね。

次の4月6日は行波で7年ぶりの神楽をやっているというので行ってみた。かなりの人出。

これまた天気が良くて気持ち良い風が吹いてアニメか漫画みたいな風景が広がっている。岩国市出身だが全然知らなかった。ていうか神楽は知っていたけど辛気臭いもんだと思い込まされてた。実際はBPM300ぐらいで5小節とか7小節のリズムでみんな肩で踊ればいいのに。

しかし神楽の内容は良く分からない。出演者は笑っていたので面白い話とかエロい話とかなんだろうけど。

夕方にはこの木に登るそうだがそのころは車は渋滞するだろうからとっとと引き上げる。

行波駅から沈下橋を渡って南河内駅そばの椎尾八幡宮にのぼりがいっぱい立っていたので寄ってみる。

なるほど。もともとはここで神楽が奉納されていたそうです。また7年後に。

K12マーチのカム角センサー変えたら22年間味わえなかったCVTの無段変速を味わう~広島県廿日市市まちの駅ADOA大野から今は亡き岩国市玖珂の盆地飲農を思う。

広島県立美術館に行って日本伝統工芸展見てきました。作家さんの作品はすごいんだけどみんな同じ感じがしてやや期待外れ。

駐車場は1時間400円で館内でなんか食ったら30分の200円割引なので1階の食い物屋に入ったらコース料理しかないんでやんのwと思ったら3階に喫茶があった。

どうせ冷凍だろと思ったがなんだか割と美味い。ゲルが嫌いだから言うわけじゃないが島根県立石見美術館より美味い。高いけどちゃんとした感じがするので悪い気はしない。

んでもって広島市内の雑貨屋さんPENCIL。こんなものが実際売れてるのかと思えば正直、日本伝統工芸展より見ごたえがある感じw

で岩国に帰る途中立ち寄った、まちの駅ADOA大野と今回の主役K12マーチ。一時タイミングチェーンが伸びたとか疑われて廃車かと大騒ぎしたのだがカム角センサーを変えたあと位相チェックした日産から「問題なし。なんで一時始動が出来なかったかは原因不明w」とのお墨付き(?)をいただき数日間自宅から職場へと恐る恐る走って様子を見た後、本日、高速を試しに走ってみたところ表題の通り変速ショックが激的に減っていることに気付く。今の仕事でHA25アルトや現行三菱ekワゴン乗ってるけどそれらに比べても全然ショックが小さい。いや、もう22年前「日産のCVTはこんなもんか~まあいいけどw」と思って昨日まで乗り続けた身としては「こんなこともあるのか」とビビっている。日産が裏でなんか問題のあった部品交換したのかも知れないけどまあこれがK12の真の実力なら良しw

でもってADOA大野といえば「きいろ」ニュース。なんと乾きもの…じゃなくてスコーンとかクッキーだけでなくアップルパイやタルト、ショコラ、売り切れで姿すら見えなかったプリンという生ものまで手を広げていた!「きいろ」ファンとして大喜び。

そしてピンクフラミンゴこと「ぴんたこん」もお弁当売ってた!こちらも売り切れで姿は確認できず(パンは普通に売ってた)。ピンクフラミンゴは岩国の道の駅「盆地飲農」にも出店してたんだけど岩国のほうは道の駅そのものがつぶれちゃったからなあ~

なんつったってADOA大野にはちゃんとした屋内で座って食事が出来てお酒も飲めるお店が3つも入ってるからなあ。(盆地飲農は規模が縮小されてオープンテラスしかなかったんだがこれが夏は暑くて冬は寒すぎてどうにもならなかった)返す返すも悔しいことですよ。

年明けて もう広島県の植民地の岩国市の植民地とは言わせない大竹市の下灘美術館に行って地方創生を考える。

1月3日走り初め。初春やモチで押し出すなんとやら。

東京では10分でこんな景色の中を走るなんて夢のまた夢である。ようするに田舎で地方なのである。次の1月4日はドミノピザがあっという間につぶれた隣の田舎の大竹市になんだか最近できて東京の知り合いが「行ってみたい」とか言い始めて何事かと思った下灘美術館とやらに学芸員の資格持ってるワシら夫婦で夕まずめに行ってみた。

なぜ夕まずめかと言うとすぐ近くの小方港から阿多田島へ釣りに行くわけではなく2月16日までナイトミュージアム期間と銘打っていやらしく光らせているとの由。やってることはどっかの民家や公園でやってるクリスマス・イルミネーションと変わらないのだが…

入った瞬間「あ!隈研吾だ!」と思ったが残念、坂茂という人の設計らしい。ぶっちゃけ星野リゾートみたいな安っぽい施設を想像していたのだが変なハートマークとかないので危ないというかスレスレではあるがそれより上なレベルを目指しているのは間違いなく結論から言うと安心したというか何を小癪なというか地方創生としてはかなり歓迎できる施設であった。

日が沈むにつれ大竹市とは不釣り合いなオサレ空間が広がり富士通の残りカスみたいなF-41Aのゴミカメラでもこんな映え映え写真が撮れまくりでしかも美術館というハイソな場所なのでタバコを吐き捨てるような人種も寄り付かず都落ちした自分としてはかなり悔しい。建物は建材か土台がどうもフワフワしててジャミロクワイのMVみたいに水平移動するかも知れないが(すこし期待している)インタラクティブというか観客参加型インスタレーションな展示はできないんじゃないのとか変な心配しつつオサレ全振りしてる点はむしろ潔いです。

日も落ちて大竹のコンビナートを遠くに見ながら先ほどからスレスレというか危ないと言ってるのは一歩間違えればオサレなラブホという気がしないでもないが仕事帰りの市民が散歩がてら眺めて「オラが街にも良いもんでけた」と自慢できるもう少しフレンドリーな立地にすべきなんじゃないかなあ。近くの小方港、ガキんちょが騒ぐ公園、ゆめタウン、コメリパワー、トライアルから道路も隔てた少し隔離されたような場所なのだ。せっかく映え映えスポット全振り施設なのに金払わないと少しも見えないというのはもったいない。なんならイベントのたびに屋台や露店が並んでても良い。食事とか座ってお茶できるところも近くにあんまりないんだよね。

(1/6追記)俺が「なんか隔離されてるみたいでやだ」と思ってたらこの美術館、宿泊施設があるようでした。うーん。それはそれでなあ…

闇バイ東京から逃げ出して瀬戸内海沿岸に引っ越したらフェリーで訳の分からない島に行こう。廿日市市阿多田島に行ってきたら釣り掘り島だったので驚いたレポ。

左翼だらけで頭がおかしくなりそうな東京から陶芸家になるべく周東町に引っ越したら廿日市市の会社からお呼びがかかって毎日40km原二で通勤しているのだが途中の大竹市に小方港というちっこい港があって、瀬戸内海ならではのちっこい島へのフェリーが時々見えたりして、ああ地元の人がひっそり利用してるんだな。と思ったら前述の廿日市市の会社が「釣り堀行きたい人~」とか募集したもんだから言ってみた由。

今まで見た中で一番ちっこいフェリー。結局乗り込んだ自動車は郵便局の軽トラ1台だけ。なのだがこの阿多田島フェリー、朝9時30分出航なのに8時30分でほとんど35台分の駐車場が埋まっていたのだ。船が小さいもんだから釣り道具踏むな押すな大賑わい。正直、驚いた。

家賃15万円で50m2だった東京から逃げ出して家賃3万円で100m2ある古民家は地上デジタル放送のアンテナがないので新造船とおぼしきかなりキレイな船内放送で1年ぶりぐらいに地上波を見る。

そんでもって当たり前だが宮島その他の島々を普段見かけない角度から見ることが出来てはしゃぐ夫婦。わしも2級免許いつかとりたいのう。ギギギ、あんちゃん、そうじゃのう。

これが阿多田島だっ!!しかし今回は10分ぐらいしか島に滞在しない。

阿多田島港からさらに釣り堀やってる業者の船に乗るのだ。このとき「どこまで行くのだろう」とワクワクしてたら目的地の海上釣り堀は数十メートル先の阿多田島港内でしたw他の釣り堀ではない本格的な釣りを楽しむ人たちはどっか遠くのポイントに行ってるんでしょうね。

まあ結局手ぶらで来た素人は釣れない。ただ波の穏やかな海でのんびりときどき補充される魚の影をながめて日焼けできました。ここで今回の記事の注意点。

・まず我々は会社のイベントにただ乗りしただけなので料金などは一切不明。「NHKがタレ流して都民が信じ込んでる『あらゆる地方は疲弊困窮してて瀬戸内海の島々も全て困窮のドン底にあって革命を起こして日本をchinaに売り渡せ!!』は大嘘で阿多田島は釣り客だらけで下手な都内の汐留や六本木の某施設より賑わっていた」という事実を目の当たりにしたこと。

・なんか「離れ小島で釣り」ったらプロぽいけど素人向け海上釣り堀もやってること。これ趣味の施設としてはかなり優秀だろ。

・海上釣り堀上でのサービスはちゃんとしたトイレと釣り具のレンタルがあるので手ぶらで参加してもいいけどあんまり良い道具貸してくれないよ。会社のみんなは自前のクソ良さそうなタックルとなんかブクブクしてるバケツに生餌もってきてバンバン釣ってたよ(皆やさしいのでワシらにも少し生餌くれた)。あとルアー、ジグの類は禁止ぽいよ。釣り堀の外に糸を垂らすのも禁止だよ。でも誰も何も言わないよ。

・ただし飲食関連施設は皆無なので飲み物とお弁当は必ず持ってくるように念を押されます(特に水分ね)。あと日差しを遮るものがないので帽子も。季節によっては防寒も必要でしょうね。

そんなこんなで坊主保証サービスを受けた我々。このあと自宅の台所でさばいたけど素人仕事ではお刺身はあんまり美味しくできなかった。ただ切るだけなんだけどやはり技術が必要なんだなあ。しかし煮付けは美味かった。冷凍して保存してあるけど、1週間たってもまだ食べきれてないw

広島県廿日市市のまちの駅大野ADOAの「きいろ」おすすめ。

まちの駅ADOA大野は国交省から金もらってる道の駅でもないのにうまくいってる施設でここで売ってる「きいろ」という個人(?)がやってるお店のお菓子が美味い。なんか小麦粉が美味い。不思議と美味い。東京でも出会うのは難しいレベル。

で食事もできるのだがアドア日本酒の会なるものがあるらしく、ここは広島県廿日市市なのに山口県岩国のお酒である黒松が案内されており、ほほう。と思った。

ついに本州から四国へ9000円台でフェリー移動することに成功する。

伊保田に港を発見してから長年の夢であった本州から四国へ1万円以下でフェリーで移動することに成功した。

行きしは予約でいっぱいだったので乗れず、帰りの日の朝ダメもとで電話していたら松山の三津浜から周防大島の金魚の尻尾のさきっぽ伊保田の1日3本しかない便の最終(20:30発)の予約が取れたのだった。結果、片道9590円の領収書をゲット。行きしのETCの記録は玖珂IC→福山西(3,730円)+向島本線→今治(2,950円)+今治湯ノ浦→松山(1,490円)=8,170円となりなかなかいい勝負。橋は立派だが対面通行もあるしょぼしょぼ高速のしまなみ海道をちんたら走るガソリン代+ただでさえ二輪に比べて少しも楽しくない四輪を年寄りになってさらに苦しくなる一方の運転代行を考えるとフェリーのほうが安くて楽なのは間違いない。

とりあえず電話で「20分前には港に来てください」とか言われたので三津浜港を目指したのだが四国はやることがないので食事で時間をつぶそうと人生初の「くら寿司」に入ったのだが全てがドリフよりクルクル回っており落ち着いて食ってる場合でなく早々とファミマ 松山余戸南六丁目店のイートインでコーヒー飲んでボケーっと時間をつぶして1時間ぐら前に着くと係りのおじちゃんに予約番号と名前を伝えると4番レーンに案内されたの図。ここで車をいったん降りて受付に行くのだが出発30分前にならないと窓口はカーテンが閉まっててここでもなにもできずボケーっと過ごす。ちなみに三津浜=伊保田は現金決済のみ。

とりあえず利用者はそこそこ居て車はいっぱいでした。バックでフェリーに乗ったのはじめて。よく見ると伊保田で降りる車だけこっち向いている。

不満というかフェリー内の自販機は飲み物だけ。しかも外にあって風も強く寒い。津軽海峡冬景色ごっこ可能である。

しかし屋上は最高で銀河も見えれば離れ行く松山も見えた。財布や携帯入れたサコッシュが吹き飛ばされそうなぐらい風も強く見下ろせば暗闇にのたうちまわってる波もボケーっと見てるとひきこまれる迫力があり外洋航路でバイトしてたが外国人が命をかけてjump shipする気持ちも少し分かった。

ちなみに21:37に伊保田に着いたので自宅に23時前にもどることができた。これが柳井港だと23:05着なので深夜割引があってもあんまり利用したくない。しかし旅行2日前に往復割引かまそうと電話したら予約がいっぱいになるほど人気航路だとは思わなかった。がんばれ防予フェリー。