風邪引いたので津和野まで70km程度走ってみたら「糧」という明治大正の病院を保存した野菜料理レストランがナニを小癪な(椎名誠風)感じだった。

コンパクトクランクと周東町から津和野までのゆるい登坂。風邪を飛ばすにはちょうどいいコースを暑くなる前に走る。

で女房と合流して津和野の「糧」というお食事処へ。割と津和野駅から距離のある場所。ていうか「堀庭園敷地内 旧畑迫病院」とあって明治に畑迫村の堀さんが鉱山で財を成して地域のために病院をつくったそうで、それを保存している由。これは面白い。

病院、医食、まあ薬膳ぽい?ということでお野菜が中心のようだ。カレーの、写真で言えば左半分は美味かった。もう一回来ようかな。と思うぐらい美味かった。

ビュッフェの女房が帰って来た。正直自分の様に自転車に乗ってる(体重を気にする)人間としてはいろんな野菜がアレコレてんこもりになって出てきてちょっと狂喜。

デザート。ああ季節のアジサイね…と思ってほじくってたらムギが入っててなんか甘い。これも美味かった。むむむっ。これはこの手の施設でかなりうまいことやってるなあ。

食った後適当に明治大正昭和と病院だった建物を見学。面白い。くっそー山口県の粭島の小学校なんかこれ以上にカッコいい建物だったのに取り壊されたんだよな…あと本郷の市役所支所のカワイイ建物も影も形もなくなってしまった…島根県がうまいことやってるのはくやしい。隣の県民としてくやしがるべき。

メチャクチャ面白いわけではないですよ。歴史資料としてはもっと切り込んだポスターが欲しい。しかし、建築は本物なので高圧電気とか天窓とか水回りとか、環境省辞めて広島でドカタやりはじめた身としてはやっぱり面白い。

そんで津和野駅前の喫茶店でコーヒーしばきつつ鷺舞みようぜと涼んでいたら煙が見えた。マスター曰く「SLが16時に出る」そうであわてて撮影。我ら夫婦ともども蒸気機関車が動いているところ見るのは初めてで興味なくてもやっぱり良いもん見たなあ感は半端ない。迫力もあったしなにより音がでかくてかなりビビる。

で鷺舞のほうは暑くてついていくのが大変でした。おじさんが汗かきながら頑張ってました。これは津和野一日見るものてんこ盛りですわ。妻のお陰で「糧」を知ることが出来て良かった。

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