昨今流行りのコンパクトクランク。リカンベント自転車なのでヒールキックが怖くて導入したいのだが152.5mmなんてどう考えても安いパワメの目途がなく、しかしヘッドアングルスペーサーにもできることには限りがあるし重量は増えるしで、せっかくだからこっちを選ぶぜと清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したコレ、2個目買いました。(54歳爺のファンライド用途なので強度は問うてない)

前回まあまあ軽いなと思ってたら580gでした。ハッキリ言ってここ10年クラスの「買ってよかった逸品」ですな多分。なんだろうこの感じ。1回転で進む距離も11速で割り振られる距離も同じなのに瞬間的なトルクが細かく細分化されたのか高ケイデンス(50~60が60~70になっただけだが。そこ普段90以上の人笑うな!)維持が楽に→つまり坂とか長距離が楽に(感じられるように)なって体重が80㎏切ってきました。もう理論はどうあれ、仏教とかギリシャ哲学とかでいう修行というか実践とうか、この「感じられる」が重要なのよね。
男ってのは太っていると警戒されまくり。新次郎がかつて天下りと二分するほど忌み嫌われていた随意契約を企業とこれまた単なる癒着してコメを安く売ってもマスコミが好意的に報じれば日本人の朝三暮四ここに極まれり。そんなわけで今の人からは信じられないだろうけど実の母から「畳の上で死ぬのは恥ずかしい」とガチで教わった最後の世代の長州男子としては虫の湧いた買溜戦士古古古古古古古古古古古古古古古米を抱いて畳の上で死ぬ人間だらけの世間を長距離ライドを楽しむしかないのであります。
先週の5月25日、女房が防府で俳句の会があるってんでカーサイクルとしゃれこんで防府→山口市でみずほ銀行の通帳記帳→道の駅仁保の郷でつっぺ焼き購入して帰るコースを選んでみた。防府では晴れてたのに仁保から徳地まで気象レーダーに映らない雨で結構参った。

参ったと言えば仁保の郷がリニューアル中でつっぺ焼きが販売休止中だったこと。でもまあこれも記念と言えば記念。

あと動画では(もちろん)カットしたけど犬鳴滝の手前高瀬サンスポーツランドでおそらくウルトラマラソンなど嗜むお姉さん二人組(年齢表現については不問とする)ににこやかに話しかけられたこと。この冬は目と耳が氷点下のモトで再起不能な損傷を受けるぐらいに太っていたころに比べると痩せてから本当に人から気楽に話しかけられるのを感じる。スポーツ重要。機材選びも重要。
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さて今週の5月31日は日本最古の石器だと認められたニュースが報じられた冠遺跡付近まで行ってみた。そういえば国道434号の須川バイパスが3月に全線開通しててそこを通れたのも良かった。

国道434号と言えば寂地峡と言えば「菩提樹」の山田うどんとわさび丼。結構美味なのだがわさび丼についてはお上さんのアドバイスに従わずちびちびわさびとお米の割り振りを考えて食すのが俺流。

事前情報で冠遺跡は私有地だから入れないことは知っていたのだがいつの間にかドッグランの施設がきれいに整備されて建物もとても明るい雰囲気になっている。

犬連れてない自転車野郎でも問題なく食事やコーヒーで休憩できる施設で、見晴らしが良くなかろうとも峠にこれは、誠に誠にありがたい。子供連れが多いので気を付けなくては。

国道186号を南下して広島県道30号線から国道2号に出よう。とくれば周防大島の幸進堂と並んで安くて美味しい津保美堂で女房へのお土産を買う。特に白あんが美味い。写真は通りすがりの奥様に一生懸命支えてもらって撮影。スンマセンと告げると「津保美堂を宣伝してくれるので」で感銘を受ける。当日はマルシェかなんだかお祭りのようだったけど、自愛も大切だし地元愛も重要だなと思った由。