千早号(GIOS LEGGERO)天日干し。

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さて、そんなわけでランドネきたかん。
ここらへんで一発、宣言しておく。私の自転車人生の大半は

性能(特に安全性)が飛びぬけているRAPTOBIKEが、ほっといたら通勤専用バイクになって仕舞いそうなのを避けるためにはどうしたらいいのか。

そのために存在していたと言ってもいいだろう。そのために美ヶ原にも出た。富士山も回った。山口県も回ったし、そしてええい、仕上げにと、あの400kmである。

だが、やはり400kmは未知の世界であった。当初の目論見から外れ、300km以上という長距離では異臭もとい一周回ってロードのほうが適している!?(詳しくは前々回の記事を参照)…そういえばブルベって30km/h以上出すことも少ないし、raptobikeご自慢の自動車よりもすごいブレーキ性能だって必要ないじゃん。長距離こそゆるゆる安全運転で行けばいいのだ。

と、ますます

・高性能なリカンベント・ローレーサーは距離15km程度の安全で速くて確実な通勤に持ってこい。

・性能はイマイチだが軽く長距離ほど強いロードバイクで輪行したりブルベしたり…

という図式ができつつある。いかん!いかん!認めんぞ!ワシは認めんぞ!なぜなら

ローレーサーで通勤するのは恥ずかしいからじゃあ!!

とかなんとか言うよりもやってみるのが正しい。ロードバイクのGIOS LEGGEROを引っ張り出してきました。ええ宣言しますよ。近いうちにこいつで一本走ります。raptobikeに乗り始めたのが2008年だから7年ぶり。

ん?STIレバーがうごかんぞ!!

ええええ?「シングルは雨の日だけでいいよ…」とぼやきつつ5月26日に朝の新宿でGIOS LEGGEROをシングルギアでヨロヨロ走ってたのは私です。(FDは動いてたけど)ついでに言えば

俺「スイマセン。自転車壊れたんで会社休んでいいですか。決算終わってるし朝の銀行業務は無事終了してます」

上司「いいよー。おつかれー」

これが本当の豊かさだ。俺はツイッターとかで貧乏自慢とか聞くがマジで嫌。そんな奴は即切り。お前ら豊さ自慢しろ。円も安いし株も騰がってる。いい加減に気付け。これからの世の中は全部仮想なのだ。世の中は良くなると思い込んだらそうなっちゃうのだ。(恐ろしいことに)世界は楽天家が勝つようなルールになりつつあるのだ。まあそんなことはどうでもよくて、STIレバー。ラスペネを垂れまくるほど吹き付けてガチャガチャやれば再び動き出しました。

…の、ところまで先のホイールを受け取りに行ったイークルにて談笑。

イ「保管方法は?」

俺「勿論室内、日陰です」

イ「それあるかも知れませんね。オイルが固まっちゃうんですよ。時々動かすのが一番ですが、太陽にあてるか、ドライヤーで温めるか…」

なるほど。

まあ頻繁に乗らなくなって7年ぶりですからなあ。

そういうわけでGIOS LEGGERO 千早号、天日干しの図でした。

FH-M785。シマノ製品はじめての不具合。

3月6日にイークルさんとこで406でエアロブレードスポークのホイールを組んでもらうために購入したFH-M785。3月28日に受け取り。4月29日(昭和の日)にはランドネきたかんの試走で400km走った。そして5月12日に壊れたので、ランドネきたかんには普通の丸いスポークで出たのだ。もしかしたら!エアロブレードであればあるいは24時間を切っていたかも…(わけないか)

そのFH-M785の壊れ方であるが、成子坂下あたりの青梅街道を新宿から中野坂上に向かって下っていると突然固定ギアになった。ハッキリ言って、超怖かった。幸い、スプロケは11Tだったので速度は出ていたがチェーンが滑ってタイヤがロックすることはなかった。

それを今日、シマノから部品が届いてイークルさんで組み直してもらったのを受け取った。原因はラチェットの一つが破損していた。というもので勿論無償交換。

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それまではシマノの製品と言えば性能は飛びぬけてないけど、どんだけ雑に扱ってもそうそう壊れない。というイメージであったが…ウーム…大丈夫かよ。ハブなんかそんなにメンテが必要な部品じゃないでしょう。特にDEORE程度の製品を買うようなゆるゆるユーザーにとっては…。シマノさん、たのんますよ。一応報告まで。

ランドネきたかん400km、リカンベントraptobikeで24時間5分で完走できました。

走り終えて思った。もうこれで自転車趣味は卒業だ。もう二度と自転車にのるもんか。

見るのも嫌だ。

なぜ俺は自転車なんかに乗っているのだ。

リカンベント raptobike low racer。

私がこいつに惚れこんだのは、いつも安全で、楽だったから。raptobikeのシートに寝そべれば、辺りはパッと変わる。思い出すのは「楽」で「楽しい」思い出ばかり。こんなことを言ってはなんだが、危険を感じたことは一度もない。「ここで止まってくれればいいなあ」と思ったらその半分ぐらいの距離で止まるし「これぐらいの時間の短さで曲がってくれたらいいなあ」と思ったらその半分の瞬間にはもう次の行動に移れる体勢になっている。路面が乾いていさえすれば、化け物みたいな挙動ができるバイクがraptobikeである。

さらに100km走ろうが200km走ろうが、リカンベントなら他のどの乗り物よりも身体の負担が少ない。自動車やオートバイよりも少ない。唯一対抗しうる乗り物はロードレーサーだが、サドル選びに失敗したら長距離は地獄だし、お股にクリーム塗らなきゃ太ももの皮膚がはげるし、そもそもブレーキングに腕の力が必要なんてナンセンス。あまつさえレーパン必須。まさにリカンベントに比べれば、欠点だらけ。その点raptobike low racerなら、何キロ走ろうが身体の調子が悪くなるなんてことはない。そう信じていた。昨日までは。

自治体主催では初となるブルベ形式に沿った走行会:ランドネきたかん400km。

ブルベ?いつかは挑戦せねば。自転車乗りなら皆そう思うはず。400km?「ブルベが非日常になるのは400から」「400からがキツい」やってやろうじゃないの。俺のraptobikeにかかれば怖いものはない。俺とraptobikeに不可能はないのだ。

正確に言えばブルベ形式に則った走行会。標高差が少なめで言わせる人に言わせれば「ド平坦」。リカンベントで初参加するならこのチャンス、狙うしかない。

しかし体験してみたブルベとは車種に関係なく艱難辛苦をあたえるものだった。

つらかった。キツかった。raptobikeに乗って心底「ツライ」と思ったのはこれが初めて。前回の試走と違い、朝食もちゃんと摂ったのに…

raptobikeは完璧な乗り物ではなかった。一介の自転車だったという感覚に、ショック状態。夢から覚めた少年のようにしばらく立ち直れなかった。

 * * *

群馬のトラウマ

出だしが遅い。1時間ぐらい遅い。

前回の経験から朝食を食べたから大丈夫。と安心していたのに、はっきりした理由は不明のまま、疲労が蓄積する。
慣れない集団走行のせいかもしれない。序盤は勝手ブルベに比べて自然とスピードは落ちて、第1PCのサンクス岩舟街道店は12:45。(試走は12:15相当)

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それにしても、群馬の人には悪いけど、朝食を取らず気分が悪くなった前回に引き続き、今回もなんか気分が悪い。もしかして花粉が飛んでいるのかなあ。

まあ、多分暑さのせいでしょう。しかし私も自転車乗りのはしくれ。暑い中を何度も走った経験があるけどなあ。このダメージはなんだかおかしい。群馬に苦手意識が出来そうでやだなあ。

そして、総合保険センターの焼きまんじゅう。皆さんバクバク食っていたけどそもそも私は「お前はまだグンマを知らない」を読んで知っている。あんなもん食ったらそれこそ弱り目に祟り目。

かつて存在した2ちゃんねるで「自転車乗りならコンビニ休憩なんか5分で済ませるぜ」とか言ってましたが実際ブルベやってみると素人が頑張って摂る休憩時間、30分がデフォです。自分でも時計見て理想と現実の違いに嫌になりました。

もう群馬はトラウマ。群馬怖い!群馬キライ!群馬最悪!しかしその群馬が最後に救いの手を差し伸べる。

梅丹本舗、そしてCOOLISHに救われる

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誰も知らない群馬の至宝、ばら園北門にて「こ、これは…」梅丹本舗のサイクルチャージシリーズ3本+2RUNが無料配布!「ありがとうごぜえます~」「ありがとう~」「ありがとう~」ブルベ初体験者(私)の気が狂っていたのかエコーつきで頭のなかに鳴り響いた(マジで)。

思わず2本にかぶりつき、残り1本は茂木の(ブルベ慣れしてる人にとっては)ゆるふわ丘陵地帯越えのため残す。黒いのがカフェイン入りと思ったけど、後で調べたら黄色いほうがカフェイン多かったのね。とにかく大洗で飲んだ黒も効いた。マジで効いた。ブルベの神様が初心者に差し伸べてくれた唯一の救い。しかしこの一発が効きました。助かりました。ありがとうございました。

とにかくブルベは補給だったのねー。朝食を取ったから大丈夫とかいうレベルでなく。しかしこればっかりは人に聞けない。自転車のアドバイスは人に聞いても個人差が大きくて相当運が良くないと役に立たない。とりわけ補給は身体の内部の話。どうにもならない。

もしも誰かがアドバイスして、おいらがそれを買って食ったとして、そして数時間後の休憩ポイントで「あ゛~」「おえ~」「補給に失敗した~」とか言ってゲーゲー吐いていたらその場の関わった全員が気まずいなんてもんじゃない。ともかく補給については自分で見付けるしかない。ブルベは自己責任。補給はその最たるもの。

私が見付けた急場しのぎはCOOLISH。これには助けられた。気がついてからコンビニ入るたびに3本以上買っていたから全部で15本以上20本近く消費したんじゃなかろうか。(それでも体重は5kg減った)アイスだから身体を冷やすことによって汗をかく体力も温存できる。解けて液体になっても甘いミルクみたいなもの。なにより匂いが口に入れる気持ちを削ぐ要素が少ない。ここまで書きながらブルベを走ったことがない人は何を言っているのか分からないだろうが、ブルベとはそう言う世界だったのだ!

試走でセーブオン富士見小暮店にたどり着いたのは18:09相当。今回は19:12。まだ1時間以上の遅れ。

夜は楽しい?

リカンベントだと山越えはツライでしょう。とおっしゃる方が多いが、実はそんなにツラくない。リカンベントにとって登りは「スピードが出しにくい」だけなのだ。言いかえれば「スピード出すにはロードレーサーより余分なエネルギーが必要」なだけで、斜度に逆らわず、適切な遅さで登れば身体への負担はロードレーサーよりはるかに小さい。問題は、身体のエネルギーをちびちび使うのがリカンベントで一番効率が良い状態(登り)がいつまでも終わらず、ブルベのように時間制限がある場合だ。例えば今回東回りを選んだら、赤城山はツライものになったと思う。

しかも試走の時と比べて今回は集団走行もあってか野犬はあらわれず、夜間は暑さもない。赤城の山から佐野市街地まではゆるい下りで、今回の走行のなかでは比較的楽だった。梅丹本舗の効果もあって「あれ?夜もいいかもね?」ととんでもないことを思い始める。

夜と言えば西回りと東回りの人が200kmあたりで出会うのも面白かった。道路が空いていてベルを鳴らしても構わない時は誰ともなく「チーン」と音がして楽しかった。10時間経過して総距離から「ああ、自分は平均19km/h+ちょいかあ」と分かったのもこの頃。

結局セブンイレブン二宮バイパス店では試走0:33相当、今回は01:01。1時間遅れていたのを30分取り返していた。

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「休憩も含めて平均時速19km」が掴めたので、ブルベの経験者さんに話しかけてみたんですが、みんな計算が速いんだよなあ。ブルベに慣れてる人は計算も慣れてるから精神的な負担も少ないわけだ。

精神的負担と言えば金属とかプラスチックが熱持つのかなあ。長丁場だと操作系が普段とタッチが違ってくるのが分かるんですよ。シフトチェンジしながら「そういえばシフターから異音がしてたなあ。交換しときゃよかった。途中でボキッとなったらシングルで山越えしなきゃならないのかなあ」とか、不安要素は数知れず。そういった負担を減らす工夫や努力がまたブルベの楽しさなのかなあ。

余談ついでにリカンベントは空気抵抗を減らすためのデザインであり、それは湿度が高いと空気抵抗が減ることが実感できるのだけど、まさに深夜の空気がそれ。ロードレーサーに乗っている人もそれは感じているんじゃないだろうか。

特に距離メーターがくるくる進む有難さ。なにしろ深夜は他の車両が少ないので信号で引っ掛かることも少ない。1kmが短く感じられる。速度がそのまま平均速度に!と感じる嬉しさ。楽しさ。(ブルベやらないと分かんない楽しさですな)ブルベは夜が楽しいとか言ってる人はコレが楽しいんじゃないのかしら。

夜明けとともに得た言葉

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ファミリーマート大洗磯浜店(試走5:30、今回5:04)いつの間にか試走より30分近く前回より盛り返していた。しかし私は気付かない。焦っている。何のための試走なのか。全く役に立てていない。

ただ、このころになるとコンビニで見ず知らずの人と話しながら、ある言葉が頭の中に自然と湧いていた。「自転車は身体を動かせば動かすほど楽になり、身体を動かさないと動かさなかった分だけツラくなる乗り物なんだ」

リカンベントに出会う前、未熟な技術でロードレーサーに乗っていた頃、無茶をして脚が動かなくなることが度々あった。
試走ではそれが怖くて時速20km以下でノロノロ茂木あたりを走った。今はそんな不安におびえている場合ではない。軽いギアで脚を回して時速25kmキープを続けるのだ。いやそんなことをしたら身体が、機材が…

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写真はセイコーマート常北上入野店。試走の時にあと300m足りなかった「24時間以内に400km」という目標が目的になったのは残り50kmが見えてきたころ。見ず知らずの人が並んでますが「お、リカンベント来たか」「おー」の声。言葉になっていないが「DNFする気じゃなかったんだ」という意味じゃなかろうか。一人で走っているときとは違う精神が湧いてきた。もう腹を決めようじゃないか。その後目的が達成できたことはツイッターで報告済み。

 * * *

どうもおかしい。死んだ方がマシ。と思うほどツラかったのに文章書いてみれば楽しそうな記事になっている。ここで一つどれだけ参っていたか帰りの中央線での話をする。

輪行袋に包まれたraptobikeってのはデカブツなので輪行のときは先頭車両の壁際に置くのだが、運転席からの景色が気持ち悪くて見られなかった。あの中心点から流れる景色を見ると走行中の苦しさを思い出して「おえ~」「く、苦しい…」状態になってしまうから。

走り終えて一晩寝て思う。

もう二度と自転車に乗らない。

もう二度とブルベには出ない。

昨日の夜はそう言いながら、今はブルベのことばかり考えている。

試走でツラかったのは朝食取ればOKとか言うレベルではなかった。補給について学ばねば。shotzさえあればもう少しマトモな戦いが出来たのかなあ。そしてもう一つ。ロードレーサーとリカンベントではどこがどれほどキツく、楽なのはどこか。単純に考えれば山だろうけど、今回私が感じたのは「走りながら手脚を伸ばしたりする自由度」。これが大きいんじゃないか。リカンベントは基本的に身体をあまり動かさなくて良いように出来ている。それは「楽」にも通じるし、逆に言えば「走りながら出来るストレッチ効果がまるで弱い」ことに通じる。あんまり聞いたことがない話だ。でも、そんなに小さい話でもない気がする。リカンベントの利点も弱点もあまり知られていない。両方の車両でブルベ試した人間はまだまだ少ないんじゃなかろうか。

今日のサイクルパラダイス高円寺店。

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先週あたりからprogressiveのリカンベントが83,800円で置いてありますサイクルパラダイス高円寺店。寄るたびにちまちまつまらんものを買ってしまう。秋葉原のジャンク屋さんみたいなお店。非常に有難いです。

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携帯工具はあればあるほど良いのです。この携帯工具はディスクブレーキ調整のための星形レンチがない以外は長さがあるので結構役に立つのです。中古で500円なら買ってもいいでしょう。

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同じくタイヤレバーも腐るほどあれば良いです。私はtacxのこのタイプが一番使いやすい。こんなものに中古もなにもない。216円なら買っちゃえ。

ほかにもトップチューブパッドとか買ってしまった。勿論シングル響号がクロスバイクTR-1のなれの果てなのでワイヤー上引きタイプであることを思い出してこれは失敗。でも500円だから「まあいいか。次のメンテで全部アウターにしちゃえば…」と好きな自転車についての考えを巡らせることが出来るのです。昔、こんな感じでPCについて考えながら秋葉原巡りをしていたのを思い出します。

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ライトは特にいらないけど10台以上自転車持ってるとつい物色してしまいます。今日はちょこっと量がありますな。水曜日だけど週の中ごろに補充されるのかな?

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ブルベ乗りなら思わず「おっ」と思ってしまうHL-EL540がACアダプタと一緒に3,240円。充電式だからバッテリがヘタっているのが怖いがさてどうなのか。私は電池式を買った後なので「むー」と思いながらスルー。

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最後に中古サイコンを購入。まあ備品がちゃんとついてるやつは3,000円前後。私はサイコンは詳しくないので性能によってはそれで安いのかもしれないが良く分からない。で、こいつは1,500円でどうも磁石もマウンタもついてるっぽい。もし備品OKなら機能がかなりアホなサイコンなのかな?そういうのも見るのも楽しそう。これぐらいの値段ならつい買ってしまいます。

鉄フレームのシングルスピードが欲しくなってしまいました。

私はクレバー。頭が良い。せっかく大枚はたいて古びたアルミフレームをシングルとして復活させて楽しんだ1日目で「こりゃあ鉄ちんフレームが多いわけだわ…」と気付いてしまいました。

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とにかくケイデンスはお尻をぴょこぴょこさせたら負け。基本的にサドルは座るもんではないのですがシングルは別じゃないでしょうか。どっしり座って脚をクルクルクルクル回すものだと思います。そうなるとアルミはキツイです。路面の凸凹がモロ身体にキます。響号には悪いけどちょっとこれはサスペンションでどうこうする話じゃないですなあ。鉄フレーム欲しいなあ。…

まあ、いくらなんでも響号に悪いのでこれはこれ。雨用バイクですから。それにしても、シングルスピードやばいっす。面白いっす。リカンベント通勤やめようかと一瞬思ってしまうぐらいです。齢44歳。ロードやリカンベント、ミニベロそろえたぐらいで自転車のことを分かったつもりになっていたのが恥ずかしいです。

響号(ルイガノTR-1)でシングル入門中。

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家に余っていた二つのサドルなんですが、当初は「とりあえずシングルだからまったり走ろう」と太いサドルをつけていたのですが、とんでもないです。まったり走るにも回しまくりで太いサドルなんかつけていたら太ももが痛くて乗っていられないです。シングルってロード以上に細いサドルが必要です。歯数は42-18。平地22~3km/hキープ可能でなおかつ坂をクルクルずんずん登るにはこれぐらいで良いと思います。

当然、30km/hが必要になったら「うがーっ」と脚を回すことになるんですが、それでなくとも(実際に乗らないと分かりませんが)とにかくシングルって回るんですね。知りませんでした。ガイドのプーリーが少ないからでしょうか。この感触はロードやリカンベントをはじめ、変速機構があるバイクとは絶対違います。チェーンラインの出し方に至っては(奥が深すぎて)ワケが分かりません。未だに試行錯誤中です。自転車って機構が単純なせいか自動車やオートバイよりも実際乗ってみないと分からないことが多すぎです

自転車と女。

    ようするに車重の件です。女房用折り畳み自転車DAHON DOVEことFDB140はschlumpfのSPEEDDRIVEをmistralに移植したためシングルに戻ったおかげで車重が9.3kgから8.7kgへ減りました。「三浦半島へ行こう!」と妻が言うので「今から出かけても午後になるのに…」「スピードの出ないシングルで大丈夫かなあ…」と思いつつ、馬堀海岸駅に昼前に到着しました。結局、日帰りで浦賀・久里浜あたりをふらふらしたんですが妻曰く「自転車が軽い!」と今までと違って明らかに楽そうに輪行袋を持っている様子でした。

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    つくづく思いました。いや、しまったな~。私の頭が固くて今まで多段化にこだわってしまって…。駅から10km程度ならシングルで十分なんですね。馬堀海岸から観音崎を通過して叶神社で御朱印をもらって浦賀の九州屋で餃子を食べてペリー公園でゴールというコース。途中で坂が登れず手で押していましたがママチャリに慣れ親しんでいる人からすりゃ「坂で自転車を手で押す」なんて全然問題ない行為ですもんね(自転車乗りたる我々だとその場で切腹ものですが)。私はBD-1に乗りながら反省しきり。

    自転車を趣味にしていない女性が輪行する自転車は性能より8kg台以下を目指せ。ということが分かったGWでした。できれば2015モデルのコーダーブルームのrail20あたりでもうちょっと遠出できるようになりたいのが本音ですが、その一方で三浦半島もわずか10kmの距離で見るものが一杯あって驚きました。これが徒歩だとキツイ。この10km程度の輪行ポタは他の観光地でも、もうちょい、やれたらいいですね。