韓国の高速道路の中央に自転車道をつくる計画が素晴らしい。

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 この計画を作った韓国人は「自転車が自動車より性能がいい」という事実をよく理解している。私はネトウヨだが、もしこの自転車道が出来たら今後朝鮮を見下した発言はしないことを誓う。なぜなら、その時こそ朝鮮民族は大和民族を完全に超越したと言って良いからだ。その時こそ私は、最大の敬意を持ってこの道をraptobikeで走りたい。
 元記事を書いた日本人記者、そして韓国の一般市民は無知蒙昧もいいところである。おそらく自転車に関してママチャリ程度の知識しかないのであろう。しかし、8.8キロメートルとは短すぎる。自転車の性能を発揮するためには最低でも500kmは欲しいところだ。
 ともかく、この韓国の計画は、自転車が高速道路を走ることを、インフラを大改造しなくても実現している点で大いに評価できる。おそらく実験が済めば全ての高速道路は自転車道が導入され、いずれ全ての高速道路が自転車専用道路になるだろう。そうでなければ人類に未来はない!!日本人は(今のまま自転車が自動車より性能が劣るという常識を持ち続けるなら)TPPに参加しようがしまいが民族として敗北する。私にできることは、こうした予言をすることだけだ。

あずさ号に恥ずかしいアクセ/リカンベントのサイズの話。

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 カゴはスポーツ自転車にとってブルマみたいなものでとても恥ずかしい。ああ恥ずかしい。しかし便利。超便利。通勤してると下手なクロスバイクより便利。後ろカゴなのでスピードも落ちない。だからギリギリセーフなのだ。翻って前カゴは空気抵抗の塊である。最高速度が5km/hから10km/hは落ちる。爆撃機で言えば垂下銃塔。ブルマはブルマでも穴あきブルマ。まさに街中で企画ビデオを取っているようなモノ。ママチャリはそれほど恥ずかしいシロモノなのだ。
 金曜日は久しぶりにraptobikeに乗ったら冗談かと思うぐらい乗りにくかった。しかしスポーツできるのは断然raptobike。これでハッキリしたのはmistralは万人向け、raptobikeは尖がった人向け。そもそもraptobikeのフレームに万一のことがあったときリカンベントに一日でも乗れなくなることを回避するためにmistralを買ったのだからまあこれは正しい選択でしたなあ。
 実を言うと誰がどう見ても尖がってるマシンのcatrikeのmusashiHostel Shoppeから買う気マンマンで日本に送る場合はどーたらこーたら円高だからワッハッハと交渉していたのだが最後になって「そういえばお前のサイズ聞いてなかったな。X-Seamサイズを測ってみてくれ」と正直に答えたら気まずい雰囲気で終わってしまった。Hostelは各リカの詳細ページでSizing Notesをハッキリ示してくれていて要するに俺の脚は短い。
 サイズといえばmistral作ってるオランダのchallengeの社長は背が低いのでchallengeの製品は日本人もOKなのがウリなのだそうだ。しかしこのmistralはノーズを切らないと俺のX-Seamサイズ37.4inch(95cm)には合わなかったぞ。そう言えば同じオランダのraptobikeを買った時もアーノルドさんに俺のサイズを伝えたら「我がraptobikeは女性にも乗れるように設計してある。君のサイズもOKだお!」とか言ってたくせにノーズ切らないとダメだった。切り取ったノーズは厚みのあるアルミの管なので風呂場の毛そり立てになっとります。厚みを見たらmistralのノーズは2mm、raptobikeは3mmでした。
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高円寺→宇都宮走ったらオッサンにからまれた。

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 暇ではないが今日は仕事休んで宇都宮まで行ってみた。原発事故のせいでここんとこ1年以上長距離を走ってないので最近の状態を知るためである。

・スタートは環8に入ってから。(私は平和台のPCデポから)
 ↓ 環8を東へ進む。側道があったり陸橋を渡ったりしなくちゃならないのがムカツク。日本は車社会なので文明国ではないのだ。
・志村坂上で左折し国道17号線(中山道)を北上する。
 ↓ 国道17号線で埼玉を縦断・北上する。このあたりが一番楽しいころだ。
・大宮の桜木町交差点を右折し県道2号線へ。
 ↓ 17号線に比べて県道2号線の路肩は走りにくいと感じるが、難易度としてはゆるい。
・春日部のごちゃごちゃした町をクリアし国道4号へ乗る。
 ↓ 国道4号を北へ。左手には東武鉄道があるので安心ですね。
・今回の旅ので唯一の難所、利根川橋。
 基本的に国道4号を北上する自転車に利根川橋をわたる手段を日本政府は準備していない。
 利根川橋が近づくころ、幸手を越えたあたりの国道4号は路肩が狭くなり自動車専用道路みたいになってくる。地図を見れば分かるがこの辺りは工業団地なのでトラックの便が最優先のようだ。無理せず側道を見つけたらそこに入るべし。
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 今日は北風が強くこうした土手の下の道は木の葉や塵・ホコリが多くアイウェアがないとやってられない。また目薬もかばんに忍ばせておくべきだ。安心感が違う。
 でこの側道を国道4号からつかず離れず栗橋のさびれた商店街を北上して八坂神社前の交差点までたどり着けばOKだ。地図みたら結構ごちゃごちゃしてるけどトラックがばんばん走ってる音が聞こえる国道4号を右手にキープしながら北上すりゃいいんだから分かるだろ。
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 ここから右折して歩道をつかって利根川橋にむかうよろし。
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 利根川橋南詰から国道4号を南方向に見る。この写真の右側(こちらにむかう道の左端)は防音壁になっており自転車で通行するのは難しい。さらに右折するにもこの交差点には横断歩道がないため自転車には非常にキツいのだ。

 利根川を越えれば、あとは宇都宮までまっすぐ走る。。。はずだったのに某所コンビニで自転車に乗った酔っ払いにガン飛ばされていきなり追いかけられるという冗談のような出来事があった。酔っ払いとは言え普通のスーツを着たママチャリのサラリーマンだったのに酒かなにかで顔全体が赤くむくんで目が充血していた。
 こういう場合(相手の目がおかしい場合)はとにかく逃げないといけない。間違っても話し合おうなんて思ってはいけない
 対策としてはコンビニに寄った後、ヘルメットやアイウェア、グローブをしっかり装着し、自転車の鍵を外すまで、他人と目を合わせないこと。いや冗談ではない。山で犬に追っかけられたことはあるがそれとは全然違う恐怖。相手は一応知的生命体に追い回されたのだ。こちとら紳士なので赤信号を無視するわけにもいかない。人間が相手だとやはり怖い。不況のせいもあるのかと思うとあまり笑い事でもない。

宇都宮になりそこないの雀宮駅からとっとと帰った。(キチガイリーマンがいたのは雀宮ではありません)

あずささんをスッキリPしました。

 長雨なのでmistralとtartarugaをいじる。チェーンホイールを57Tからraptobikeに最初についていた60Tをつける。FDはいらないので取り外し、レバーもLXの一体型からDEOREのブレーキレバーに変更。ワイヤも整理。
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 やっと雨があがったので試走。レバーの位置はひざにあたらないように上向いていたのね。だいぶスッキリしました。raptobikeでぶっ飛ばすとチェーンリングカバーがないと必ず脱輪したがmistralはチェーンチューブがあるから大丈夫なのでは?と勝手に思うがそれは走ってみないと分からない。
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 やよい号ことtartaruga Fは本来18インチのところを20インチ化してるのでフロントフォークに20インチをはめるときは太さに注意しなくてはならない。mistralから持ってきたSCHWALBE MARATHONは20×1.5なので思いっきりフォークにぶつかった。MARATHON PLUS20x1.35だとヤスリで削って5mmぐらい空間が空いてまあなんとか使える感じ。

どたぷんあずさ号で通勤。

 よく考えたらこのmistralフルサスじゃないですね。リアだけでした。とにかく力めばたっぷんたっぷん。ほどよく疲れた。スピードでない。ブレーキ効かない。でも楽しかった。
 さてやよい号(tartaruga)のAEROSPOKEをあずさ号(mistral)につけたらあまりにもキマったのでフロントのFOLEXと一緒に交換することにした。やよい号はschlumpfの内装ギアがあるのでスプロケはロード並みに小さい。もちろん交換である。あずさ号の年季を感じるホイールからスプロケ外してビックリ。スポークが裂けるチーズみたいに切れ込みが入っててボッロボロ。ローギアからチェーン脱落の跡ですな…。
 このままデブが乗るほど酔狂ではないので会社に近いワイズロード上野テック館へ持っていった。スポーク10本ほど交換して簡易フレ取りして4000円は、以前某明神様下のロード専門店で同じように一本だけスポークが折れた20インチホイールを持ち込んだとき7000円も取られた俺にとっては非常に良心的価格に見えた。
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 ウム、引き締まってかっこいい。あとはチェーンリングをもうちょっとでかくしたいですね。
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 年季の入ったホイールはやよい号に。これはこれで似合うのは前例で実証済み。AEROSPOKEの重たさから開放されそれも満足。しかしフロントフォーク18インチ用に無理矢理20インチはめてたのだった。20×1.5だとタイヤが当たって動かない。タイヤ変えねば。そういえばシートフレーム自作加工してからフロント18にしたことないな。乗り心地どうなるかな…?

自転車は車道なのは当然。自動車やオートバイより優れた乗り物だからだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111019-00000015-mai-soci
 自転車はロケットより空母よりUFOよりすごい乗り物である。ほかにたとえようがない。ようやくみんながそれに気付きはじめた。この流れは変わらない。低レベルな、人生を楽しめない人間は、こういう警察のやってることを規制だとか利権だとか騒ぐが、そもそもルールとは楽しいから出来るのである。人生が楽しくて楽しくてしょうがないから国ができて警察が協力してくれるのである。世の中それで動いていかないとウソである。本当にこの意味がわからんまま生きてるアホが多すぎる。
 さてchallenge mistralだが楽天アリスサイクルからミラーとライトを購入。
  
 amazonのアフェリエイトは貼り易い。ライトのほうはニュー即の自転車スレで素人連中がほめてたので買ってみた。まあ確かに明るくて小さくて手軽でおしゃれなので素人受けは良いだろう。
 自転車のガタつきをうまく抑えてくれるミラーは今のところB&Mしかない。間違っても日本製を買ってはいけない。日本の一般人のための自転車アクセサリーが想定している速度は時速15km以下という原発をぶっぱなして東日本を死の大地にするセンスのクオリティだ。自転車部品は最低でも時速40km、ちゃんとしたモノなら時速100kmを想定して作られていないと役に立たない。
 あとB&Mは輸入してはいけない。海外流通の鏡面は外人クオリティなので日本人の常識では考えられないほど歪んでいる。海外製品であるB&Mが日本向けに出しているモノを買うこと。これが今のところ唯一の自転車用ミラーの買い方だ。
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 そしてヘッドレストつけるためにあずささんの身体に穴を開けてしまいました。これでいつでも通勤は可能な状態に。ついでにやよい号からAEROSPOKEを外してつけてみたんだけどなにこれかっこいい。どうしよう。このままつけたらやよい怒るだろうな。残る課題はブレーキシューがボロボロなとこだけ。

あずさ号のRDを直す。

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 とにかく購入してすぐ気付いたのだがRDがどうもヘン。じっくり見てみるとRDを固定するM10ねじであるブラケットボルトがディレーラーハンガー突き抜けてトップギアの時のチェーンにあたってた。
 こういうときはM10のワッシャかましてひっこめるわけだがM10はなかなかないのである。raptobikeの余りモノ(多分アイドラーかシートの余り)があったので少々厚みがあるが使う。
 さらにBテンションボルト締めまくらないといろいろおかしい。なんとなく作業しているとスプロケとプーリーの3次元空間中での傾き・クロス加減が分かるが、要するに散々こかされてRDらへんが曲がっちゃったと思われる。鉄ちんフレームなら無理矢理治すのだがアルミなので試行錯誤で直す。
 最初こんなコンフォートな格安リカンベント、「俺みたいな自転車きちがいじゃなくリカンベント入門者のところにお嫁に行けば良かったのに。もったいなや、もったいなや」と思っていたがやっぱりある程度知識がある俺のところじゃないとダメでした。
 あとブレーキも調整する。
 さて直ったらとりあえず夜の近所を走りまくる。自然と笑みがこぼれる。
 明日からこれで通勤しろって言われても「いけるかも」って思うぐらい直った。嬉しいですね。