あずさ号に恥ずかしいアクセ/リカンベントのサイズの話。

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 カゴはスポーツ自転車にとってブルマみたいなものでとても恥ずかしい。ああ恥ずかしい。しかし便利。超便利。通勤してると下手なクロスバイクより便利。後ろカゴなのでスピードも落ちない。だからギリギリセーフなのだ。翻って前カゴは空気抵抗の塊である。最高速度が5km/hから10km/hは落ちる。爆撃機で言えば垂下銃塔。ブルマはブルマでも穴あきブルマ。まさに街中で企画ビデオを取っているようなモノ。ママチャリはそれほど恥ずかしいシロモノなのだ。
 金曜日は久しぶりにraptobikeに乗ったら冗談かと思うぐらい乗りにくかった。しかしスポーツできるのは断然raptobike。これでハッキリしたのはmistralは万人向け、raptobikeは尖がった人向け。そもそもraptobikeのフレームに万一のことがあったときリカンベントに一日でも乗れなくなることを回避するためにmistralを買ったのだからまあこれは正しい選択でしたなあ。
 実を言うと誰がどう見ても尖がってるマシンのcatrikeのmusashiHostel Shoppeから買う気マンマンで日本に送る場合はどーたらこーたら円高だからワッハッハと交渉していたのだが最後になって「そういえばお前のサイズ聞いてなかったな。X-Seamサイズを測ってみてくれ」と正直に答えたら気まずい雰囲気で終わってしまった。Hostelは各リカの詳細ページでSizing Notesをハッキリ示してくれていて要するに俺の脚は短い。
 サイズといえばmistral作ってるオランダのchallengeの社長は背が低いのでchallengeの製品は日本人もOKなのがウリなのだそうだ。しかしこのmistralはノーズを切らないと俺のX-Seamサイズ37.4inch(95cm)には合わなかったぞ。そう言えば同じオランダのraptobikeを買った時もアーノルドさんに俺のサイズを伝えたら「我がraptobikeは女性にも乗れるように設計してある。君のサイズもOKだお!」とか言ってたくせにノーズ切らないとダメだった。切り取ったノーズは厚みのあるアルミの管なので風呂場の毛そり立てになっとります。厚みを見たらmistralのノーズは2mm、raptobikeは3mmでした。
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“あずさ号に恥ずかしいアクセ/リカンベントのサイズの話。” への2件の返信

  1. Musashiですが、確かにブームを短く調整すると
    クランクと前輪が干渉します。私のMusashiは
    下ワン部にOpitima社のスペーサーを入れて約20mm
    スペースを稼ぎ、干渉を防いで乗ってます。
    ハンドル形状の違いもあり、Musashiの方が小回りは
    出来ないですが乗りやすいと思います。
    でもMusashiはもう生産中止のようですね。それに
    私のはリコールでフレーム交換待ちとなってます。

  2.  イザケンさんmusashiも持ってたんですか!すごいですね(多分私よりは体格の問題もクリアしているという意味で)~。
     干渉の解決法ありがとうございます。とりあえず嫁に来たmistralがちょこちょこ私の手を必要としていますのでじっくりこいつの面倒を見ようと思います。

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