MSXというパソコンをご存知だろうか。なんとMSXにはH-FORTHというFORTHコンパイラがあったのである。その作者Hさんと知り合いだった俺は、H-FORTHファンクラブという同人誌を一号だけ発行していた。(1996年)当時から俺のファンだった女房が入手・保管してて今日たまたま掃除してたら出てきたわけだ。
どっかで見たようなキャラ。こいつら10年後にウェッジからメジャーデビューするとは思わなかった。
ガンドウさんことHさんと俺の対談。この後H-FORTHにgoto文を実装するしないで喧嘩になり、H-FORTHファンクラブは空中分解した。若かりしあの頃。しかしMath-Packとか懐かしいなオイ。MSXのころは実数(小数点がある計算ができなかった)が使えなかったのでライブラリ駆使して苦労してたなあ。(Math-PackはMSX用実数演算ライブラリのひとつ)CとかC++とかC#とかJavaとかASP.NETとかPHPとかRubyとか贅沢いっちゃあいけませんな。
結構ちゃんと作ってるねえ。
お気づきの方はお気づきでしょうが、これMacとかWindowsとか使わずMSX-ViewでDTPしてます。我ながらすげえ。
ヤンさんはヤン・ウェンリーのファンなのでヤンさん。いまなにやってんだろ。
永田町のゴミ箱が珍しくマトモな決断をする。その他。
携帯の“カギ”解除 市場活性化へ検討 総務省
アメリカでSIMロックが合法判決があってからそんなに時間は経ってないのに驚き。ゴミ箱が節操がないのか、それとも以前からこうした話はあったのか。
そういえばこのニュースで泡食うのはAUで、AUと連携したgoogleといえば昨晩NHKで「なんだかワケの分からない亜米利加諜報企業が日本市場を狙ってる」という報道された直後なんですが、なんなんだこの連鎖は。
清水 隆夫の「Good Job !」で超小型microSD->USB変換器が小さすぎてこれはワロタ。
あと我が家では日曜日に食器洗い機買いました。
Vistaの文字化け
ワシの串が勝手に利用されてた
朝40kmだけ走ってあとはずーっとPCで作業。女房の確定申告とイラスト。
あとniftyのDDNSで立ててた認証なしのプロクシが誰かに見つかって勝手に利用されてた。立てて2,3日で見つけるなんてすげーと思いました。
あずまんがの作者の人のDRM体験談。
正確にはCPRMなのだが。どっちにしろテレビ番組の録画なんて(どうせ携帯でしか観ないから3GRPに変換しやすい)mpeg1で十分だと思っている自分には、これは前情報として有益だ。
あずまきよひこ.com 著作権むずい
・録再機からDVD-RにムーブするにはCPRM対応DVD-Rが必要。
・PCで再生するにはCPRM対応DVD再生ソフトとCPRM対応DVDドライブが必要。
・いったんDVD-Rにムーブすると録再機から再生はできないので、この人(あずまきよひこ氏)は結局メディア、再生ソフト、PC用ドライブの3つを購入せざるを得なくなった。
ソケAサーバー構築のドタバタ。~マザボはアボンでもHDDは0クリアでゲット~
3年ぐらい前に会社が引っ越すときビルの回線かNTTの光回線どっちにするか調べてたときNTTのおっさんが「近頃は光ケーブルも細くなってどこでも入っちゃいますよ」と自慢げに言ってた。そういえばこのごろアパートだろうが犬小屋だろうが全部光回線の勢いである。しかしこの東京で光にするためには東京電力がKDDIの毒牙にかかったお陰でKDDIかNTTという状況だ。これは死んでもADSLを続けねばなるまい。
先月あたりからniftyのADSLの新サービスがこっそり名前を変えつつされていた。新設されたバリューコースは12Mで月2000円。ライトコースより速くて安い。そのかわり無線LANや固定IPがないらしい。キャンペーン中ならモデムプレゼント(レンタルではない!)。これぞ願ったり叶ったり。
さらに自宅のサーバを独立させることにした。だが持ち駒が少ない。まずケース&電源が120WしかないCeleron300AのころのSOTECの拾ったmicroATX。そしてマザーボードは939が来る前にソケAで苺Duronをぶん回してたMSIのmicroATX+DDR333メモリ1G。あのボロケースでApplebredは無理だ。有効利用するにはCPUを出来るだけ消費電力を少なくしなくてはならない。ヤフオクでGeodeの1250が送料込み5000円即決で売ってた。ソケAはここまで落ちた&枯れたのかと喜びつつ購入。
だが静電気のせいであろうか一度も起動することなくマザボのKM2M Combo-Lはお亡くなりになられたのであった。茫然自失。BIOSすら出ない。今年の春頃は動いてたんだけど…。マザボを目の前で昇天させたのは生まれて初めて。しかたないのでこれまた1年ぶりぐらいに1000円以上の買い物をするつもりで秋葉原に行ったら本当にソケットAは終わりみたいでマザーボードは中古も含めて絶滅寸前。結局5000円ちょいのASRockのK7VM3を新品購入。このマザー、起動ドライブのチェックが厳しい(HDDにセグメントエラーがあるだけでCD起動不可になったりする)。そしてあやしい中古HDDも購入。
その中古HDD、やはりというかなんというかセグメントエラーが4個みつかったのであせったがMaxtorのページでPowerMAXという安易な名前のHDDユーティリティをダウンロードして起動FDDで使ってみたら復活した。ちょっと区画エラーが出たくらいならデータを退避させて各HDDメーカから出ているメンテツールで0クリアしてみるのは基本だなあ…と思った。PowerMAXのDR-DOS画面を見ながら、かつてMDC-926Rsという傑作中の傑作SCSIボードを作ってた緑電子の明磁維新だか整磁革命だかなんだか恥ずかしい名前のHDD保守ツールにお世話になっていたあの頃を思い出し、不覚にも熱いものがこみ上げてきたのだった。
IIS使えるライセンスはWinXPproのほかはWin2000proしか持ってない。ウィルスバスター2006はかんたんインストールのよくあるお問い合わせ欄の「旧バージョン(ウィルスバスター2006)へのバージョンアップ」にある。これもいつまであるか分からないので保存すべし。あとWin2000ではSP4入れないと何の示唆もなくウィルスバスター2006は終了する。
やっぱり冬は静電気に注意だな。PCいじるなら風呂上りが鉄則。あとなんだかトラックバック多いな。長文でキーワード多かったか。
Mac使いの実態。
2004年から2006年にかけての自転車レースを保存したHDDがぶっとんでFinalDATAで復帰可能かどうか検証中、泣きながら力尽きて半分寝ていると女房が真夜中に「DVDのブランクディスクある?」と聞いてきたが、ぼくは女房からこんな言葉をかけられたら感動して泣いてしまうだろう。正確には「ねーCDって1GBのファイル入らないんだっけ?」である。
彼女はCD-Rの容量すら知らないのだ。ていうか正確にはCD-Rだ。
「CD-Rの容量は700MBか650MB!1GB以上のファイルならDVDに焼くしかない!ホレ!」
眠たいところを邪魔され、つい声を荒げる。
さらに「お前のG4、DVDに書き込めるドライブだよね?」と確認すると、
「わかんない」
「わかんないってなんだよ」
「いやー、多分」
俺のIRAIRAは最高潮に達した。
「HAAAAAAAAAA!?俺をバカにしてるのかあ?テメエのドライブ構成知らんバカがこの世のどこにいる?第一、お前、友達の結婚式でDVD作ってたじゃんか」
「なんでさっきからいちいち怒るのよ~。あれはねえー、なんかねえー、DVDを入れると、30秒ぐらいMacが悩んで、ぺってDVD出すんだけど、そのMacがぺって出す前に、30秒ぐらいの間に、なんか、こう(意味不明)ひっぱって(ドラッグ?)こう、ぱってやると(ドロップ?)、偶然書き込めたの。知らない。私にも意味が分からない」
眠たいのに。俺は吐き気がしてきた。寝ているのに。
そういえばMac使いは頭が悪い。ファイルの削除も「ゴミ箱どこ?」である。幼稚にもほどがある。WinっていうかPCは「DEL x」という字形が頭に浮かぶ。毛唐はメッセージとかプロセスとか呼んでるがほっとけ。なんでもそうだ。命令+目的語。これである。世界すべてがそうだ。ADD a,b!ううーん。キレイ。PUSH HL!あはーん。最高!
ただし、ゲームを作っているときは、擬似タスクシステムとか、へっぽこなりに作ったものだ。そうして、時々、製作者の考えられない状況が起こったりして、楽しかった。ファイティング・ファンタジーのスティーブ・ジャクソンがソーサリーっていうRPGの魔法システムをどうするか。安田均と一般ゲーマーたちと相談してた話が頭をよぎる。
ソーサリーの魔法システムはアルファベット3文字を記憶していれば使える。というもの。例えばYOBなら巨人を呼ぶ。思い出せない魔法使いはみんなからいじめられる。残念ながらYMOはない。
しかしスティーブが当時迷ってたもうひとつの魔法システムがゲームブック方式だ。これは「~の魔法を使う」とゲームマスターに宣言すると、その結果がゲームマスターの判断で変化するというものだ。
そんなクソみたいなシステム、当時のゲーマーほぼすべてが反対して、結局ソーサリーは普通のRPGになってしまった。それを思い出した。
俺はMacのような低俗なシステム上で、女房が「D・V・D!D・V・D!」と叫んだら書き込めたりおっぱいポロリだったりしてソーサリーの魔法の本質を再現している様子を思い浮かべ半ば呆れ半ば羨ましかった。だが現実と1/60でシノギを削っていたZ80ニーモニックの「1年かけてこさえた敵キャラのアルゴリズムが一瞬にしてバグに化ける」ホンモノで味わう戦慄はワケが違う。まさにそれこそがスティーブが望んだ以上の現実に存在する魔法だった。そしてそれは未だに確かにPCの内部に物言わぬ姿で内在している。
それがいつのころからか快適性とか安全性とかいう「自動車は自転車より便利」「自転車はオートバイより遅い」とかいう低俗かつ下劣で浅ましい呆れた発想しかできない地球環境を蝕む種類の人間の心の怪物に毒されたしもべたち(オペレーティング・システム)に埋没してしまい、あまつさえ、GUIというけがらわしい姿のワケのわからん実態のない幻で再現され、ますます正体が見えなくなってしまった。
ぼくらはコンピュータが確実に仕事をすることを知っている。確実に仕事をするからこそ人間の作ったシステム上で予測不能な魔法を生み出すのだ。その様相の確実さ、意外さ、美しさ、突然さ、面白さを味わうとなかなか現実世界に戻れない。要するに、悪の勢力に封印されたゲームブック方式の楽しい魔法と暮らしたいのなら、こんなにインターネットが発達してるのだから、PCにゲームマスターを入れてしまえば…ムニャムニャ(以上夢の中の話)