オサレ神奈川県立近代美術館(葉山)にクエイ兄弟を見に行きました。

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 女房は筑波大の総合造形なのであの頃流行ってたらしいです。私はソビエト時代のユーリさんとかと比べるとどうしてもオサレ系に見えるんで興味なかったです。

 ただ驚いたのは葉山から鎌倉を通って先日放送がはじまったろんぐらいだぁす!の飯田牧場に行こうとしたら鎌倉の切通というんですか、渋滞がすごくてデニーズから出るときもクルマが詰まってたし、途中であきらめて帰りました。

 それよりもさらに自転車の多さにも驚きました。10台や20台じゃなかったです。なにかイベントがあるかと思いましたがゼッケンも反射板もないしローディだけではなくクロスバイク、ミニベロ、果ては電動自転車にのった方まで…

 ドイツでは2030年までに内燃機関を使った自動車販売を禁止する法案を検討中らしいです。生涯で一度でも(自動車よりお金をかけた)自転車に乗ればこれぐらいのことは当たり前以上にやらなくてはならないことだと誰もが理解できることなのですが…オサレ鎌倉近辺の自転車の多さを見るとトヨタに支配された国で少し心強く、また「オサレ系も少し許してやるか」と感じました。

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3ヵ月ぶりにK12マーチが帰ってきたのでリアシートを交換。

GWで宇都宮の日産に引き取られたK12マーチ、ようやく故障したのがO2センサーだと判明。修理の費用と期間が3.5万円で3ヶ月。うーん。この間、K12マーチ用のECUでも探してみるかヤフオクを漁っていると12RS用分割リアシートを発見。Raptobikeとかmistralとか折り畳みできないリカンベントの長い車体だと重宝するので即(リアシートと言っても分割する背もたれの部分だけ)購入。今回取り付けてみました。

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 できあがりはこんな感じ。色違いだけどこれなら折り畳み自転車積んでも3人乗れます。これならSARISとかいらなくなるかも。

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 まず14ミリのボルトを外します。テフロンみたいなワッシャーぽいのをなくさないように。

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 外れました。ここまでは簡単。

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 取り付け。テフロンのワッシャがこんな風に割れないように気をつける。

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 問題はココ。分割シートの真ん中部分。車体は共通なのでシールで保護されたネジ穴がしっかりあるのだが、座る部分が対応してない製品なので邪魔してなかなか位置が合わない。

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 座る部分をエイヤっと引っ張るようにしてめくれば超簡単だった。こちらの固定は13ミリ。

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 あまりにも汚い車内を片付けて完成。

Joshinの長期保証は素晴らしい。

 食器洗い機と自動車、どちらが人生にとって必要か。という問題がある。どちらも「時間を作り出す道具」です。片方は食器を洗う時間を短縮してくれるし、片方は目的地に移動する時間を短縮してくれます。(自転車に乗っているとこの短縮が勿体無くてしょうがない。人間のやることか!)

 当然、自動車より食洗器の作り出す時間のほうがはるかに長いのです。毎日どころか1日3度のことですから。したがって、自動車より食洗器のほうが売れていないとおかしいはずなのに日本では売れていません。ネトウヨとしては「何をやっとんじゃ、日本人よ!」と声を荒らげないといけないわけです。

 マトモな日本人家庭である半田家では初代NP-C1から食洗器があるマトモな日本の生活を送っていましたが、実を言うと食洗器という家電はよく壊れるのであります。まあ機械にとっては怖い水(しかもお湯)をブシューと噴き出して、これまた機械にとっては血液である油を溶かして流してグルグルやってる訳ですから、この地球上の機械にとって最も過酷な部類の一つでありましょう。そのせいもあるのか、食洗器の市場が何年たっても膨らみません。「43cmのまな板も入る!」のキャッチコピーでホント私にとっては五式戦闘機より好きだったNP-C1の横長大容量タイプが市場からなくなってしまいました。情けない。

 そういうわけで我が家の食洗器も2014年5月にJoshinから購入したNP-TCB1のちんちくりんを使っていたわけですが、やっぱりコレも壊れました。しかも早めに。スイッチを入れるとお湯がいつまでも排水されて止まらない。しかし経験豊富な私はJoshinの長期保証に加入済み。それが良かったので報告です。

 朝、症状を発見、早速Joshinに電話して次の日の夕方にはパナソニックの人がやってきてくれました。こちらの症状の伝え方も良かったのか交換部品も持って来てくれたんだと思います。その場で修理完了。対応した妻が「もしJoshinの長期保証に入ってなかったら?」パナ「まあ2.5万円ですね」とのこと。ひえ~買った方が安い。

 壊れた原因は「洗剤のいれ過ぎ」先代のでかいNP-C1のときのクセが我々に残ってて、どうやら必要より倍以上の洗剤をぶち込んでいたらしい。なかの部品(多分、弁かなんか)に流した油と洗剤がヘドロみたいに結合して動きを悪くしていたようです。なんだか早めに壊れたのはそのせいですね。

 ともかくパナソニックと言えばそれなりに一流メーカー。修理担当がすぐ来れる体制も素晴らしいし、なによりJoshinの長期保証担当の連絡等もしっかりしててなにも滞ることなかったです。先進国に住んでいる感じがしました。有難いことです。Joshinもいいぞ!

セッションハウスに「ふたりのアー」を見てきた。あまりのつまらなさに久しぶりに素人の舞台を観た新鮮さが残っただけだった。

http://asunoah.tumblr.com/

 決して褒め言葉ではありません。デイリーポータルZのつまらなさを正直にそのままウソ偽りなくさらけ出した感じ。目をつぶって、ネットラジオとしてなら確かに面白い瞬間があったけど、舞台でやるには演技も空間も時間もかなり無駄が多い。なにかもう少し切り詰めた方が良くなるはず。

 そんなつまらないものより神楽坂の赤城神社がお洒落カフェになっててビックリしました。

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 昔は雰囲気のあるドス暗い場所(鎮守の杜は~ふか~みどり~♪)だったのに。まあ建物は渡辺篤史が探訪するには良い感じなのでいいでしょう。

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 だけどこの狛犬はなんかの冗談だろ。

初詣。katana01のトイカメラっぷりがすごい。

 なにも申しません。katana01のトイカメラのような味わいのある絵をご覧ください。

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 とりあえず今年の初乗りはFDB亜美号・khodaabloom真美号になりました。

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 ちなみに場所は阿佐ヶ谷神明宮。

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 iphoneのカメラがコレ。なんの情緒もないですね。渋い顔してるのは甘酒が不味かったから。多分生姜入ってました。

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 なんと情緒のある写真でしょうか。記録としてはメチャクチャですが。

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 古い人間なので1MB2MBのブツをupするのは気が引けるので一応photoshopで縮小してます。

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 いい感じですがkatana01はシャッター(らしき場所)をタッチしたら必ず撮れるものでもないところがすごい。そんな21世紀の人類の甘えに喝をいれてるのがすごいのだ!

不肖44歳にしてレンタルDVD屋なるもので「ガールズ&パンツァー」DVD全6巻をレンタルする。

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 ガールズ&パンツァーの劇場版があまりに評判が良いので観た感想は、ガルパンはいいぞ。

 正確にはVHS時代のレンタルビデオ店以来20年ぶりなんですがTSUTAYAに行ってみてガールズ&パンツァーDVD6巻借りて全話観てみました。300人ぐらいのデータセンターならネット通販で済んじゃう時代になんで貸し物理映像媒体屋が生き残っているのか不思議だったんですが、旧作2泊3日で108円、セルフレジでピッとかやって物理メディアのやりとりも単純明快で乙なものですね。単純明快。ビッグデータで人間の専売特許だと思われていた(ということも思われていた)問題解決すらコンピュータ化されそうな時代に、これから世の中に必要なことかも知れません。

 古い話になりますが、ウチの親父は小学生の頃瀬戸内海を旧日本軍の水上機が飛び立つところを見たらしいんです。ものすごい水柱に度肝を抜かれ「これはこの戦争勝ったワイ」と当時の誰もが思ったそうです。そして戦後、親父が大学生として東京に居た頃は少しでも絵心があったら仕事があったみたいで東映「西遊記」のアニメーターもやったらしく、小学生だった俺に「宮崎駿というすごい奴が居る」「あらゆる映画は糞だが、こいつのアニメなら観てもヨシ」と指導してくれたのは親父です。以来「ラピュタ」とか親父から紹介されるような形で観ていたのですが、「紅の豚」の時になると、親父が

「宮崎駿は人間ドラマが苦手だな。飛行艇は確かに描き切っていたけど、”紅の豚”は描き切っていなかった」

 これは的を射た意見だと思います。ゴミ映画「もののけ姫」なんてエボシ様を主人公にした方がマトモになります。でも宮崎駿にはその才能がない。なんか陰のありそうなキャラにボソッと一言印象に残るセリフ吐かせて終わっちゃう。「ラピュタ」みたいな冒険物や「トトロ」みたいなポエジーな作品ならいいですが、人の心を描いたドラマが描けないなら「紅の豚」なんてタイトルをつけずに「飛行艇時代」のままにすべきでした。人間ドラマといえば―――近藤さんだったんですが、あれでジブリの衰退は決まりました。

 ともかく、宮崎駿が「紅の豚」とタイトルをつけずに「飛行艇時代」のまま戦争の道具が活躍する映画を作れるような才能と度胸と柔軟性のある人間だったら?―――その答えが「ガールズ&パンツァー」だと思います。表題に偽りなし。戦車が画面を動きまくり、女の子も(心身ともに)動きまくりますが、よけいなドラマは見せません。

 いまの若い人は信じられないかも知れませんが、かつてのNHKの大河ドラマは教養番組だったんですよ。それが最近の大河ドラマはお下劣スタッフのオナニー番組でどの瞬間も観ているこっちが恥ずかしくなるシーンばかりです。そんな調子でここ20年ぐらいマトモにアニメ・映画の映像作品の類を観た記憶はありません。本・小説もそうです。マトモなのは小説「私を離さないで」ぐらいでしょうか。そんなえり好み激しい私がマトモに見ることが出来た稀有な映像作品が「ガールズ&パンツァー」です。この年末年始はガールズ&パンツァーです。どこぞの革新的なゲームを適当にアニメ化したシロモノのショックを受けた身体に、非常に良いモノを作ってくださり、ありがとうございました。

メイドがミラクルへ。

 タイトルに則したアイテムというか内容ですが猫の自動トイレてぇのがありまして、写真水色の「リッターメイド」。今回壊れたので買い替えました。10年以上前から壊れるたびに買い替えてます。壊れた個体の購入日が2010年4月なので5年ちょっともったわけで糞尿まみれで自動にまかせてほったらかし(排泄物コンテナに入ったモノは週2回処理)3万~4万円の結構高額な製品だけどまた購入しようか。という製品です。

 検索すると今は「キャットロボット」が主流のようで値段は5万円以上ですがモノがつまらない製品だと評価が高い。実際に使用している私のリッターメイドの経験ですが、季節・湿度や猫の病気(大量におしっこが出る時期があったりする)によって固まったモノが結構つまります。それでも自動じゃないトイレより手間はかかりませんし、多分今年18歳のウチの猫は後がないので安い方でいいでしょう。

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 ところで性懲りもなくまたkatana01のカメラなので良く見えませんが(もうやめようかな…)紅白の箱には「ネイチャーミラクル」と書いてあります。どうやら諸般の都合で名前が変わったようですがリッターメイドと全く同じ製品でした。色が黒くなって時計がついただけです。(おやすみタイマーがついてました※)

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 リッターメイドの消耗品(排泄物コンテナ)も何の問題もなく使えます。どこぞの漫画の話ではないですが、名前が変わろうが、どんな乱暴な伏線回収だろうが、ちゃんと完結すれば(使用できれば)いいんです。どこぞの日本製品とは言いませんが、事あるごとに消耗品も変わり型番も不明、WEBサポートも弱い、買いだめもできない。そんな国に育つとこういうすぐ壊れる製品でも有難いと思ってしまいます。

※おやすみタイマー…私は使いませんが9時間動作しない「おやすみ時間帯」が設定できるようです。設定できるのはスタート時刻のみ。9時間は固定。この潔さ・シンプルさも海外製品の良さだと思います。