ある随筆を読んだ。
…映画「おくりびと」で有名な青木新門の「納棺夫日記」には”最近とみに、ぶよぶよとした死体が多くなってきた。ナイロンの袋に水を入れたような、青白いぶよぶよ死体である。私が初めて湯灌・納棺の仕事を始めた昭和四十年の初期には、まだ自宅死亡が五割以上もあって(略)枯れ枝のような死体によく出会った”とあるそうだ。
続けて世田谷区の特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の石飛医師が”八丈島で食べなくなった高齢者が水の少量補給だけで安らかな往生を遂げる事実からヒントを得て”著書を発表したり、老人ホームでそれを実践していることが紹介してあった。
つまり、近代施設の整った病院でチューブにつながれ、無理矢理栄養分を注ぎ込まれ、水の張ったナイロンの袋のようになってしまう死よりも、食事がとれなければ無理にとらずに水分だけをとり、枯れ枝のようになってしまう死こそが、良い死であり、楽な死なのではないか。その期間は、およそ2週間とのことであった。
さらに「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」には、”高齢の末期患者が飲食しなくなった場合、無理に胃ろうなどの処置をとらないでいると、生存期間は短く約2週間ほどであり、あまり苦しまずに死を迎える”と、米国でも同じような報告があることをその随筆は添えていた。
…私が読んで「へえ~」と思ったのはここまでである。もしかしたらこれが地球上に住む生命の究極の安楽死かも知れない。自転車と同じように極力道具も薬もいらない使わないというのは、私の直感にせまるものだった。
ZOAでヘルメット買った。
そういえばラジオ聴いてないな…
ゲーマガ買ったけどDVD見てないや。
AEROSPOKE買いまくり。
レンズ沼?なにそれ?
中古のAF NIKKOR 28-80mm 3.3-5.6Gを4400円で手に入れたぞ!!これは広さといい軽さといいスピードといい文句ない。これ以上レンズを買う必要はない。あまり面白いレンズではないがこれで十分だ。もっと面白い写真を撮りたいと思わなければ大丈夫だ。
中野フジヤカメラジャンク店のメガネの店員さんありがとう。
カメラなんぞに興味の無い我が家では京セラのFinecam S5がメインマシンだった。こいつが動作があやしいわしまいにはリコールされるわで本当に大失敗だった。極めつけは仕事で背景パターンの素材を撮影してビックリ。画面の端っこが魚眼レンズで撮影したのかと思うぐらい歪んでいたのだ。これでは商売にならぬとビックカメラに飛び込み「今一番良いカメラをくれ」ということで手元にあるNIKON D80にはシグマの18-50mm F2.8 EX DCがついていた。このカメラとレンズで撮影した素材は十分満足できるものであった。
さて仕事でD80を使いつつ、普段使いはもう何年間セカンドカメラやってるか分からないビックカメラのワゴンで1000円で拾ったCOOLPIX775。こいつが携帯電話以下の200万画素なのだが捨てられない。ちょっとズームにすればS5みたいな歪みも少ない。しかしD80がやってきてからは活躍の場が減ってきた。ただD80は本体600gでレンズが450gでは持ち歩くのにあまりに重い。そこで軽いレンズに交換すりゃいいんじゃね?と調査を開始。
まあ単焦点でモーターとか入ってないやつが軽いだろう(まちがい)と新品買うぐらいなら自転車パーツ買いたいので中古レンズ屋に向かったのだがなにがなんだかワケが分からない。お値段も高い(新品4万が中古だと2~3万になる程度)。店員さんもおしなべて不親切(特にジャンク屋は…)。そこへ中野のフジヤカメラのジャンク店に行ったらすごく親切だった。D80を見せたら「あ、動作チェックはこちらで」とカウンターの空いた場所を示してくれたときは感激してしまった。おまけにレンズキャップも「こっちのNIKONの文字がないやつのほうが168円で安いですよ」と教えてくれた。NIKKOR AF 35-80mm 1:4-5.6Dが3150円で200gの軽量化!ぜひ貧乏でずうずうしいけど心がキレイな初心者は中野フジヤカメラに向かうべし。