ついに本州から四国へ9000円台でフェリー移動することに成功する。

伊保田に港を発見してから長年の夢であった本州から四国へ1万円以下でフェリーで移動することに成功した。

行きしは予約でいっぱいだったので乗れず、帰りの日の朝ダメもとで電話していたら松山の三津浜から周防大島の金魚の尻尾のさきっぽ伊保田の1日3本しかない便の最終(20:30発)の予約が取れたのだった。結果、片道9590円の領収書をゲット。行きしのETCの記録は玖珂IC→福山西(3,730円)+向島本線→今治(2,950円)+今治湯ノ浦→松山(1,490円)=8,170円となりなかなかいい勝負。橋は立派だが対面通行もあるしょぼしょぼ高速のしまなみ海道をちんたら走るガソリン代+ただでさえ二輪に比べて少しも楽しくない四輪を年寄りになってさらに苦しくなる一方の運転代行を考えるとフェリーのほうが安くて楽なのは間違いない。

とりあえず電話で「20分前には港に来てください」とか言われたので三津浜港を目指したのだが四国はやることがないので食事で時間をつぶそうと人生初の「くら寿司」に入ったのだが全てがドリフよりクルクル回っており落ち着いて食ってる場合でなく早々とファミマ 松山余戸南六丁目店のイートインでコーヒー飲んでボケーっと時間をつぶして1時間ぐら前に着くと係りのおじちゃんに予約番号と名前を伝えると4番レーンに案内されたの図。ここで車をいったん降りて受付に行くのだが出発30分前にならないと窓口はカーテンが閉まっててここでもなにもできずボケーっと過ごす。ちなみに三津浜=伊保田は現金決済のみ。

とりあえず利用者はそこそこ居て車はいっぱいでした。バックでフェリーに乗ったのはじめて。よく見ると伊保田で降りる車だけこっち向いている。

不満というかフェリー内の自販機は飲み物だけ。しかも外にあって風も強く寒い。津軽海峡冬景色ごっこ可能である。

しかし屋上は最高で銀河も見えれば離れ行く松山も見えた。財布や携帯入れたサコッシュが吹き飛ばされそうなぐらい風も強く見下ろせば暗闇にのたうちまわってる波もボケーっと見てるとひきこまれる迫力があり外洋航路でバイトしてたが外国人が命をかけてjump shipする気持ちも少し分かった。

ちなみに21:37に伊保田に着いたので自宅に23時前にもどることができた。これが柳井港だと23:05着なので深夜割引があってもあんまり利用したくない。しかし旅行2日前に往復割引かまそうと電話したら予約がいっぱいになるほど人気航路だとは思わなかった。がんばれ防予フェリー。

2022年9月22日の松山市は雨だった。

女房が俳句の会に向かうのに路面電車を使うことにしたのだがJR松山駅から地下道使うなんて発想がないしJR松山駅前駅とか松山市駅とかおもてなし以前の命名センスも不親切だからかなり戸惑った。松山市民は岩国市民以上に田舎者である。

次の日(9月22日)は予報通り雨で20km程度のポタしかできなかった。しかし不具合の原因と改善が実感でき満足である。

夕方は句会を終えた妻と合流してCrepe cafe Cocoに行ってみた。高円寺の支店は都内で酒飲んだあと帰宅前に酔い覚ましのコーヒーの常連だったことを余計にも伝えると喜ばれた。

明けて23日は四国の最西端に行ってみようと立ち寄った道の駅ふたみの鯛めしが美味かった。そういえば2017年自分はここを福山から愛南まで人生初めての往復600kmをキコキコorigamiやよい号で死に物狂いで通り過ぎたのだった。

小学生か中学生のころ先生から「四国は運が良ければ見れる」とか騙されていたので「あれ大黒島じゃね?」「あれ屋代富士(嵩山)じゃね?」と島や山の形を知っていれば丸見えだったことを知り53歳になって驚く。

旅の終わりに宮崎・大分といっしょで四国最西端に行ってみた。あとはついに本州から四国へ9000円台でフェリー移動することに成功する。に続く。

夏の終わりに風邪ひいて2週間寝込む。

正直に体温37℃申告でも発熱外来になるのねw田舎でもちゃんとコロナ対策続いているようで良い事です。あとマイナンバーはじめてつかってみた。マイナンバーはアベノミクスの大成功の例の一つ。しかしろくろで作りかけのコーヒーカップみたいなの「あとで取っ手つけよう」と加湿箱につっこんでたらカビだらけになってそれを削ったりしたのが喉に悪かったので抗生物質を強く所望したのだがそこは田舎の病院しぐさでなかなか処方してくれなかった。東京だとボコボコくれる病院探すのは結構楽だったのだが…

盆直前の大地震に怯える老人どもが一瞬だけ高千穂峡のボートの予約に隙を見せたので行ってみた。

東京ポリコレ地獄県の環境省と違って広島の超絶ホワイト土建屋ではお盆が9連休なのを知ったのは通知がゆるくてお盆直前。「9連休?マジ?」「どこ行く?」とトラベルコちゃんと右顧左眄していたのだが折からの地震へたくそ報道で高千穂峡のボートの予約が一瞬空いたので掠め取ってみた。

高千穂くんだり宿泊地として選んだ延岡市と言えば全アジア人の近代化をひっぱった土地の一つであり旭化成敷地内にあるハーバー・ボッシュ法から発生したカザレー式アンモニア合成塔の記念碑はその象徴である。一般に公開されているものではないので格子のむこうから覗き見なのだが当然これを参考に見に行くヴァカが居たら職員さんから明らかに歓迎されない行為なので配慮すること。

山口県からの移動と人類の遺産を見たのでこの日は終了。延岡第一ホテルの目の前に居酒屋があったので「青春の門」に行ってみた。

かなり安くてなかなか美味い。コスパは全国的に最高レベル。お店も女将さんの雰囲気も良くて延岡「青春の門」超おすすめ。

いよいよ高千穂峡のボートに乗る。無料駐車場で「(ボート受付のある)第一駐車場はどこですか?」と聞いたら「ハイハイ水族館行きのバスはこっち」と案内されて「水族館?」と思ったが水族館と第一駐車場はほぼ同じ場所にあった。写真は当日券の行列。このあとボート漕いで地上に上がってみたら誰も居なくなっていた。

ボート乗り場にカモが居た。

やはり我が山口県岩国市とくらべて全国レベルの観光地は違う。ぐぬぬ~と思いながらはしゃぐ。

で高千穂峡から天岩戸神社への移動はKHS T-20である。しかし九州のこのへんはどこも風景がカッコイイ。

もう最近はどこの観光地でもサイクルラックがあってそろそろ「大和民族は自転車に乗ったこともなければ見たこともない」と言うのをやめようかなあ。サイクルラックとはスタンドがない自転車を停めるための設備。ここから鳥居のところに戻ればサイクルラックがあった。

カポっと天岩戸のような髪型の神主さんに案内されて天岩戸を見た。

灯篭も神主さんの髪型に合わせてkawaii。

もう一つの見どころ天安河原は良かったが観光客が多すぎてありがたみがない。お盆だからしょうがない。

あまてらすの隠れカフェでそば食う。脂っこいけど暑いので美味しかったし地震が来たら崩れ落ちそうなテラスからの眺めも良かった。

さてこれで今回の旅の主な部分は終了。残りはどこへいこうか。

そういえば鉄印帳もらいそこねてた高森駅に寄ってみたらなんだか復興プロジェクトで人がいっぱいいた。我がJR周防高森駅もなにかやればいいのに。不祥事抜きで。

ミーハーな妻のリクエストにより上色見熊野座神社に行ってみた。人がいっぱい。しかも外国人。さすがに唾吐いたりウンコしたりはしていなかった。

なんか俺も神主さんみたいになりそうな写真映りのこのごろ。この日はホテルに帰って酒飲んで終了。

最終日。九州最東端の鶴見崎灯台に行ってみた。

なんだかおなかが空いたのでOITAしらすhoyomaru豊洋丸のテイクアウトの箱に入ってるしらす丼でとりあえず軽く昼食。と思ったら結構おいしくてしかも量があったらしくこのあと夕食までお腹が空かなかった。

ノンアルビールは偉大な発明ではある。すごく夏っぽい感じでお盆の旅行は終わった。

周南市鹿野の二所山田神社

周南市鹿野。なんとも言えない寂れた町という記憶しかない。長野山緑地公園に行くか津和野に行くかどっちにしろ国道315号線を北上する途中にあるのだがトイレを探してもコンビニがなさそうで(実際ない)こうした寂れた町によくある公金がつぎこまれた体育施設かな?と思って近づいてもJAだかなんだか分からない建物しかなくて「クソッ!しょんべんもできねえのかよ!」と思いつつライオン岩を見つつ通り過ぎた嫌な記憶しかない土地なのだが女房が「二所山田神社に行こう」と言い出したので行ってみた。

パナのナビのゴリラに二所山田神社を案内させたら一瞬不安な細い道に入ったけど妙に整備された公園に着いた。清流通りというらしい。町は寂れてるなのになんだかキレイで意外に思ってると24時間やってそうなトイレがあった。これは自転車海苔にはありがたい。自販機もあれば良いんだけど。

妻がなにしてるかと言えば山野草探し。ここ二所山田神社は山口県では結構な山野草のメッカらしい。と思ったら…

なんと!ここの神社が全国のおみくじの7割を作ってるとは!まあ今の時代webで調べて事前に知ってたけど。

おみくじがウリだから境内はおみくじまんじゅう、おみくじお守り、おみくじ御朱印とおみくじだらけかと思ったが完全セルフの盗み放題な100円のおみくじと動くかどうか怪しい300円のおみくじ自販機の二台だけしか置いてなかったです。そういえば御朱印もらってないぞ。

目当ての山野草が見つからずウロウロしてたら女子道社らしき建物を発見。ここで全国のおみくじを作っているのだろうか。ちなみに100円箱に入れてなんのセキュリティ対策もなくヒョイと掴んで取るおみくじ、私は大吉。妻は小吉でした。

男女平等ねえ…明治維新もウソ情報だらけだけどまだこちらは輝いてますよ。それにくらべてすっかりポリコレまみれになってマトモなオリンピックは東京で終わったと実感させられたパリオリンピック。スイス人がローカルなゴッダルドトンネル開通式でコスプレ悪魔躍らせるなら話は分かるんですよ。世界の祭典でやるフランス人は本気でバカだったわけで、1970年代に生まれてすごした半世紀、ぢんるいはいったい何をやってきたのかと思うと灰色で笑うしかない。

おなかすいたので石船温泉憩の家で食事。1180円のおそばと1800円ののんた定食。そばがき初体験にしてかなり美味かった。結構いい感じの食事が出来たのでまた来るかも。ていうか自転車で何度か通った鹿野は寂れた場所のイメージだったのに今回は良い感じの場所が多くて不思議な気分。過去はかなり栄えていた上品な街だったのだろうか。

県道9号線で周東町を目指す。自然とチャリンコ練習コースのふれあいプラザ須金の自販機で冷たい水でも飲んで休もうと思ったら、なんといつも地元のじいさん専用スペースだと思って居たソファが喫茶コーナーだったことに気づく!!

これ夢にまで見た「自転車で走って冷房の効いた部屋で椅子に座ってお茶できる場所」じゃないのよ。これが都会ですよ。もう東京にこんな場所はないんですよ。なんですかこの目立たない看板は。というわけでコーヒーをいただきました。これは嬉しかった。

前回調子に乗ってTPUチューブのCYDYを仕込んだら最大空気圧5bar/72psiなのに説明読まずに120psiで50kmぐらい走った由。

今、時代はTPUチューブ。前回raptobike美希号でridenowのTPUチューブで走ったら非常に調子が良かったので今回origamiやよい号により軽くより安いCYDYのTPUチューブで試走してみたら50km程度走ったところでパンク。

まあ普通にチューブ交換してたらCYPLUSの電動ポンプで120psi入れた端からドンドンパンクするので「これはおかしいぞ」と日産マーチで帰宅後調べたらタイトルの通りCYDYの最大空気圧が72psiまででしたw

Ridenowだと普通に120psiは平気だったのになんだこのCYDYは!?28-451のシュワルベONEで72psiみたいな低圧でどこ走ればいいんだよッ!パヴェかッ!?…とか思ってたらふと37-451のVEE speedsterのことを思い出しました。太いタイヤで低圧とくれば今時の流行。まあこれはまた後日。そんなこんなで周防大島を日産マーチで救援に来てくれた妻とドライブする羽目に。

周防大島と言えば宮本常一。21世紀の岩国市にとってメガソーラーよりホットミルクな人だと思うんだけど記念館がしょぼい。余りにしょぼい。頑張ってほしい。

お昼時だったのでオークンというカンボジア料理店にやってきた。ちなみに関東地方出身の妻に言わせれば「周防大島」という地名はあまり良いイメージはないそうです。そこらへんの島を思い浮かべるそうな。「屋代島」のほうが県外者にとって「おお」という感じらしい。

カンボジア料理といえばA380に乗れた思い出なんだけどちょっとあのご当地の夜食った料理に比べてO君、パンチが足りない。日本人に食べやすいようになってる感じ。

しかし飲み物はパンチがあった。これは飲めへんかったw

僻地周防高森から博多までさらばのライブを見て都会の居酒屋で酒飲もうと思ったら1kmの散策で1時間40分の尺では全然足りなかった話。

知らないうちに53歳になっていたのでJR西日本の「おとなびWEB早特」を利用してみた。東京に住んでるときは日本旅行の「バリ得こだま」を良く利用したものだがなるほど50歳以上ということですみ分けてるのだろう。しかしパッと検索しても「おとなびWEBパス」使ったなんだか良く分からない「より安くより速くより遠くへ」な情報しかでてこない。我々は乗り鉄ではない。ワシらが30代40代の頃に異種多様な人々の間でサクッと気軽に検索するためにインターネットが生まれHTML5.0でさらにお気軽な未来が提示され軍縮と金融引き締めで行き場を失っていた金がジャブジャブつぎ込まれてgoogleとかお便利サービスウハウハだったのだが21世紀も20年経つとネット界すら安易な方向へ先鋭化するばかり。今回「呉服町駅に着いたのは何時だっけ?どれgoogleのタイムラインを見るか…」とかやったら「2024年12月8日サービス終了のお知らせ」が出てましたな。

0855 岩徳線 周防高森駅発。クルマで行くのは貧乏人。ハイソな我々は公共交通機関で行く。ようするに田舎から都会に出て酒が飲みたいだけ。

何度も書くがJR西日本の岩徳線はSUICAがつかえない。沿線住民は暴動を起こすべきなのだが起きない。

岩徳線で徳山方面は初めてなのではしゃぐ50代夫婦。運転席では研修中ぽい人と指導してる人ぽい人がいた。あとロングシートの中央付近にあるひじ掛けみたいな箱(写真下)は何を収納しているんだろう。左右なくせば二人ぐらい座れそうなんだけど。

0939 徳山駅着。なんか古式ゆかしい喫茶店に入ることにした。

なんか子供の頃、喫茶店に入ったら大和の模型があったのをうっすら覚えているような覚えていないような…正しい記憶だとしたら40年ぶりとかにここに来たのかもしれない。まあ実家のことなんか思い出したくもない忌まわしい過去だが、案外優しかった親戚のおじちゃんとかに連れられて見たのかも知れない。まあどっちにしろ皆死んだか死ぬ予定なのでどうでもいい話。

これまた人生で2回目か3回目のモーニング。周防のクソ田舎で学生のころ東京に出て政策提言するような職場に勤めたら毎朝食するんだろうなと思ったら一度もなかった。東京の公金チューチューの現場からほうほうの体で逃げ出して田舎に住んでなおかつ公共交通機関を利用したい派としては今後食する機会が増えるかもしれない。

1049 山陽新幹線こだま841号 徳山駅発。

1204 JR九州 博多駅着。1時間以上あるから本でも読めるかと思ったが夫婦でバカ話してたらあっという間についた。

1221 福岡市営地下鉄 空港線 博多駅発。

1236 福岡市営地下鉄 藤崎駅着。

ももちパレスの最寄り駅なんだけど結構大きくて昭和感あふれる駅だった。

昼飯を食べる場所を探して彷徨い、結局ロイヤルホストで代替肉を食う。割と美味かった。今回「福岡と言う都会であっても食い物屋を探すのは結構大変」と言うことを学んだ旅であった。

1400 さらばライブ視聴。うーん。なんかメジャーになっていろんな方面に配慮してて新宿モリエールでブクロがマシュマロ落とすの見てた頃の面白さはないなあ。

1605 福岡市営地下鉄 藤崎駅発。貝塚行がやってきたので乗る。呉服町駅から博多駅まで1km程度あるいているうちに居酒屋がみつかるだろうと踏んだのだ。

1618 呉服町駅着。1kmちょっとの距離を博多方面に向けて歩く。しかし初めての街で居酒屋を見つけるのは難しかった。でかくて近代装備のお寺とか「ヤクザの基地か?」と見入ってしまい、これでは初めての修羅の街での楽しい散策である。乗り換え時間1時間37分では全く時間が足りなかった。目的地が決まっていればそうでもないのだろうが、次に公共交通機関を使ってフラフラする時は覚えておこう。

1755 山陽新幹線こだま866号 博多駅発 しょうがないので博多駅のプロントで100円のパンを買って飲む。残念だったがこれまた割と美味くてこれが100円なのは凄い。そして博多駅のプロントは急ぎの迷惑な客に対して非常に親切であった。

1919 JR西日本 徳山駅着。さすがに6月でもこの時刻は暗くなる。

1951 岩徳線 徳山駅発。

2037 周防高森駅着 僻地のローカル線の接続が悪いことは承知のうえで行った今回のミッション。列車の接続時間が長くてさぞかし暇だろうと思ったら意外と時間が足りなくて意外だった(重複表現)ここで片道料金を見てみる。

周防高森→徳山 510円。

徳山→博多 特急券1,830円 乗車券2,040円(通常3,060円※+3410円)※自由席は2,530円。うーん、安い。

博多→藤崎 300円。

50代の夫婦が片道4,680円で総合計18,720円。高速道路料金はETCで片道4,030円x2=8,060円。ガソリン代は30リットルで5000円程度かあ。

家の壁に蛍が居てビックリ。どんだけ田舎なんだよw(うれしい)