俺は超おしゃれ親父なので下駄履いてやよい号に乗ってアボガドバーガー食いながら裏原宿から千駄ヶ谷あたりをうろついてたわけですよ。
そしたらグランディヴェルという読みにくい変な自転車関係のスペース(店?)を発見。なんじゃここは?カランコロンと侵入。
そこには固定ローラーに液晶テレビ!そう、私がニコニコ動画で作ったあの室内で自転車を使って遊ぶシステム…
のホンモノバージョンが4つぐらいいつでも乗れる状態で展示してある!!これはすごい。数十万するかわかんないよ!!(もちろん自転車や液晶テレビ抜き)よし乗るぞ!!カランコロン…うおお!なんで今俺下駄履いてるんだ!?
で、こんなデブ親父が乗ったらフルカーボンのロードレーサーがどうなるか心配していたので私の下駄を見て安心して気が緩んだお店の二人とずいぶん話しこんでしまった。デブ親父のアメリカ旅行とかのうざい自慢話をガマン強く聴いてくれる天使のような心の人たちです。それは私が保証します。
家に帰って検索したらシクロワイヤードの記事を見つけた。
eBayからバックレスト付きサドルがキター!!
eBayから届いた!
つけてみた。
作業台作って自転車3台いじって腰痛。
RaptoBikeいじったついでに、思えばどうしてこの1年間LEGGEROやタルタルーガやTR-1をいじらないのかと言えば作業するのに腰を曲げるどころか七転八倒して作業するのがおっくだったから。というわけでずいぶん前から目をつけていた収納台をこの機会に改造して作業台を作った。
上部の丸棒二本を自由に配置でき、掃除機やら空気入れも収納してあるぞ。これで普通の自転車も作業効率が大幅にアップ。調子に乗ってやよい号タルタルーガFの後輪ブレーキのトーイン調整して音鳴り改善。雪歩号TR-1と千早号LEGGEROのRDを調整しはしゃいで近所を走り回ったが慣れない新しい体勢で長時間作業したため腰痛発生。
まあ腰痛にも慣れたもんで横になって暖めて休みつつ、様子を見て食事を取りつつ映画を見に歩いたり軽めに自転車に乗るなどの運動してれば大抵直る。
RaptoBike700C化だが、ホームページがまた消えてるワタナベサイクル鷺宮店になぜかA-CLASSのCITI1.0の前輪だけがあったのでスポークがEASTON CIRCUITと同じ24本なのが気になるがとりあえず使うことにした。そういえばEASTONのカタログだいぶ変わってCIRCUITは今はお値段からしてEA70あたりなんでしょうか。
雪歩号とやよい号のメンテ。
それぞれのサドル交換と、雪歩号はチェーン交換。本気で乗ってた頃は半年でチェーンが切れてたけどこのごろはシフトチェンジの調子が悪くなったら変える感じ。
「ノーブレーキピストはなんで危ないのか?」
「チェーンが突然切れたら危ない」
「なるほど」
つまりブレーキだって壊れるときは壊れるかもしれないが、それは半年ではない。LEGGEROの105は4年間ノーメンテで使えている。シューもワイヤも壊れる頃にゃ目視で様子が判る。
それに対してチェーンが切れるときは「なんかシフトチェンジの様子がヘンだな」と思っていたら突然切れるので、やはりノーブレーキピストは危険なのだ。ただし、毎日本気乗りしてないとそうそう切れるものでもないことは理解している。
TartarugaF/Raptobikeの20インチのタイヤであるが、パナのMinitsのLiteとToughを使っている。どっちも耐久性がいまいち。ひびが入り、半年過ぎると表面がはがれる可能性が出てくる。SCHWALBEのMARATHONと比べて明らかに良くない。しかしMARATHONの細さは1.5まで。1.1のSCHWALBEのDURANOが欲しいのだが毎日WEBを見てるわけではないのでいつも売り切れ。(送料ケチるためRaptobikeの後26インチと一緒に注文する機会を狙っていることもあるが)この辺はアイマスのレアアイテムよりレアなのかもしれない。今回は1.35というヘンな太さのSCHWALBEのKOJAKがあったので履かせてみた。文字がでかくていい感じだ。
今日の空。
まだプロデュースは終わってなかった。やよい号のシートフレームをカット。
これで思いっきり寝そべることが出来た。日本人は自転車に乗ったことが無い人がほとんどなので信じられないだろうがこれで体感5km/hUPである。(速度計るものつけてないから実際は分からないけど。ポジションがまだ決まってないから速度調べてもしょうがない)しかしホントに楽に前に進むので感動した。
シートフレームを切って寝そべることが出来てなにが変わったかと言えば空気抵抗が減ったのだ。そもそも我々自転車乗りにとってペダルとは前に進むためにあるのではない。空気を切り開くためにあれをグルグルまわしているのだ。そんなバカなという人は一生に一度でいいから数十万円の自転車を買え。マジで身体や肩を横に向けるだけで今までの人生で経験したことのないワケの判らない不思議な力がグイと押してくれる(空気抵抗が減る)のを感じるだろう。この瞬間を味わったらもうオートバイや自動車なんてもうガキのオモチャのちんちくりんである。なにしろ加速という現象を叩き出す原因(減速も含めて)が自転車のほうがはるかに多すぐるのだ。こればっかりは事実なんだからしょうがない。
さてタルタルーガ タイプFのシートフレームは結構肉厚なので覚悟して作業にかかったが1000円ぐらいのアルミを切るノコギリで拍子抜けするぐらいサクサク切れた。10分かそこらの作業だったと思う。
やよい号のプロデュースは終わりかな…
サドルを丸石に変えた。700gで最初からタルタルーガについているサドルとあまり変わらないけどスプリングコイルがある分、長距離とAEROSPOKEには良いはず。
下に転がっているVELOの650gのクロスバイク用のサドルは(質の良い)スプリングコイルがタルタルーガFに極めて効果的であることを教えてくれた。しかしクロスバイク用なので幅が狭く、長距離を全力で走るとケツが痛い。
もう少し幅広でスプリングコイルがついてるサドルとなるとビーチクルーザー用なのだが1kgを超えるものばかりで無理。700g以下の軽いママチャリ用を探したが中古にはなかなか適当なのがなく(特にスプリングコイルの良し悪しの差が激しいのには参った)、結局、丸石自転車のサドルをほぼ新品で購入した。
幅はさすがに広く、太ももの裏側が当たって痛いという最初からついてたサドルと同じ悩みが復活しそうだが、これはポジションを探せば良い。一応ちゃんとした数万円のママチャリ用なのでVELOほどではないがスプリングの効果もまあまあで、路肩を走ってもホイールへの負担も減り、長距離も楽になると思う。あと1回ぐらい100km以上走ってみて良ければもう大満足のランクSでプロデュース終了だ。なんだかさびしい。
そして次が待っている。この円高で個人輸入の手段をあれやこれや模索中。