全球75億のazub origamiファンの皆様、お待たせしました。ポン付けパーツで前後フルDISC化でございますw

 ホイールはKITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEEL。カーボンなのでリムブレーキはつかいたくないし、そもそもorigamiは406向けのフレームなので451をつけるとなるとVブレーキはアジャスターが必須。

 ディスクブレーキ化すればこうした問題からも解放されますw

 なんということでしょう。TRPのspyreがa2zのUniversal disc mountでazub origamiのリアに取り付けられております。しかも泥除けと共存して…

 a2zのカタログではDM-UNIになっててイマイチ名前が統一されてないコイツのシートステーにあてがう部分を削っています。この部分の回転の固定にはチェーンリングのスペーサーをかましています。こんなつま先立ちでおっ立ってるような固定方法ですが今朝ふら~っと試走で時速40kmで常識の範囲でギュー~っと停まるぶんには全く問題なし。

 あとazub origamiのフレームも微調整のため一部ヤスリで削っています。自分もやりたいと言うバカは各自で調整すべしw

 こうして折り畳みリカンベント自転車であるorigamiの可変シートステーのためのクリアランスを確保することができました。これでちゃんと畳めます。これがないとorigamiじゃない!

LEZYNE MEGA XL GPS買ってみた。

Y’s Road上野店で予約したMEGA XLがやってきたw

まず外箱はチャチなので開封と同時に捨ててしまいがちですが、そのときユーザー登録に必要なちっこい紙類をなくさないよう注意。

次に私の携帯はwindows phoneなんだけどサブ機はandroidはjelly proで、これにインスコしたLEZYNE GPS ALLY v2とMEGA XLがちっともつながらない。

試行錯誤のあげく泥のOSのほうの設定のBluetoothでペアリングしたらようやくLEZYNE GPS ALLY v2が認識したのでandroidってそういうものかもしれないがメインで使ってないので良く分からない。

ついでに言えばandroid端末と接続しないままパワーメーター(今回は4iiiiだけの問題かもしれないけど)とペアリングして計測してると信号待ちなんかでパワメとのペアリングが切れまくる。まずはandroidと接続して各種設定をしろ。ということなんだろうけどandroidもってなくてもOKというモノづくりにしてもらわないと困る人は困ると思う。

あとPCとの接続はUSBケーブルでOK。あと何故かタイムゾーンが香港になってたぞw

で、やりたかったのはコレ。

せっかく4iiiiのパワーメーター買ったのにstrava.comで得た.gpxファイルだと動画編集アプリgarmin virbでパワーメーターの値が表示されないのをなんとかしたかったのだw

MEGA XLをPCにつないだらフォルダから取り出せる.fitファイルでなんにも考えずにパワメ表示できました!

これは良かった。が…

…と思ったら複数地図をMEGA XLにインスコできるのか!ちょっとこれは後ほど検証w

(7月20日追記)なんか総容量が64MBぽいです…うーんwブルベのコースに沿ってちまちか細切れ地図をインスコすれば使えるかもしれないけど…表示される地図の縮尺は狭いし…多分LEZYNEさんはサイコンで地図を見る場面って「この曲がり道で大丈夫か確認用」ぐらいにしか考えておらず「今走っているのはこの地方のどのあたりかな?」とか見たいときは「スマホ使え」ということですね。

とりあえず登山からブルベまでなんでもOKのGARMIN eTrex20xjの代替を考えてる造りじゃないことは明らかです。

あと

(7月20日追記)↑これでかい地図のとき起こるっぽいです。欲張って「HUGE」サイズじゃなくちと余裕かまして細切れの「MEDIUM」地図なら安定してるっぽい。ぽいぽい。

リセットはenter+menuキー押しっぱなし45秒。指が痛いです…

(10月9日追記)
・結論から言えば年寄りの目に厳しいeTrex20xjの替わりになるものではなかった。残念。せめてwaypoitかなにかPCからデータがアップロードできればなあ。
・温度計はボントレのtrip300より2~5度低めに表示される。ただ別途一緒に計測したcasioの温度計と近い値なのでLEZYNEのほうが正確だと思う。
・斜度計は山では反応が遅くて参考程度。平坦では「あれ?なんでスピードでないの?」というとき補給不足なのか風のせいなのか緩い登りなのかの判断材料(諦め・焦り防止)にはなる。
・高度計はその日によって±40mぐらい変化するのでまあこれも暇つぶし程度。
・フリーズはtwitterで騒いだ1回のみ。安定はする。が、ログ保存中じゃないといきなり電源がブチ切れる現象あり。ていうかログ保存中モードに切り替えないと「移動を検知。ログ保存しますか?」みたいなメッセージがでて速度も見れないのでいちいちログ保存に切り替えるのがくそウザイ。どこかいぢればこの設定切れるんだろうけど、いつも走行記録取るつもりないけど時々は取るよ~みたいなゆるぽたライダーにはキツいw

やっぱりこれブルベ用途よりローディが防水スマホをポッケに忍ばせつつトレーニングする用の製品ですね。

ツール・ド・フランス2018第9ステージでデゲンコルブ様が優勝!!

とにかくツルっと滑ったのも含めたら落車だらけの第9ステージ。アラス・シタデル~ルーベ。


2015年にパリルーベで優勝して以来ケガやらなんやらでくすぶってた(さようなら、デゲ様。参照。)デゲ様が初ツール優勝です!

久しぶりにRaptobikeをいぢる…と妻から「顔が灰色だ」と言われる。

 半日外で作業してただけで日焼けがそれぐらい強いという意味です。今年の梅雨は6月29日ごろ明けたということに確定なんでしょうか。気温も高いと言えば高いのですが35℃を大幅に超えるというわけでもなく、とにかく風が強いので自転車で何度も40℃ぐらいの中を数十キロから100キロぐらい走った人間にとっては、まあこれぐらいならエアコンをかける必要はないです。自転車に乗ったことがないママチャリ国家の日本人はそうもいかないようですが(嘲り)それにしても春ごろの大陸っぽい乾燥したあの寒さから考えると異常気象だと思います。

 さて4iiiiのパワメ購入騒ぎで172.5mmの105クランク(ただし5穴のPCD130なのでトリプルのFC-5703)を2つ購入したわけですがazub origamiやよい号につけてraptobike lowracer美希号につけないわけにはいかんだろ。というわけで

 つけてみました。

 トリプルなのでチェーンラインを考えてチェーンリングを内側につけています。チェーンガードのある美希号ならそれほど心配することはないのですがやよい号だと結構脱落しました。

 ついでにブレーキもBB7からTRP spyreに交換して乗ってみたのですが…新年ごろの右足の痛みがなぜか美希号に乗った時だけ復活。

 とりあえずシートを下げてみることに。痛みは和らぎましたがこれで400km、600km乗れと言われたら考える痛みです。変なアルミ板はシートクランプ倒れ対策。黒いステーみたいなのはmistralの荷台の部品から流用したものです。

 うーん。美希号は停まった時だけ痛みがあるんだよな~。それに比べてやよい号は停まってる間もステムは可変だし全体的に優しいというかポジションが楽なんだよなあ~。別に明日Raptobikeでブルベ出るわけじゃないから困らないけどノーズの位置も調整すべきかなあ…しかし「とりあえず50km/h以上出してよ」とどこかの誰かに言われたら、やはりコイツに乗るしかないです。

TRP spyreのスナップピンを失くしたのでスーパーラジコン東京秋葉原店でスナップピンセット購入。

 世はまさにディスク。すったもんだのあげく今年の7月1日からUCIがディスクブレーキ公認になったこのごろ。私のリカンベントも全部フロントはディスクブレーキ。(フォーク交換だけで対応できるからね)
 当初avid BB7ばかりだったけど、その後継としてTRP spyreを選んだ理由はブレーキパッドがシマノ互換で安くて入手しやすいから:

 ところがこれについてる割ピンを「パッドが互換ならパッドを固定するピンも互換だろ」とspyreにシマノの割ピンを使ったらパッドが鳴くようになってしまったでござるw(やっぱり割ピンの「くにっ」って曲げてる部分でパッドが傾いちゃうんでしょうな)これはマズイ。元に戻そう。と思っても後の祭り。ちっこいスナップピン(またの名を松葉ピン、Rピンとか色々呼ばれてて面白いw)がなくなってしまっていたw

 しょうがねえな、とTRPのスモールパーツ販売サイトに行ってみると…

PAD RETAINING PINS (For Spyre and Spyke Calipers, select 28.5 W/Clip) … USD3.99

 ほうほう、400円か500円か。で、送料は?

FIRST CLASS INTERNATIONAL (10-15 DAYS): $14.99

 合計2,000円超えるやん!!…というワケでご近所で手に入れられないかとスーパーラジコン東京秋葉原店くんだり来てみたら見るからにイケそうな商品が:

 ラジコン触ったことある人なら知ってるカウルを固定するピンですね。

 つけてみました。純正品は素手でも取り付けられる柔らかさだけどタミヤのはラジオペンチがないとちょいキツい固さ。まあ、こればっかりはしょうがないですね。

 このピンがなくて固定されないよりは天と地の差です。

パワーメーター買って米沢に行きました。

 せっかくwordpressをwindows10で動かしてるんだから裸族の頭引っ越しキットを使えば動作中でも起動ドライブごとバックアップできるぞ!!→システム全部ダウン!!のためパワーメーター購入直後ではしゃいでた日記が雲散霧消してしましました。

 6月8~10日に米沢旅行してきました。

 初日は露天風呂で有名な姥湯温泉 桝形屋に宿泊。

 ここに行く道も「すごい」と有名らしいけど

 私は山口県ですけどどこの地方でも山奥の田舎道走り回った経験がありゃ大したことないですw

 とかいなか育ちの妻は怖がってましたがw

 軽トラでないと走れないような幅ではありません。ただ1500ccで1st入れて登ったのはかなり久しぶりw

 2日目適当に米沢市内を見た後妻は吟行へ。私は米沢シティホテルという安宿に車を置かせてもらって午後から白布峠へ。駐車場に蚊が居そうだから虫よけスプレー多めにかけて這う這うの体で出発したもんだからボトルを忘れるw

 やはり今年はヘンに寒いので下着は普通の綿。観光なので上はグリマーのドライTシャツ。下はジャージ。それでも問題ないのがリカンベントの良いところ。しかし白布峠を上っている間はEndura Pakajak Jacket SS16着たり脱いだりで(これが面倒だし汗がダラダラ出て「あれ?暑いのかな?」と気付いたころには結構体力消耗してたりで)結構キビしかったです。

 白布峠の一番高いところがイマイチ分からなくて変な石碑(浜田広介という児童文学の人の碑らしい)で写真撮ったり本当は降りて見たかった檜原湖を望んだりしてたら通りがかりのローディが「檜原湖に行っても35kmぐらい走れば米沢に戻れますヨ」と教えてくれたけど騙されてはイケナイ。こいつの成り(装備)を見ればあの浄土平を通るコースに決まってるw

 というわけで素直に下山。途中で「かもしか(太田酒店)」と書いてあるシャレオツな看板発見。「かもしか」なんて地酒あるなら欲しいと思ったら「そんなものはない」というわけで「はだれ雪」を購入。おまけにお店の名前も「かもしかや」だそうで、これが「かもしかや」だと俺はここに入らなかっただろうな~ わっかるかな~

 ところで、なんでいきなりstravaを使い始めたかのは最近4iiiのパワーメーターを購入して

 jelly proの固定方法としてゆるふわーくすのetrex=cateyeアタッチメントが決まったからであります。

 stravaの軌跡が下山後米沢市内に入るか入らないか辺りでウロウロしているのは米沢シティホテルの周辺にはコンビニがないので探していたのだ。

 まっとうな安宿である米沢シティホテル。水道水が「錆臭いので飲んじゃダメ」と2lペットボトルの水がw

 コンビニ探しも必死になりますw

 2日目の夜はペットボトルの水とコンビニで買った飲み物でしのいで3日目に妻と合流して宝さがしみたいな感じで草木塔探しとかこれまたいろいろ観光したんですが、最後に寒くて暖かいコーヒーがないどころかその在処のウソ情報を教えてくれるおじさん店員が居る飯豊町のユリ園とその近くの展望台から望んだ散居集落が良かったです。

 写真だけ見てもただの風景ですがイザベラ・バードがエデンの園と形容した景色です。

4度目のランドネきたかん400kmはやっとこさ東回りを選択w確かに楽なコースでした。コースだけは…

 ランドネきたかん2018に出る前に女房がたけのこのアク取ってたんですよ。すごいアクがでるみたいで鍋が地獄絵図になってましたが

 今回私自身が地獄を見たあとで(体重が82kg→76kgになってた)食った「たけのこごはん」がメチャクチャ美味かったです。

 食ってるとマジで「がんばれ!タブチくん」みたいに徐々に顔が膨らんできたみたいで隣でその様子を目をまん丸くして見てた女房の顔が忘れられません。多分、この世で起こる現象でかなり上位に来る面白いモノを見せることができたんじゃないかと思うw

 * * *

 さてブルベ400kmなのに女房の話をオープニングに持ってきたのはワケがありまして:

・ゴール地点に妻の運転するマイカーを設置するのはブルベ的に良いことなのか問題。

 今回、天気予報が「とにかくいい天気」だったので完全になめてました。

 とにかくいやマジで。

 毎年この時期400kmをクソ群馬の夏来にけらしな暑さにやられてるもんだから今回は気合を入れての完璧な夏装備。FOOTMAXのアームカバーに品質は落ちるが素材の薄さでは我が家では一番のやよいちゃんジャージ、しかも下着はあのミレーのドライナミック。最強に涼しさ爆発で挑んだところ気温がお昼になってもtrip300実測28℃ぐらいまでしか上がらないw「25℃ぐらいまでだったよ」という人も居て普通の状態なら暑いんだろうけど時速25kmキープで走ってると寒い(あとなぜか風が冷たい。意味不明なぐらい冷たかった)w

 もちろん試走レポで「朝は最低5℃まで気温下がったよ」とのことでARSUXEOとかいう支那上着は持ってきてはいるがコレは朝晩用。

 これと真昼の中間として持ってきたNorthwave Jet Jacket AW16が薄すぎた。せめてもうちょい風を受けても平気なPakajak Jacket SS16持ってきてればなあ。結局陽が落ちると同時に日焼け防止のナルーマスクを脱ぎ捨てる。鼻水が出ていたのかも知れない。このへんで不安がよぎる「俺、風邪ひいてるの!?」

 どうにかこうにか赤城山を登ったPC4でダウンヒル&夜と朝の寒さに備えて支那の安物上着を羽織ったところ今度は猛烈な眠気が。まだ夜の11時ごろなのに。こんなのはじめて。多分、おそらく、この経験は

 風邪っぽい時にあったかい服を着ると身体が猛烈に休息を欲する。

 なんじゃなかろうか。今まで経験したことのないNEMさ。コインチェック暴落どころじゃない。ホントにマジで猛烈に眠い。

 赤城山ダウンヒルで60km/hとか出してみたりするも全然眠気が飛ばない。むしろ酷くなる一方。そうかと言ってこれからドンドン寒くなるのに自ら服を脱ぐわけにもいかない。マズイことに前述の支那のクソ安いARSUXEOがムカつくほど性能が良い(あったか~いwww)。意識が飛びまくりで蛇行運転してるのが自分でも分かる。後続の連中「危ないリカンベントだなあ」と思ったろうなあ。すいません…

 で、ここからが本題。PC5のイートインで偶然隣り合ったヘンな外人とニホンゴで話す。

 「眠気?5分間グライ(机につっぷす)休メバ、ダイジョウブヨ」

 マジか。それしか方法ないんすか。

 5分休憩ってもかなりのタイムロス。しかも眠気が飛ぶのは20kmぐらいしかもたないよ~。あれ?でも今になって冷静に考えたら100kmを5分休憩x20kmなら30分弱のタイムロスでなんとかなるのか(もちろん休憩の姿勢にはいる時間を入れたら1時間ぐらいのロスになるだろうけど、それでも)結局今回も24時間ちょっとでゴールしたんだから貯金は3時間弱あったわけで。…

 このときのツイートに@yasu_alize20さんに「帰るまでがブルベですよ!」とおっしゃってますが(ここ重要!):

 ブルベとは自己完結のスポーツ。

 なのであります。これだけは他の玉ころがして喜んだりオリンピックとか寒っむいイベントで金儲けたりの臭っさいスポーツとブルベが決定的に違う金科玉条であります。

 PC5、PC6と風邪と睡魔でへろへろになりながら、なんとかゴールのろまんちっく村にたどり着いたのはそこに妻とマイカーがあったから。これが良いことなのか悪いことなのか。

 途中で何人かがDNFを宣言してリタイアしてますが。これは立派にブルベという競技を完遂しているのです。自分で24時間営業の飲食店なりサウナ風呂なり見つけてそこで休憩なり公共交通機関なりの自己完結なわけですから。

 それに比べて自分は妻への体裁もあるでしょうが「ゴールにたどり着けばなんとかなる」とのシンプルな計算で今まで経験したことのない不慣れな状態のままPC5からゴールまでの公道を走ったわけで総評としては「どうも赤城山からのへろへろ走りを省みるに、ちゃんとDNFした人に比べて良いブルベをしたとは言えねえなあ~」と反省してます。悔しい。ブルベとはこういうゲームであります。

 妻はろまんちっく村の前は栃木の那珂川町で小砂焼を愉しんだ様子。冒頭のたけのこごはんが入ってる器が小砂焼との由。たけのこに醤油とみりんと油揚げだけの味付けが美味かった。

 食いながら「じゃあ、任意の休憩地点にマイカーを置いたらどうだろうか」とか考えたりもしました。温水シャワーが出るようなキャンピングカーだとさらに良い。レンタルすれば金額的にも非現実的な話ではない。そこで休憩して回復しないならクルマに乗って帰っても全然ブルベ精神に則っている。なんちゅうスポーツじゃ。勿論、他人に車を移動させたらルール違反。あくまで自分で運転して任意の地点に設置しないと…

 そんなこんなでツイッターしてたらPC5でちょっとアドバイス頂いたあの外人さん:

 なんか結構偉そうな人でしたw