豪雪から2日目の都内はこんな感じ。

 ちなみにバイクは響号。

 さらにちなみに言うと私はこの冬、自転車で高円寺と浅草あたりをフラフラしてるとき、二人も行き倒れを助けたのである。一人は酔っ払い。一人はお婆ちゃん。景気が良いのか悪いのか・高齢化社会か。

 なので存分に気後れすることなく救助作業ができるように(自転車片手に「オイ!大丈夫か!」と喋ってると傍からどう見ても自転車で俺が轢いた図に見えるw)どんな短距離でも走行中は録画するようにしているのであった。

雪歩号、雪の進軍!!/テムレス全く役立たずw

 前回の大雪でクロスバイク+スパイクタイヤだとイマイチだったので購入したfatbike!雪歩号ことsurly pugsley。

 今回は完璧!!

 特に歩道を恐る恐る歩いてる人々、自転車を押して歩く人々、そして車道のチェーンはめてバッチリ対策してるクルマも他のノーマルタイヤ野郎のせいで結局ノロノロ運転。

 俺一人だけスイスイ♪チャリ転がしてましたよ。

 でヘルメットにパナのHX-A1Hつけてたんですが寒さのせいか1時間もたずに終了。途中から地面を気にして下ばかりの絵面に。やっぱりアクションカメラの類はハンドルにつけないとロクな絵は撮れないのでした。

 環7の歩道は割かし整備されているのでホントにフカフカ雪まつりwww
 いやホントマジで楽しかった。雪歩号もうれしそう。ここら辺走ってる様子をHX-A1Hで撮りたかった…

 でもって自宅に着いたの図。お嬢と雪がキレイですね~。後ろの雪のバケモノみたいなのはK12マーチです。

 今回fatbikeが降り始めの雪道ならメチャクチャ有効なことが分かりました。特に歩道を安全な速度で転がすのは徒歩・自動車に比べて安全面からも速度的にもほぼ最強の交通手段です。

 そして失敗と言えば・まずアイウェア。rudy projectのrydonの古くて調光が鈍くなったヤツを通勤用に使ってるんですが、本日もなにも考えずに使ったら雪がビシバシ顔にあたって痛かったです。真面目に雪の中で走るならアイウェアはもっと顔面を覆うようなタイプじゃないとダメです。

 そしてテムレス。期待してたけど雪が降る寒さではダメでした。冷たくてただのゴム手袋ですw
(※1月29日訂正:すいません私が持っていったのは女房の園芸作業用のジャージテムレスで、こういう時は”防寒用テムレスを使え!”とのことでした。テムレスファンの皆様にお詫びして訂正します。(^^;;;)
 予備で持って行った↓のほうがよっぽど温かかったです。(途中でびちょびちょになったけど)

 その他は1万円程度のゴアテックスの合羽にゴム長靴で十分でした。反射ベストは雪がへばりついて反射材が見えなくなったかな?と思いつつも、やはりブルベ装備してると自動車からの扱いが違うと思います。ないよりはマシでしょう。

SRメダルが届きました/テムレス最高!!

 10日にSRメダルが届きました!

 これで私も自転車乗りのはしくれ。今年はゆっくりまったり走りましょう。

 で、本日は冬の雨だったんですが去年あたりからブルベ界隈を騒がせている手袋:テムレス!


 とりあえず私は500円弱のものを買ってみました。

 まず、最初はゴムっぽい素材なので冷たい風にあたるとキンキンに冷えて凍えそう…と思われがちなんですがそんなことはないです。しかし、この時点ではそんなに驚かない。まあ、あったかい手袋なんて金出せばいくらでもあります

 ただ今日は違った。

 「ママチャリ」という私の中ではベントレーやマセラティと同じ知的障害者がワッカ掴んで「ブッブー!!しゃりんでうごくのりものだお!!」とかやってるキチガイゴミ車と歩道で接触してチェーンが落ちたんですよ。マズイ。この冷たい冬の雨のなか。チェーンを掴んで…テンショナーがアッチ向かないように…なんせ今日の手袋はゴムだかビニールだかとんがった金属に挟まれたら一発で破けそうな薄い素材の手袋だから慎重に…

 あ?あれ??(作業しながら手ごたえで分かる)

 もうまったく他のン万円する手袋がなんだったのかと思うぐらい薄手で作業がしやすい!しかも破ける様子もない!(ムチャクチャすれば破けるでしょうけど(^^;)これはすごい!作業用手袋で防水性があって耐寒性もあるからブルベ界隈で騒がれていたわけだ!

 いままでの手袋からすればこの快適さ(つまりなんか事故が起きてもOKという安心感)。冬の雨の日おこたでぬくぬくしながら時速30kmで走っているようなもんです。本気でそう感じました。私は通勤でしか使ったことはないですがまさに冬の雨の生活のためにあるのがテムレスです。4輪乗りの皆さん、残念でした。もはや4輪が自転車に勝っている部分は全くありません!!これからどんな季節、どんな天候でも公道は自転車であふれかえることでしょう!!

チェコ製なので頑丈なのが取り柄だったやよい号(azub origami)、可変ステムのネジ山吹っ飛ぶw

 やよい号ことazub origami。さすがチェコ製で折り畳み自転車でここまで剛性のある自転車は初めてだったんですが、今日の通勤帰り道、曙橋あたりで「ガコッ」可変ステムの傾きを調整するネジがめり込んでステムがだだ下がりw


 帰宅してみると、ネジ山が吹っ飛んでました。うーん。頑丈さが取り柄だったのですが、こういう細かい部分はしょうがないか… ていうか俺がステム利用して踏ん張り杉w

 じゃあこういう時の常套手段:少しでかいボルト用のネジ山をタップしようかと思ったのですが:

 よく考えると太くてでかいボルトとなるともうめっちゃ長いヤツしか簡単に存在しないのでやめましょう。

 ネジの回転で傾き調整するのが無理があるんです。今後はワッシャかまして傾き調整とします。もうちょい微妙な傾き調整したければこのワッシャを削ったりしましょうw

RENAULT PLATINUM LIGHT 6(AL140)キター!うぎゃあああああ!ママチャリ文明だああああ!!

 前回FDB140についてぐだぐだ書いたが54,800円で買ってしまいました。

 ルノー プラチナ(失笑)ライト6。箱を受け取って第1印象「か…軽い!」これは本当。後述するが元祖FDB140(BYA412)より1kg以上軽い。しかし次の瞬間、恐怖のどん底に陥る。

 ダンロップwwww

 所謂英式バルブ。ママチャリ文明である。ルノーよ。これが普段から「自転車は自動車より優れている」「BCHはBTCにとって代わる」と真実を言いふらかしている人間に対する仕打ちか。酷い。ひどすぎる。

 マトモな自転車乗りの我が家に

ママチャリに空気を入れる手段があるワケがない。

 嘆いていても始まらない。トンボ口(ぐち。である。tonboroではない)を探しに高円寺サイクルベースあさひに行ったがそんなものは置いてないとのこと。「ですよねーw」となぜか高円寺オリンピックにあった!笑う。リッ〇ル買い増しや!

 トンボ口だとすごく貧乏くさいけど「ダンロップ(英式バルブ)=シュレーダー(米式)変換アダプタ」と呼ぶとカッコイイ。もちろん、誰もそんな名前では呼ばない。ちなみに仏式バルブはフレンチと言います。このブログを見ている人なら常識ですよね?

 とにかくこれで空気を入れられる。85psiだから6bar。車の3倍近い空気圧だぞ。全く…一般家庭の英式用空気入れで入れることができる空気圧か?ブツブツ…(コッツン)ん?んん?今度はサドルが上がらん!!このままでは背骨が地面と垂直に!!うっぎゃあああああああああ!!!このままでは

サドルに座る羽目に!

 サドルに座る!それは自転車乗りとして最低最悪の行為!!

 と思ったらシートポスト下したとき地面にあたるのを保護する変なフタみたいなの取ればいくらでもシートポスト上げることができましたw

 ふう。(結構キツく嵌ってる)世の中にはこの保護フタつけたまま乗る人が居るんだろうなあ(多分日本人のほとんどがそうだろうw)。

 ドライブトレインのアップ画像。チェーンリングは47Tなんでこれはママチャリと同じかチョイ速いも可。一応ガードもついてるんでチェーンが伸びてゆるゆるになったまま乗り続けるお馬鹿さんでもある程度OK。玄人志向の500W電源が650WまでOKな感じでいいと思います。
 脱着式ペダルはあんま良いとは思わんなあ。とりあえず取り外さないで折りたたんだり常用しちゃうと思いますよ大多数の人は。
 気が狂っている俺的な感想を言えばこの脱着用ツマミの出っ張りが全力で漕いでる時異様に邪魔です。俺はクランクが内側の踝をこする感触で「今自分の脚がどういう状態にあるか」把握して次のアクションを決定するので時速30km以上のときは漕いでて気持ちがもにゃもにゃする。…がこんな自転車でそんな走りをする人は100%キチガイなのでこのままでいいでしょうw

 で想定される乗員(妻)に乗ってもらいました。

 さて女房の感想では軽いし見た目が小さくてカワイイ感じなんだけど驚くほど軽い訳じゃないしなんかタイヤが細いのでフラフラする。つまりちょいクイックだということですな。

 同じ14インチホイールの重さ8kg台の亜美真美号(FDB140)とくらべるとタイヤが細いです。ホイールベースは気持ち長くなってる。

 驚くほど軽い訳じゃないというのはスタンドついた状態で7.2kgだもんね。ペダル入れると四捨五入で8kgだわ。

 しかし、まあ、7kg台で5万円台というのは良いでしょう。夫婦でダラダラ行きますよ。

RaptoBikeについてたXTのハブに再利用のR390のリム、ブレーキシューはM70R2。「技術」っていう言葉は自転車以外に使っちゃあイケナイと思うんですよ。

 走る走る。停まる停まる。ハッチタッチの橋本さんが組み直してくれただけあります。

「技術」っていう言葉は自転車以外に使っちゃあイケナイと思うんですよ。だって単車は200kgもあるわ四輪になったら車体1トン以下なんてないでしょう。路面からの情報がまるで届かないんです。まあ届いても100kgも1tもあるようなゴミのような振動でしょ?w

 でも46歳で衰えまくった身体で下り時速4~50kmで停まるとき(本来406なのに暗黒方式で451で使ってる)M70R2ではチト物足りない。というのが本音。Vブレーキやめてキャリパーブレーキにする方法もあるんだけど…

美希号(RaptoBike)でハッチタッチに行ったワケ:日本にちゃんとした自転車屋さんはあるのかないのか。

 ちゃんとした自転車屋さんとは

俺「ちわ~す」
ハ「なんすか」
俺「あの~ブレーキシューあるかな~と…あーVブレーキの…」
ハ「あーハメる奴ですね。ありますよ。…あるかな?」
(もそもそ)
ハ「いけんじゃないすか(ポイ)コレで」
俺「いけそうすね」
ハ「以前やったときコレっすよ。多分。」
俺「そうっぽいすね」
ハ「自分でつけれますよね」
俺「(へ?)…まあ、ハイ。…うーん作業用手袋もあるし…(会社の昼休みに来てる。ちなみに上下スーツ)やるかあ(操縦用手袋ヌギヌギ作業用手袋ハメハメ)」
(もそもそ ガチャ)
ハ「あ?リア(の車輪)外すんすか?」
俺「だってフレームこれ(リカンベント)すよ。外さないと無理っす」
ハ「うーバイク寝かせるんですか(路上で作業中)じゃあ店内でやってもいいですよ」
俺「いいんすか?じゃあお言葉に甘えて…(あ、そうだ)ついでに600km走ったんで(俺に作業させた仕返しじゃ)車輪のフレ見てくださいヨ~」
ハ「(チッ)いいっすよ…

ウギャー!!!」

 何が起きたかというとピンボケなので分かりにくいけどリムが削れて1mmかそれ以上凹んでたw

ハ「危ないっすよ!!コレ!!あー気付いて良かったー!!マジヤバイっす!!

 そうかなあ~と触ると指がひっかかるぐらい凹んでる。これはヤバイ。せいぜい体重80kgの人間が乗ること前提の自転車で、アルミの厚みが1mm薄くなるって相当ヤバイw

 アルミ板で3mm厚の強度と2mm厚の強度を考えてみればかなり違う。前者は道具使わないで曲げるのはかなり難しいけど後者はクニ~って曲げられる。確かにヤバイ。

ハ「これ見てください。別のお客さんのですけど、同じようにリムが削れて割れてます」

 うむ。確かに割れてるwタイヤがバーストしたことはあるがリムがバーストしたことはちょっと経験がない。あらやだ。

 そういうわけで次の日、ORIGAMIやよい号からホイールを外してRaptoBike美希号でハッチタッチガレーヂに来たのでした。なぜかというと美希号のシートバッグELAN RACERはホイールを2個ぶら下げるのに具合がいいから。ホイール2個運ぶ必要があったのは面倒くさいから端折って説明するがリムを廃棄する451ホイールのハブがDEOREなんだけど同じブレードスポークでXTのハブで組んでる406のホイールがあったから(多分ほとんどの人がワケワカランだろう)。

 美希号は速い。なんもメンテしてないのに50km/h出る。前輪駆動を忘れたので左右に振れるけど慣れたら相当速い。35歳ごろから5年ぐらいコイツに乗って70km/h出して、本気で全宇宙のエンジンがついてる乗り物をバカにしていた。それぐらい速いし、今も速い。

 だから私はちゃんとした自転車屋に行く。東京でもなかなかないのだから、世界中でもあるのかないのか。欧州ならこんな自転車屋ばかりだと言う人は言うが、暮らしてないから分からない。

 ちゃんとした自転車屋は安全に走る準備でしかない。しかし日本は東京ですら、これができていない。折角あったとしても、下手すると営業停止になったりする。理由は各位で考えて欲しい。(ヒント:自動車より自転車のほうが性能が良いことが国民にバレると、日本が支那より劣ることがバレるよりもヤバイ)ワイズロードとかフレンド商会は、なかなか良いのだが、惜しいことに冒頭の会話とかは、まあ、できない。