動機としては極めて不純。どうも最近ActiveXとともに忘れ去られたはずのjavascriptがnode.jsやらで鯖サイドになって復活しているらしい。
まあPHPでもjavascriptでもいいのだがwindowsはUNIXに魂を売ったmacと違ってこういうフロントエンドの環境構築が面倒(だった)。
そこでIoTとは全く関係ないけどweb上の決められた場所にjavascriptが入ったHTMLを人間様が書き込めば、無線LAN経由でそれを参照して動く。というobnizを購入してみた。
しかしかつてベーマガやMSXFANに何度も投稿プログラムが載った47歳の頭ではチュートリアル通りにLEDをチカチカさせたぐらいではイマイチ盛り上がらない。放置してたら東京の利点はセミナーやらなんやらかんやら毎日ドカドカやってて電車どころか自転車なら無料で実際にお話を聞けるところ。もう東京で消耗するものが何もない私は30秒でIoTを始めよう(obnizハンズオン#2)に参加してみました。
※なんかハンズオンセミナーでobniz購入したほうが5000円ポッキリで安いみたい。ほんとに知識ゼロで参加しても問題ない内容なのでセミナーで購入するのがオススメ。
資料は公開されており、LEDチカチカ→距離センサの動作確認→モーター2個つけてwifiリモコン車を作ってみましょー といったところ。当初はjavascriptの感触がつかめたらCO2センサとか自作して会社の空調が悪いんじゃないのかとかIoTっぽいことやろうと思っていたのだがすっかりwifiリモコン車のバカっぽさに夢中になってしまった。またHTMLに埋め込んだjavascriptの「ボタンを押しっぱなしにした時の動作」も体感できて良い。やはり参加して体験することは経験の質の格が違う。
ハンズオンセミナーではリモコンで車を動かした後、もくもくタイムということで距離センサで自動ブレーキでもやろうとしたのだが変数のスコープも分からず先生に教えてもらった。これはもうjavascriptプログラムの勉強以外の何物でもない。時間切れ志半ばに帰宅してからはobniz以外のモノはないのでスグに他パーツを購入。
とにかくマブチみたいなしょっぱいモーターに500mAぐらいのしょっぱい電気流してもトルクが足りないは明らかなのでギアボックスは必須(私はギア比114.7:1にしてみた)プログラムの特徴や狭い机で超信地旋回させることは利点もあるので2個並んでるタイプを選ぶ。タイヤはセミナーでは大きいものが使われていて車体の底をこすらなそうだったんだけど4個そろえた値段がバカにならないのでちっこいやつで我慢。そういうわけで何かとクリアランスに融通が利くであろうユニバーサルプレートも購入。どれも1000円以下だから買いやすい。
そんで大失敗。超信地旋回はキャタピラーのほうが良かった!
今幕張サイクルモードではIT関連でブイブイ言ってる台湾acerが自転車にも進出したxplovaのNOZAがスゴイって評判らしいがかつて若気の至りでInsiderideという3本ローラーの傑作機の自作に挑戦した残りカスのキャスターを流用してみたところうまくいったw
味をしめた私は誰でも考えるラジコンにカメラを取り付ける。わしらが子供の頃はスネツグ兄さんに頼むしかなかったのに今やパナのHX-A1Hをつけて5秒でできちまうんだから現代っていいですねえ。
夜中に出版関係の仕事してる妻の邪魔をする俺w
ただHX-A1Hで実況すると2つwifiを使うわけで、jelly proみたいな小さいandroid携帯電話+alfredみたいな監視カメラアプリを使えばテザリングも相まって面白いことになりそうです。
wifiが谷川二個の時より動作がキビキビ。妻も「ハエトリグモ」みたいだと絶賛。しかしラジコン製作という童心に帰った私の心に去来する街の景色(特に地面)は犬のクソだらけで外に出す勇気は起きない。
最後にハンズオンセミナーではGP2Y0A21YK0Fが使われていた距離センサ―。1000円もすんのかよ。
うわやっすwしかもobnizとHC-SR04で検索したらリファレンスに入っててすぐに使えそうwただし実際に使ってみるとGP2Y0A21YK0Fみたいにリアルタイムに値は読めないぽかったです。windowsで言えばモーダルダイアログというかこういうのcallback関数って言うんですか?
というわけで、バック中に距離センサが100mm以内に壁を感じたら「TOO CLOSE!!」と表示させるんですが、実際はバックボタンをちょんちょんと押さないとイケマセンw
でもまあこれはセンサーを変えりゃうまく行きそうだし、外見はこっちのほうがかっこいいからヨシ!w