前回schlumpfのSPEEDDRIVEにパナの電動ママチャリのクランクアームが使えることが判明したのでさらに短い152mmのクランクを手に入れました。
なんで165→152mmかというと前輪を18インチから本来の406にしないとハンドリングがクイック過ぎるため。女房がゆる~く乗るならオーバーステアなんか問題ないけど、そもそもSPEEDDRIVEをmistralにつける理由が(俺が乗るときは)ノーズを出したり(女房が乗るときは)ノーズを引っ込めたりするためのチェーンの長さ対策であるので、コストもかからないなら俺が乗っても満足できるセッティングにしたいのです。パナソニックなら入手に不自由なし。3000円ちょいで購入。
今回「電動ママチャリ用のスパイダー無しクランクアームセットで165mmより短いやつ探して。短ければ短いほどいい」と訳の分からない注文になったのでワタナベサイクル鷺宮店にお願いしました。「短いって一輪車用の100mm前後のもあったぞ?」「それやめて」
ここは私の自転車人生のスタート地点のお店です。俺がリカンベントに乗るようになってからあんまり来てないけどこういうワケの分からない注文はやはり気心知れたお店に限りますね…と思ったらなんか広くする工事やってました。出世ですな!
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さてSPEEDDRIVEは簡単にmistralにつきました。もう10年ぐらい前になりますかね。初めて「schlumpfっていうBB内装ギアがあるらしいぞ」という噂を聞いたときは「なんだかBBシェルを削らなくてはならないので一度取り付けると他のBBがつかない」なんて噂もあって怖がったものだが(プレスフィットBBだからネジ山切ってあるBBシェルはネジ山が潰れるなどの心配は必要だけど)ゆる乗りなら少々ネジ山の先っちょが丸くなろうが全然問題ないです。亜美号(DAHON Dove)からとっとと取り外してさっさと取り付けました。
ていうかmistralのノーズのBBシェルにテーパー入ってて「ここに入れて」とあずさ号が言っているようでした。うーむ。早く入れてあげれば良かった。色が紫だからアダルトな名前を付けたらなんか作業するたびにそういうことが多い気がするが、BBの規格も訳がワカランのでどうでもいいです。
さらにmistralのノーズの出し入れし易いように手回しナットで「片手アーレンキーで出し入れできるぞシステム」を導入。これで身体の大きさに合わせてノーズをガンガン出したり入れたりできるぞ!エロい!エロ過ぎます!あずささん!
嗚呼、あずさ号がウチに嫁入りに来て最初に手を入れた直後みたいにシンプルな造形に戻りました。私は、基本的にSPEEDDRIVEはガチャガチャ細かなメカなので本気で踏みまくるバイクにはつけたくなかったので今までスピードが出まくるリカンベントという車種につけるのは避けていたのですが、寄る年波には勝てず、さらに(5度の坂も登れない)妻との共用バイクなら良いでしょう。フロント36Tのリア38T。これで妻が山を登れなければリカンベントを勧めるのを諦めましょう。
あとついでにここ数年淹れてなかったschlumpfの謎の専用モリブデングリスを注射器で中にどぴゅ~。本家のあずささんはそういうキャラじゃないのでもういいんですが。これも備忘録のためです。