雪の雪歩号。

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 今朝は雪。どっかの外人がzip-tieで雪道を走る記事(写真↑)を見ていつかやろうと思っていたのでやってみたのだが…
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 会社に着く頃にはタイヤにつけてた結束バンドが全部取れてしまいました。
 とりあえず脚応え。踏み込むと「ズリッ」って滑ってもタイヤの結束バンドがある所でグリップして「ズイッ」て前に進むのが分かる。そして前に進めば二輪車はコケないもの。しかも、ただの「前」ではない。自転車の「前」とは、びた1mm、びた0.1mm、びた0.000000000000000000001mmも全て自分の足で進む「前」なのである。つまり自分がコントロールしている安心感がある。これは自動車もオートバイもマネできない安心感だ。
 ほどよいスピード(20km/hぐらい?)だとホント安心して雪道をドロドロ前に進めるので「こりゃいいや」と思っていたのだが…高円寺から新宿あたりで(面白いことに)前輪から結束バンドが徐々に取れていった。やっぱり雪道はブレーキング多用するから前に負担かかるのかな?
 新宿越えたあたりで外堀通りは雪が少なくなり、舗装むき出し部分で結束バンドが取れたのか、純粋に雪でグリップ効かせているのも負担がかかるわけで、単純にその負荷で取れたのか分からない。(後者だとこの結束バンド方式、雪道に役に立たないことになっちゃうなあ。)
 ともあれ、外堀通りを飯田橋超えるあたりでは結束バンドが全てとれた状態で走ることになったビットリアの3,000円ぐらいのタイヤRandonneur。買ってすぐのころは乾いた道ぶっ飛ばしてシュワルベマラソンと比べてグリップがないから「あ~安物は嫌だね」と思っていたタイヤですが、雨、そして今日の雪と走ってみると、まさに、ゆったり旅行用、「ランドネ」の名に恥じない、いやその通りのタイヤで、参りました。完全に雪に覆われた道だと無理だろうけど、シャーベット状の雪がちらほらある程度の道ならまず安定して走れます。いいタイヤです。低めの空気圧でゆったり雨の日も雪の日も走るリーズナブルな良いタイヤ。都内通勤用としておすすめします。

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