3月25日に高槻市(茨木市スタート)付近でBRM200km参加しようということでやよい号(azub origami)の車輪をインチダウンを試す(451→406)。年取ったせいか身体からしなやかさが失われ451だと足つきが悪くなってきたから。
この406は春香号から借りたもの。まずorigamiを451にしたのは28-406だとRDのロングゲージが(600kmの終盤疲れ果ててふらふらしてるとき)こするから。しかし田舎のひどい路面状態で40-406のタイヤを履くようになったら406でもRDがこすることはなくなった。こうした前提で37-451からは車高が下がっている。やはりポジショニングは数ミリでも楽。最低でも200km、12時間以上走ってるとインチアップによるジャイロ効果で元気いっぱい走行中に楽さを感じるより、へとへとで足場のない交差点で楽に停車するほうを選ぶお年頃になってしまった。
で、困っている。406のディスクブレーキ対応ホイールがない。春香号の面倒を見る前は尼やaliにいくらでもあると思っていた。前後セットで1万2万そいつらは雨の日に乗ってたら半年で動かなくなるホイールであり、一年乗っていたらスポークが折れるホイールである。SDGs叫ぶならこっちを取り締まったほうが本来の目的に沿っているのだが、国連をはじめ人類全体にその力がないことは50年も生きてりゃわかる。ひと昔だったらAKI WORLDや東京サンエスあたりにアセラかターニー程度の雨の日ガンガン乗っても砂やほこり程度では固着しないディスクホイールセットがあったんだけど、そんな時代はもうやってこない。やってこないんだ。この辺、これからの若者は地球の3次元空間のエネルギー効率を知らないまま死んでいくので、少し可哀想ではある。
406の供給元である春香号の泥除けをとっぱらって451ミニベロにしても良いが、基本我が家で唯一無個性真っ当に仕上げた折り畳みミニベロであり時間と金と生命力を湯水のように注ぎ込むカリカリチューンバイクではない。妻も時々乗ってくれるし非常時に折りたたんで日産マーチに載っけたりする運用を考えると451は笑いを誘う。そしてあまり長い間結構良い451ホイールを自転車台として春香号をのっけた状態で放置するのもやりたくない。
思い切って(老夫婦が)ハブの接着剤がズレるほど乗り込むことはないだろうからスポークがないそこそこ回る中華バトンホイールを5~6万で買っちゃおうかなあ。納期も考えると結局お安いのかも知れない。スポークがある406を贅沢は言わないdeoreレベルでこさえるにしても日本ではもはや稀有な存在の真っ当な自転車屋であるやまださんに持ち込むならリムだってALEX程度でないと失礼だからどうせ3万以上はかかるし、そもそもハブやリムがこの日本(国としての貧しさ関係なく経済のソフト面としての代理店は小売り潰しのアホウばかり)で納期がいつになるのか…
考えれば考えるほど自転車という文化に触れたこともなく季節だけが過ぎ去っていく日本と岩国市で、コッチネッラの日本最高の自転車向けサービス:セルフ焚火にあたっていた。なんか駄菓子がふえてんだけどこれ50歳のおじいさんが黙って食ったら怒られる種類の奴だ。