自転車はRaptobikeで(デブ的な意味で)極めた(かもしれない)のでオートバイを勉強することにした。
自転車に乗る前だからもう5年以上昔なのだが、最後の2stであるRZ50に乗っていた私。
さらにその10年以上昔、免許がなくても走れる場所がいっぱいある某大学芸術専門学群モーターバイク部にて、ザクみたいなパイプのついてる新車のZXR400に乗ったことがあるのだ。(そのZXRは共同出資でみんなで新車を購入し、免許がない輩も●●●とか○○○で乗りまくる予定だったのだが、リーダーが購入後2週間で廃車にし、みんなにボコボコにされ、モーターバイク部は壊滅した。)
そんなわけで、少しくらいオートバイには自信があったわけだが、しかし、実際に教習を受けてみると全然ダメ。特に私はセンタースタンドを立てたことが無いことが判明。生まれて初めて体験した200kgの車体。重かった…
いや~しかし、やっぱり400ccはいいですなあ。エンジンが唸って、さあカーブだ!減速!クラッチ!2速!ずいーんと傾けてゆるく走りますよ~、…、楽しいなあ!
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事の発端はν即で、「なんだか二輪車が売れなくなったため、困ったメーカーが平成19年以前に普通自動車免許を取った人に125ccまで乗れるように国に働きかけているらしい」という情報が流れたこと。(いろんな解釈があるので事実は不明。私はそう受け取った。)
もしそうなったら、RZ50ですらなかなかあなどれないマシンだったのに、これが輸入車の2ストの125ccなんて乗った日にゃ、ATだろうがなんだろうが、もう「もっとパワーが欲しいなあ。二輪の免許取ろうかなあ」なんて一生思うことはないだろう。そうなる前に先手を打って実習をちゃんと受けて免許を取っておこう。そう思ったのだ。
しかし趣味100%で行ってみたのだが、実際に乗って、指導を受けて、複数の先生の考え方に触れてみると、交通安全についての考えも深まるというもの。
なにより、あるていどオートバイのことを知っているつもりだったのだが、実際にちゃんと習ってみると、その重さについてでさえ記憶というものがサッパリあてにならないことが判ったのだった。
これはいい経験だと思う。その辺のテーマパークより全然面白い。先生は怖いけど今後が非常に楽しみである。ていうか先生がこれ以上年下にならないうちに思い立って良かった。