昨日の夕方、御茶ノ水の谷口楽器にて購入。トンボのGT-60。約8万円。2ちゃんねる情報では中国製なので音が悪くおすすめではないとのこと。実際、帰って鳴らしてみると一部の音のひっかかりが「あれ?」というところはあった。もちろん素人判断なので全然気にしていない。弾きたい時にジャンジャン鳴らすことができて、何はさておき買って良かった。写真は見慣れぬ物体を調査中のうちの猫。
谷口楽器にはヨーロッパ製の10~100万円以上のアコーディオンがいっぱいあった。自転車で良いもの=値段が高いことは理解していたが、中古がキレイに陳列されて新品と同等に扱われているのはすごい。レンタルも盛んらしい。やはり楽器はまた一味違う。
腹が立つのは、なんで私は小学生のときにベースボタンがないアコーディオンをつかまされていたのかということ。そりゃ空気がリード震わせる音を知ることが本質かもしれないが、そんなもん小学生の我々は「MSXやPC-88のアドオンの4オペFM音源じゃ無理だけど6オペならいくらでも出せるんじゃね?(小学生が使ったこともないのにスペック自慢するレベルの会話で)アコーディオンいらなくね?」と思っていた。日本の音楽教育者は子供をナメるのもいい加減にしろ。と言いたい。あるいは、時代の流れをナメるな。と。
さて。谷口楽器店でのGT-60のとなりには中古の72ベースのエキセルシァーが11万円であったので結構迷った。結局、値段と軽さでGT-60にした。自転車で言えばGT-60はルイガノTR-1みたいな位置だろう。先週からトンボに資料請求してカタログを取り寄せていたので60ベースあればGO MY WAYのコードは一通り弾けるはずなのは確認済みだ。
GT-60の感想は素直に「弾ける!私にもGO MY WAYの伴奏が弾けるぞ!」である。鍵盤もギターも全然ダメだったが私にとって、一個のボタンで和音が出るというのは感動を通り越してまず身体を突き動かすもんがある。こいつでちゃんとアコーディオン入門が出来たら、もっと高いものを買う。それまではTR-1で自転車入門したようにGT-60でアコーディオン入門にいそしむのだ!なんて楽しい人生か!
ところでこのベースボタン。演奏者は基本的に見えない。2ちゃんねる情報ではベースボタンの位置覚えには水絆創膏が良いらしい。水絆創膏そのものが良く判らないが検索して「コロスキン」「エキバン」というモノを早速手配することにした。詳細は後日。