さらば春香号(KHS m1216)。

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 別れる頃になって良さがわかる。人生なんてそんなもの。KHS m1216改、いろいろあって実家に里子にだすことにしたのだが、帰省中の新幹線でこの薄さ。結構有難いです。軽さは改造しまくって10㎏ちょっと。でも軽量化より”薄さの良さ”を最初で最後の新幹線で知るとは…女房と談笑しながらのカー・サイクリング、あるいは在来線輪行では気づきませんでした。ああ、あれやこれや軽量化に勤しむ前に、本格的な輪行を一度でもすべきだったか…と、思いつつ、前12インチ、しかもハンドル/ステムの構造から言って、改造前でも、私の大好きな”鬼漕ぎ”は無理でしょう。
 なに言ってるのか。ただのミニベロ遊び。鬼漕ぎする必要ないじゃん。そう言える人はいいのです。田舎の国道で歩道をのんびり走る。それもいいでしょう。でも、歩道は自転車で走る場所じゃないのです。車道を走る以上、工事区間などある一定の距離を年齢・性別・車種・体調にかかわらず時速40㎞以上~50㎞/h近くで走り抜けることが出来ないと、車道を走るべきではないのです。…やはりm1216は里子に出しましょう。
 次の自転車は折り畳みながら走りを意識したアレですね。アレしかあるまい。
 あるいは、今回m1216の折り畳み機構のないフレームを持ったミニベロが、(私の勝手な思い込みにとっては)案外、輪行に適しているかもしれないことに、今回気付かされたことを活かす方向もあります。
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 ラストランに最大標高差450mほど登ってみました。自分でステムやら作った割には結構登れて満足。さらば春香号。

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