玖珂から呉まで。

女房が連休東京出張でさみしいので普段よりちょっと長距離の呉までraptobikeで行ってみた。

気楽に走ろうということでノープラン。etrexのちっこい画面では国道2号がわからずとりあえず広島市内は霞庚午線を走り千田通り→宇品通り→黄金山通り→黄金橋へというコース。後で見たら普通にテレビ新広島あたりで2号線に入っても大丈夫そう。

しかし帰りの県道31号線→国道2号線に入ろうとしたとき自転車進入禁止の看板が。なんだよ広島は人間の住む場所じゃなかったのかよ。しょうがないので側道へ。

むっコレはチャリで瀬野川を越せそう。まあクソ田舎大阪や東京の環七でも未開の地北区や秘境足立区を経験すると広島のクセのある場所はここだけでチャリにも優しい文明都市であった。黄金橋からテレビ新広島まで行こうか迷ったがとっとと降りて霞庚午線に戻って帰った。

齢52歳で単車のアメリカンスタイルを経験したので気軽に自転車に乗ることにした。山口県岩国市銭壺山編。

山口県にやってきてそういえばツール・ド・ゆうの銭壺山を忘れていた。自宅から往復60km足らずでこの景色は良い。あまりに距離が短いので眼中になかったがHF90を手に入れて世にアメリカンに乗ってる人たちはそうゆうことだったのかと、空をのんびり見ながら走るリカンベントももっと気軽に走るべきだと行ってみた。

県道70号線を南下してセブンイレブン柳井伊陸店で左折して柳井由宇線~県道149号線の道がド平坦でビビる。県道144号線光玖珂線の次ぐらいに玖珂盆地から瀬戸内海に脱出しなおかつほぼ平坦なまま帰れるコース発見である。

銭壺山には山口県ふれあいパークなる施設があって13日の金曜日なのに大人数の子供と父兄らしき大人たちが居た。研修施設なので食事などの利用は予約が必要だが施設内には誰でも入れるし自動販売機やトイレもあった。ちょっと離れた場所には24時間OKそうな公衆トイレもあった。

銭壺山の頂上では「コスモスがキレイに咲いてると聞いて来た」との由の人と話す。そういう理由で良いのであった。

AKASO EK7000買ってみた。

amazonのタイムセールで6000円ぐらいだったので買ってみた。前回、練習コースとして重宝していた国道434号線から県道361号線木谷峡なる酷道を走ってみたが、そのあと地図を見ると県道361号線のそばに「天空のカフェ」なる場所を発見。

こんな秩父並みにどんづまりの山奥にカフェが?…と思ったがあくまで酷道なのは岩国側の話な感じで、周南市からはそれなりにちゃんとした道がありそう(確認してません)。県道361号線を走ってみた感じ、ガチで落石・落ち葉がひどかった津和野への旧県道226号線より車がそれなりに通っている雰囲気はあった。要するに辿り着いてもちゃんと営業してそうな予感がする。とにかく「1000m以上の山の頂上のカフェでお茶をしばく」これはチャリ乗りなら誰でも憧れるチャリンコ観光の正しい姿である。

が、その前に松室大橋を見てみる。これも地図を見ていたら大正9年に作られた橋がそのまんま残っているそうでそれなりに貴重なものらしい。

で、錦川第一発電所のための橋だそうだ。この発電所も大正13年にものがそのまんま現役らしい。チャリ観光の名に恥じない場所である。しかしすぐに出発する私。もうちょっと余韻というか余裕というか…観光するのがへたくそなので猫にガンを飛ばされる。

さて今回から使ってみたAKASO EK7000ですが

このEK7000、gopro 5や7で動作が不安定で散々な目にあってきたので嫌な思い出しかない形のアクションカメラなんだけどgeeinstaと同じでなかなか素直な感じ。供給する電流が2.1Aであれば極めて安定して動作してくれました。(youtubeに上げた動画の時刻が狂っているのは最初1.0Aを指してたから)

辿り着いてみれば先客が1組、休憩後にまた1組といった繁盛ぶり。飼い犬を連れている人がいたのでドッグランというわけではないが成程イロイロと緩~い公園としてみれば需要はありそう。事前調査でコーヒーと柏餅だけのつもりがなにしろ木谷峡の坂は前輪駆動だと苔で滑って結構キツくかなり疲労していた。

ぜんざいも頼んでしもうたwが、このぜんざい、田舎っぽい味噌+塩っぽいお汁粉で、自分が小学生ぐらいの頃だったら絶対「これ系マズー!」とか言って騒いだであろうけど、自転車キチガイとなった今では「塩味!有難!美味え!」と感動の味である。

妻にお土産で柏餅をあげたら「柏餅なのにサルトリイバラの葉だ」との由。東日本人には珍しいらしいです。

やはり80kg台の自転車乗りには人権はなかった。そして盆地に住めばは海に行こうが山に行こうが坂があることに気付く。

体重が70㎏になったおかげでチャリのタイヤを小さくすることに。美希号(raptobike)は前37/後38→前28/後25、やよい号(origami)は前後28-451となりました。28-451になると何が嬉しいって、日本には自転車文明がないわけでわざわざchinaや東南アジアからタイヤやチューブを輸入する必要がなくなること。

17日はraptobikeで周防大島。こちらはgeeinstaが暴走。

玖珂・周東という盆地なら海でも山でもどっちに行っても坂があるわけで、岩国に住んでいるときは坂がないという宗教的理由から周防大島のような海を避けていましたが、その必要もなくなりましたw 写真はついに3万円ハウスに完成したろくろスペースと作業台。

19日はorigamiで木谷峡→県道12号と走りました。こちらは雨でgeeinstaの動画がボケボケ。

県道12号線は県境からなつめの里交流館あたりまで夢かと思うぐらいゆるい下り坂が山陽自動車に沿って続いていて雨に降られたことも忘れるぐらいだった。しかし気になるのは岩国市より周南市のほうが、そして山口県より島根県のほうが道が良い。つまり県境越えのときは岩国市でヒルクライムでダウンヒルは島根県じゃないと危なっかしくてやってられないのでありますw 岩国市民、山口県民として非常に恥ずかしい…

どっちにしろ雨の酷道険道登りも下りも走ってみてつくづく感じたのは体重が70kgなら無理に1-3/8インチ以上のタイヤサイズにこだわる必要はないこと。逆に言えば体重80kgのチャリダーに(機材を選ぶ)人権はなかった。

東京から岩国に来て前37-451/後38-650Bにしてたタイヤを3年ぶりぐらいに28-451/25-700Cに戻す。

田舎暮らしを始めて何十年ぶりかに体重が75kgを下回ったので田舎の路面の凸凹っぷりに1-3/8インチ以上にしていたraptobikeとorigami(今回はとりあえずraptobikeのみ)のタイヤの幅を数年ぶりにALEXRIMS R390に28-451のSCHWALBE ONEとracing 5にVittoria RUBINO PROの25に変えてみた…のだがこれが手間取った。

な、なんとracing 5のリムの幅が17C!いや2019年はコレが普通だったのよ。25のタイヤが普通に入るはずだったのよ。しかし4年という歳月の間に私の手は38のタイヤを21Cのリムにハメる作業に慣れてしまっていた。ビードがうまくはまらず数キロ走ってガタガタに気付いて戻ってハメ直すハメにw

1日目は国道187号線をSOZU温泉往復の100km、2日目は獺祭の坂を上って国道376号線から434号線から187号線の80kmの、東京時代では考えられない、ふらりとお手軽極上の練習コースを走ってみる。軽い!

ダンシングみたいな動きが復活。やっぱりリカンベントでもロードバイク的乗り方が楽しいなあ。わざわざマレーシアから輸入したveeの37-451のタイヤ売っちゃおうかなあ…

9月10日の天気予報は午後から雨(結局降らずw)だったので木谷峡とか行ってみたかったけど断念。それに前28/後25の前輪駆動リカで木谷峡への道、酷道と名高い県道361号線はどうよというのもある。だてに中古のモトバイクが買えるような大枚はたいて前37/後38環境を整えたわけではないのだ。今後どうしようかと考え中。

帰って体重計に乗ってみたらついに60kg台が見えてきた。大学時代どころか高校時代に戻るかも知れない。そういえばこのブログ、infoseekの頃のMTデータ時代になんかダイエットのタグがあったような気がする。

かきのき村の近くの健康の里でセイサク(ギギ)を買い求める。

やはり秋といえば道の駅かきのき村。統一感はないがオレンジ色の看板が新しくなっている。飲食店や売店はこのへん(島根県西部と山口県東部)では頑張っているほうではないか。

しかし前から気になっていた健康の里でおみやげを求める。

わさび漬けが好評らしいがご主人曰く「川魚のなかで一番おいしい」とのセイサクの干物500円が気になったので買ってみる。

セイサクとは遠藤雅伸の代表作みたいな名前の島根県立宍道湖自然館ゴビウスによると島根県西部ではギギという川魚をこう呼ぶらしい。大きさはこんな感じ。

女房に渡したら山陰地方に相応しく激甘でほぼ醤油ではない殿様醤油とみりんでオーブンで焼かれて普通な料理にされてしまった。ごく普通の魚の干物である。もう少しキワモノぽく仕上げて欲しかったw

GARMIN VIRB Editがまたスプリクトエラー出し始めたので最近MSが無料で配ってるclipchampで回避。

最初clipchampを見た時はムービーメーカーより使いにくそうな印象だったが操作に関してはそんなに毛嫌いするアプリではなかった。特にグリーンスクリーンでの加工が使いやすくGARMIN VIRB Editがgoogle map APIの変更でスクリプトエラーが出るようになったので利用してみた。

clipchamp起動直後の画面で「新しいビデオを作成」で左ペインで画像ライブラリから明るい緑背景をタイムラインにドロップすれば5秒の緑背景動画が出来るので目的の時間の長さの緑背景動画を作る。clipchamp上でコピペ連打しても良いしffmpeg.exeでバッチ処理しても良い。この緑背景動画をVIRB Editに読み込ませてLEZYNEのfitファイルを反映させたダッシュボード緑背景動画を作る。↓こんな感じ。

あとは再びclipchampでgeeinstaで撮った走行動画のタイムラインの上あたりに緑背景動画をドロップして右ペインの「効果」→「グリーンスクリーン」を適用する。geeinstaは時刻が強制的に記録されてるのでダッシュボード動画と時刻で同期させることができる。

ただこのclipchamp、一度重たい動画を読ませたら「準備中…」とか称して以後の動作が重くなる。間違って重たい4時間動画を読み込ませたあと仕切り直しでテスト用5秒動画を読み込ませてもタスクマネージャを見てみると裏でずーっと作業し続けてる。この状態になると一度プロセスを殺したりしないといけない。それでなくても動画エンコ中に寝てたらスリープで止まってるし、操作は普通だけどやっぱりあまり好きくないアプリである。

そんでもってraptobike用の旗なのだがまた吹っ飛んでいた。針金だろうがハトメ+金属の留め具だろうが結束バンドの類の樹脂だろうがこういう動きをする部分ってのはなにをやっても1年ぐらいで千切れて飛んで行ってしまうので今回裁縫道具引っ張り出して蛍光色のTシャツ切って釣り竿に縫い付けてみた。

とりあえず100km走ってこの夏コッチネッラでかき氷がはじまったのに日曜はやってなかったり11時からだったりでようやく夏の終わりにゲット。

青空に映える今朝縫い縫いした旗。しかし中国地方というのは東北地方と違って歴史の古い道で用が足りてるから沈下橋ぐらいしか空が写真に撮れる場所がない。また磐梯吾妻スカイラインみたいな道を走ってみたい。福島原発から処理水がようやく海に放出されることになって、日本もすこしマトモになりつつある記念。