やはり80kg台の自転車乗りには人権はなかった。そして盆地に住めばは海に行こうが山に行こうが坂があることに気付く。

体重が70㎏になったおかげでチャリのタイヤを小さくすることに。美希号(raptobike)は前37/後38→前28/後25、やよい号(origami)は前後28-451となりました。28-451になると何が嬉しいって、日本には自転車文明がないわけでわざわざchinaや東南アジアからタイヤやチューブを輸入する必要がなくなること。

17日はraptobikeで周防大島。こちらはgeeinstaが暴走。

玖珂・周東という盆地なら海でも山でもどっちに行っても坂があるわけで、岩国に住んでいるときは坂がないという宗教的理由から周防大島のような海を避けていましたが、その必要もなくなりましたw 写真はついに3万円ハウスに完成したろくろスペースと作業台。

19日はorigamiで木谷峡→県道12号と走りました。こちらは雨でgeeinstaの動画がボケボケ。

県道12号線は県境からなつめの里交流館あたりまで夢かと思うぐらいゆるい下り坂が山陽自動車に沿って続いていて雨に降られたことも忘れるぐらいだった。しかし気になるのは岩国市より周南市のほうが、そして山口県より島根県のほうが道が良い。つまり県境越えのときは岩国市でヒルクライムでダウンヒルは島根県じゃないと危なっかしくてやってられないのでありますw 岩国市民、山口県民として非常に恥ずかしい…

どっちにしろ雨の酷道険道登りも下りも走ってみてつくづく感じたのは体重が70kgなら無理に1-3/8インチ以上のタイヤサイズにこだわる必要はないこと。逆に言えば体重80kgのチャリダーに(機材を選ぶ)人権はなかった。

東京から岩国に来て前37-451/後38-650Bにしてたタイヤを3年ぶりぐらいに28-451/25-700Cに戻す。

田舎暮らしを始めて何十年ぶりかに体重が75kgを下回ったので田舎の路面の凸凹っぷりに1-3/8インチ以上にしていたraptobikeとorigami(今回はとりあえずraptobikeのみ)のタイヤの幅を数年ぶりにALEXRIMS R390に28-451のSCHWALBE ONEとracing 5にVittoria RUBINO PROの25に変えてみた…のだがこれが手間取った。

な、なんとracing 5のリムの幅が17C!いや2019年はコレが普通だったのよ。25のタイヤが普通に入るはずだったのよ。しかし4年という歳月の間に私の手は38のタイヤを21Cのリムにハメる作業に慣れてしまっていた。ビードがうまくはまらず数キロ走ってガタガタに気付いて戻ってハメ直すハメにw

1日目は国道187号線をSOZU温泉往復の100km、2日目は獺祭の坂を上って国道376号線から434号線から187号線の80kmの、東京時代では考えられない、ふらりとお手軽極上の練習コースを走ってみる。軽い!

ダンシングみたいな動きが復活。やっぱりリカンベントでもロードバイク的乗り方が楽しいなあ。わざわざマレーシアから輸入したveeの37-451のタイヤ売っちゃおうかなあ…

9月10日の天気予報は午後から雨(結局降らずw)だったので木谷峡とか行ってみたかったけど断念。それに前28/後25の前輪駆動リカで木谷峡への道、酷道と名高い県道361号線はどうよというのもある。だてに中古のモトバイクが買えるような大枚はたいて前37/後38環境を整えたわけではないのだ。今後どうしようかと考え中。

帰って体重計に乗ってみたらついに60kg台が見えてきた。大学時代どころか高校時代に戻るかも知れない。そういえばこのブログ、infoseekの頃のMTデータ時代になんかダイエットのタグがあったような気がする。

SUZUKI SEPIA 真号(AJ50/CA1HA)のプラグ交換。

30年前の2st 6.8馬力の真号。欽明路バイパスの登坂でも最低え0km/hはキープできるし燃費も20km/lはイケるしで渋滞気味な通勤時間帯なら結構頑張ってるのは良いんだけど最近段差を超えたりするとカブることが多くなってきたのでプラグ交換です。

AJ50のプラグのナットは21mmだというのでわざわざ工具を買う羽目に。

しかしAJ50の良いところはプラグ交換が簡単な場所にあること。これがママチャリと同じでだんだんメンテはオーナーではなくお店でやるようにメーカーがプラグの位置とかハウジングとかやたらメンテしにくい位置に設定するようになると二輪文化も終わりな訳です。

なんと分かりやすい位置にあるんでしょう。しかし結構奥行きがある。

プラグキャップを引っこ抜くとプラグのケツが見えた。

マイニューギア使用中。うわ硬い!

新旧プラグ比較。これはカブるワケだ…手に入れてからガンガン走るから気にしてなかったけど最初に交換すべきだった。

ちなみに交換したのはBPR6HS。ホント自転車だと日本企業には部品を製造する技術がないから海外からドンブラコドンブラコで1か月とか1年とか普通に待つのにモトバイクは安価で在庫も1日で届くから羨ましい限り。

某所でも言われてますがホントコレ邪魔ですね。ペンチじゃないと取れないし…

しっかり留めてオッケーです。またプラグキャップをカポっとハメて試走して終了。

かきのき村の近くの健康の里でセイサク(ギギ)を買い求める。

やはり秋といえば道の駅かきのき村。統一感はないがオレンジ色の看板が新しくなっている。飲食店や売店はこのへん(島根県西部と山口県東部)では頑張っているほうではないか。

しかし前から気になっていた健康の里でおみやげを求める。

わさび漬けが好評らしいがご主人曰く「川魚のなかで一番おいしい」とのセイサクの干物500円が気になったので買ってみる。

セイサクとは遠藤雅伸の代表作みたいな名前の島根県立宍道湖自然館ゴビウスによると島根県西部ではギギという川魚をこう呼ぶらしい。大きさはこんな感じ。

女房に渡したら山陰地方に相応しく激甘でほぼ醤油ではない殿様醤油とみりんでオーブンで焼かれて普通な料理にされてしまった。ごく普通の魚の干物である。もう少しキワモノぽく仕上げて欲しかったw

空キレイ。

空が見える場所がないと言いつつ、そういえば瀬戸内海を忘れていたのであります。遠くに四国が見える。

海沿いは人が多い。コンビニが多くて補給とトイレが楽なのは良いけど、やっぱり人が多いと前後ディスクのぱっと見それなりの装備のロードが歩道を爆走してしまっているのを見て「ああやっぱり山口県は交通教育制度がない、クソ田舎以下」だと思い知らされてしまうのが嫌だ。自然と人がいない山に車輪が向いてしまう。

動画撮ってみました。

GARMIN VIRB Editがまたスプリクトエラー出し始めたので最近MSが無料で配ってるclipchampで回避。

最初clipchampを見た時はムービーメーカーより使いにくそうな印象だったが操作に関してはそんなに毛嫌いするアプリではなかった。特にグリーンスクリーンでの加工が使いやすくGARMIN VIRB Editがgoogle map APIの変更でスクリプトエラーが出るようになったので利用してみた。

clipchamp起動直後の画面で「新しいビデオを作成」で左ペインで画像ライブラリから明るい緑背景をタイムラインにドロップすれば5秒の緑背景動画が出来るので目的の時間の長さの緑背景動画を作る。clipchamp上でコピペ連打しても良いしffmpeg.exeでバッチ処理しても良い。この緑背景動画をVIRB Editに読み込ませてLEZYNEのfitファイルを反映させたダッシュボード緑背景動画を作る。↓こんな感じ。

あとは再びclipchampでgeeinstaで撮った走行動画のタイムラインの上あたりに緑背景動画をドロップして右ペインの「効果」→「グリーンスクリーン」を適用する。geeinstaは時刻が強制的に記録されてるのでダッシュボード動画と時刻で同期させることができる。

ただこのclipchamp、一度重たい動画を読ませたら「準備中…」とか称して以後の動作が重くなる。間違って重たい4時間動画を読み込ませたあと仕切り直しでテスト用5秒動画を読み込ませてもタスクマネージャを見てみると裏でずーっと作業し続けてる。この状態になると一度プロセスを殺したりしないといけない。それでなくても動画エンコ中に寝てたらスリープで止まってるし、操作は普通だけどやっぱりあまり好きくないアプリである。

そんでもってraptobike用の旗なのだがまた吹っ飛んでいた。針金だろうがハトメ+金属の留め具だろうが結束バンドの類の樹脂だろうがこういう動きをする部分ってのはなにをやっても1年ぐらいで千切れて飛んで行ってしまうので今回裁縫道具引っ張り出して蛍光色のTシャツ切って釣り竿に縫い付けてみた。

とりあえず100km走ってこの夏コッチネッラでかき氷がはじまったのに日曜はやってなかったり11時からだったりでようやく夏の終わりにゲット。

青空に映える今朝縫い縫いした旗。しかし中国地方というのは東北地方と違って歴史の古い道で用が足りてるから沈下橋ぐらいしか空が写真に撮れる場所がない。また磐梯吾妻スカイラインみたいな道を走ってみたい。福島原発から処理水がようやく海に放出されることになって、日本もすこしマトモになりつつある記念。

ビッグモーターが岩国発祥と知りクソ暑いなかとっとと原発造れで有名な上関の上盛山展望台にazub origamiで行ってみた。

前々回クソ田舎の陰湿さを記事にしたら確かに兼重さんは岩国市にめっちゃ居る姓なので「あー」と思いつつ岩国市の暗黒面をまた一つ見てしまった気がする。そして女装もとい今回の騒ぎでヨクキクことが知れ渡り除草王が売れてまくってるフマキラーは隣国廿日市発祥である。

なかなかホットな地域だが今年は全国的に熱いらしい。地球温暖化は国連が各国からひっかき集めたIPCCの連中の言ってることがおおむね正しくてco2を出さないことが正解なんだろうけど風力やら太陽光やら再生可能エネルギーは所詮金持ちの道楽なのは誰の目にも明らかで水力と原発ぐらいが非力な人間に選択できる僅かな手段なんだが人類はいまだにマネーゲームに夢中になっている。その哀しさを糧にazub origamiを漕いでみた。

登りきったところで盛山展望台には自販機もなにもない。ただ瀬戸内海の眺望あるのみ。岩国市の隣国であるここ上関町の暗黒面たる原発問題の対立は瀬戸内海の海賊の史跡を木っ端みじんにするものだったらしく今ではワケの分からない公園と自転車乗りにとっては有難い24時間トイレだけが残っている。

googleMAPは上関城山歴史公園であるがここまで登らなくても上関町特産物センターにも24時間使えそうな公衆トイレがあった。100kmとか1000kmとか走るチャリダー御用達アプリflushとかに登録したいのだが操作がイマイチ分からない。瀬戸内海の海賊たちはオーストラリアまで遠征に行ってて江戸時代末期には英語を喋れる者も居たといふ。

すごく良かったのが阿月の相の浦下あたり?の名もない休憩所らしき施設。子供が作ったらしき笹飾りがあって自販機で飲み物買ってキレイとは言えない机と貧相なパイプ椅子に座っていると海からの風が涼しくて涼しくて、波の音を聞きながらスポーツと太陽で疲れた身体を十分休めることが出来た。荒川CRから望む武蔵野(コンサル会社ではない)の風景を思い出しながら あすこにこういう施設はなかった、ココは首都圏よりずっと都会だ。と思ったりする。はよ原発造れ。

それにしても帰りはlezyneの温度計が40℃を示したり調子こいてヒルクライムするんじゃなかった。周東・玖珂から柳井にかけての道には割とコンビニは多い。

しかし今回体重が減って背中の脂肪がなくなった身体では、シートにBD-1(現行birdy)のエラストマー仕込んでるraptobikeではなく、シートがリジッドで車輪を406から451に変えたため足つきが悪くなったためVentisitのシートパッドをとっぱらったorigamiでは50kmとか100kmとか走ると結構背中が痛くなることが分かった。

そこで最近Xになったtwitterで知ったamazonでモト用シートパッド?をポチってみた。安物なのでVentisitより薄くて軽いことを期待しているのだが、さてどうだろう。