Raptobikeあきらめきれねえ~サイスポ11月号見てニヤニヤ。

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 CYCLE SPORTSの今月号がすごいボリュームあったので珍しく買う。CYCLE MODE 2008(←音うるさい!)のブースMAPがあったのでコミケみたいにどのブース行くかニヤニヤしてます。今年はリカンベントに注目してるからどこ行くかハッキリしますな。
 我がセミリカンベントやよい号はこのごろ人から声をかけられます。今日も原付と電動自転車と二人に「あんた速いなあ~」とか「それ、電動自転車?」って声かけられた。幹線道路の自動車の風から風へひょいひょいとコンスタントに35km/h以上出てます。ふっふっふ。
 でも完成された自転車に乗っているとどうしても次の未完成の自転車に乗ってみたくなる。Raptobikeがあきらめきれない。うーん。輸送費の350EURが痛い…。
 しょうがないからって言ったら千早号が怒るだろうな。でも明日、半年ぶりにLEGGEROに乗ってみることにした。汚れを落として簡単に注油した。
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わが半田家も金融危機の波に飲まれる。

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 女房が株と投資信託でだいぶ損を出し、あの猫も高齢のため自慢の牙が抜けて手術の必要が生じ、おまけに女房は病院通い、なおかつPSPとアイマスSPの出費もあり、新しい自転車を買うのを断腸の思いであきらめることにした。
 オレがコッソリ買おうと思っていたのは↑オランダのRaptoBikeです。台湾製のより安いローレーサー。前が406で後ろが559。フレームキットなら輸入できるんじゃないでしょうか。

まだプロデュースは終わってなかった。やよい号のシートフレームをカット。

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 これで思いっきり寝そべることが出来た。日本人は自転車に乗ったことが無い人がほとんどなので信じられないだろうがこれで体感5km/hUPである。(速度計るものつけてないから実際は分からないけど。ポジションがまだ決まってないから速度調べてもしょうがない)しかしホントに楽に前に進むので感動した。
 シートフレームを切って寝そべることが出来てなにが変わったかと言えば空気抵抗が減ったのだ。そもそも我々自転車乗りにとってペダルとは前に進むためにあるのではない。空気を切り開くためにあれをグルグルまわしているのだ。そんなバカなという人は一生に一度でいいから数十万円の自転車を買え。マジで身体や肩を横に向けるだけで今までの人生で経験したことのないワケの判らない不思議な力がグイと押してくれる(空気抵抗が減る)のを感じるだろう。この瞬間を味わったらもうオートバイや自動車なんてもうガキのオモチャのちんちくりんである。なにしろ加速という現象を叩き出す原因(減速も含めて)が自転車のほうがはるかに多すぐるのだ。こればっかりは事実なんだからしょうがない。
 さてタルタルーガ タイプFのシートフレームは結構肉厚なので覚悟して作業にかかったが1000円ぐらいのアルミを切るノコギリで拍子抜けするぐらいサクサク切れた。10分かそこらの作業だったと思う。

やよい号のプロデュースは終わりかな…

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 サドルを丸石に変えた。700gで最初からタルタルーガについているサドルとあまり変わらないけどスプリングコイルがある分、長距離とAEROSPOKEには良いはず。
 下に転がっているVELOの650gのクロスバイク用のサドルは(質の良い)スプリングコイルがタルタルーガFに極めて効果的であることを教えてくれた。しかしクロスバイク用なので幅が狭く、長距離を全力で走るとケツが痛い。
 もう少し幅広でスプリングコイルがついてるサドルとなるとビーチクルーザー用なのだが1kgを超えるものばかりで無理。700g以下の軽いママチャリ用を探したが中古にはなかなか適当なのがなく(特にスプリングコイルの良し悪しの差が激しいのには参った)、結局、丸石自転車のサドルをほぼ新品で購入した。
 幅はさすがに広く、太ももの裏側が当たって痛いという最初からついてたサドルと同じ悩みが復活しそうだが、これはポジションを探せば良い。一応ちゃんとした数万円のママチャリ用なのでVELOほどではないがスプリングの効果もまあまあで、路肩を走ってもホイールへの負担も減り、長距離も楽になると思う。あと1回ぐらい100km以上走ってみて良ければもう大満足のランクSでプロデュース終了だ。なんだかさびしい。
 そして次が待っている。この円高で個人輸入の手段をあれやこれや模索中。

タルタルーガ TYPE Fに日本の自転車の未来を見た。

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 やよい号でまたこけた。朝の環7、下り坂で時速40kmぐらい。タイヤのグリップが気温が低くて思ったより悪かった。前輪がロックしてもうダメ。つる~~~って滑ってずりずりずり~。2万のスーツがボロボロで俺涙目。やよい号はかすり傷だけ。ロードレーサーだったら絶対どっか壊れてる。オートバイ乗ってた頃からの鉄則「膝と肘とか出っ張るところは布一枚でもいいから守っとけ」という言葉の重要性を再認識。リカンベントのすばらしさも再認識。
 ロードレーサーだとこけたら間違いなく頭とか上半身から突っ込むからヘルメットは絶対必要で、こけてる最中にガガガガ~って面白いほど頭を地面や縁石で擦る音が響く。しかしリカンベントなら下半身から突っ込むから手足はやられても頭をやられるのは必ず最後。これは安全面でメチャクチャ大きい。本当にやよい号でこけてる間は「うわあ~次どうしようか~」って落ち着いていられる。この安全性は尋常じゃない。
 ぜひ日本中の自転車はリカンベントになるべき。特に街乗り・下駄代わりのママチャリこそリカンベントに変わるべき。多分時速20キロ以下ならかすり傷すら道路上からなくなる。心底そう思う。

自転車の最高速度記録が6年ぶりに更新したらしい。

http://wiredvision.jp/news/200809/2008092620.html
 130km/hから132km/hへ更新。この記録は人力のみで、平地で、空気抵抗を自分で押し分けて進むタイプ。
 頭の固い国際自転車連盟は「こんなの自転車じゃない!」と、公認しているフレーム形状の(いわゆる普通のアップライト)自転車を使ってでかいトラックの後ろを走らせて空気抵抗をなくし、250km/h以上の記録を公認記録としているけど、やっぱり「自転車の速さ」は自分だけの力で空気を押し分けて出した記録のほうに重きを置くべきだ。
 (ちなみに時速50kmを超えたあたりから、自転車のペダルを踏む力の80%以上が空気を押し分けるために使われる。これはもう科学的にそうなっているのでUCIの規定内で空気抵抗を減らそうと悲しい努力をしているTTバイクを見て、それを知らない日本人は「空気抵抗を減らすより他にすることがあるのではないか」と考えたりする)
 国際自転車連盟が認めなくても、ほとんど同人活動レベルで、それでも、いや、だからこそ自由に、世界記録を出す人々の姿は、もしかしたら北米から面白い自転車がどんどんでる予感を感じさせる。黒人が自転車に乗ってるのも新大陸でしか見ないし…。

やよい号のチェーン切れる。

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 気がついたら半年以上経っていた。
 TR-1もサルのように乗りまくってたら半年でチェーンがちぎれたからまあこれが相場かなあ。ちなみにXTです。
 タクシー拾ってさんちゃんのお店に行こうと思ったら電話に出ない。しかたないので阿佐ヶ谷フレンド商会に行ったらWippermannが置いてない!KMCは嫌いだし…。
 しかたないのであんまり自信がないけどシマノのXTRを慣れないチェーン切り使ってつけた。しかもセミリカンベントだから二箇所もつけないといけない。
 ピンの力加減がわからないから怖いです…。