なにも手につかない。

 実を言うと10月30日にオランダに俺の振り込まれたお金が届いたそうだ。
 そう、RaptoBikeである。
 そしてI expect to deliver the bike to the shipper next week Friday, at which time I will again notify you.とのことなので11月8日の朝には「飛行機で送ったから15時間後には成田へ行け。」みたいなことになってると思っていたのだ。
 でも、まだ返事来ない。
 土曜日… 日曜日… どんどん気が滅入る俺…
 日本人に売るのははじめて… 世界恐慌で… niftyの迷惑メール(初期設定の保存期間が3日!)機能がバカで… とかもうネガティブな妄想が頭の中を駆け巡ってなにも手につかない。
 ウチの会社のガイ人とポン人のあいのこによると「指定された日から、なんと!(ペラリ)『まだ3日も経ってない』フゥー、冗談じゃない。ニポン人セッカチネー」と言われた。でももうこんな苦しい思いをするなら二度と海外から日本人初めての自転車なんて買わないよ…。
 * * *
 あと仙台のRANS代理店やる気がないのかと思ったら楽天に見ても眼が腐らない、一見の価値があるお店作ったみたいです。米国RANSと言えば軽飛行機も作ってますが、やっぱりこのページのリカンベント、特にLWBでしょう。新しい時代がじわじわ来てますね。

雪歩号(ルイガノ TR-1)のクランクを外す。

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 スプロケ交換の次はチェーンリング交換ができるようになったぞ!
 ただしこれは9速時代の105とかのオクタリンクのクランクでの話。パソコンで例えたらこのsocketAM+の時代にsocket939の話をしているようなもの。
 必要な道具は:
 TL-FC10…クルクル回るところが二段になっててトコロテンみたいにクランクを押し出す。
 TL-FC15…トコロテン方式で押し出すため中に仕込む段差。
 チェーンリングナットレンチ…チェーンリングのナットを止めるヤツ。
 モンキーレンチ…25cm以上が望ましい。

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Raptobikeあきらめきれねえ~サイスポ11月号見てニヤニヤ。

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 CYCLE SPORTSの今月号がすごいボリュームあったので珍しく買う。CYCLE MODE 2008(←音うるさい!)のブースMAPがあったのでコミケみたいにどのブース行くかニヤニヤしてます。今年はリカンベントに注目してるからどこ行くかハッキリしますな。
 我がセミリカンベントやよい号はこのごろ人から声をかけられます。今日も原付と電動自転車と二人に「あんた速いなあ~」とか「それ、電動自転車?」って声かけられた。幹線道路の自動車の風から風へひょいひょいとコンスタントに35km/h以上出てます。ふっふっふ。
 でも完成された自転車に乗っているとどうしても次の未完成の自転車に乗ってみたくなる。Raptobikeがあきらめきれない。うーん。輸送費の350EURが痛い…。
 しょうがないからって言ったら千早号が怒るだろうな。でも明日、半年ぶりにLEGGEROに乗ってみることにした。汚れを落として簡単に注油した。
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わが半田家も金融危機の波に飲まれる。

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 女房が株と投資信託でだいぶ損を出し、あの猫も高齢のため自慢の牙が抜けて手術の必要が生じ、おまけに女房は病院通い、なおかつPSPとアイマスSPの出費もあり、新しい自転車を買うのを断腸の思いであきらめることにした。
 オレがコッソリ買おうと思っていたのは↑オランダのRaptoBikeです。台湾製のより安いローレーサー。前が406で後ろが559。フレームキットなら輸入できるんじゃないでしょうか。

まだプロデュースは終わってなかった。やよい号のシートフレームをカット。

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 これで思いっきり寝そべることが出来た。日本人は自転車に乗ったことが無い人がほとんどなので信じられないだろうがこれで体感5km/hUPである。(速度計るものつけてないから実際は分からないけど。ポジションがまだ決まってないから速度調べてもしょうがない)しかしホントに楽に前に進むので感動した。
 シートフレームを切って寝そべることが出来てなにが変わったかと言えば空気抵抗が減ったのだ。そもそも我々自転車乗りにとってペダルとは前に進むためにあるのではない。空気を切り開くためにあれをグルグルまわしているのだ。そんなバカなという人は一生に一度でいいから数十万円の自転車を買え。マジで身体や肩を横に向けるだけで今までの人生で経験したことのないワケの判らない不思議な力がグイと押してくれる(空気抵抗が減る)のを感じるだろう。この瞬間を味わったらもうオートバイや自動車なんてもうガキのオモチャのちんちくりんである。なにしろ加速という現象を叩き出す原因(減速も含めて)が自転車のほうがはるかに多すぐるのだ。こればっかりは事実なんだからしょうがない。
 さてタルタルーガ タイプFのシートフレームは結構肉厚なので覚悟して作業にかかったが1000円ぐらいのアルミを切るノコギリで拍子抜けするぐらいサクサク切れた。10分かそこらの作業だったと思う。

やよい号のプロデュースは終わりかな…

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 サドルを丸石に変えた。700gで最初からタルタルーガについているサドルとあまり変わらないけどスプリングコイルがある分、長距離とAEROSPOKEには良いはず。
 下に転がっているVELOの650gのクロスバイク用のサドルは(質の良い)スプリングコイルがタルタルーガFに極めて効果的であることを教えてくれた。しかしクロスバイク用なので幅が狭く、長距離を全力で走るとケツが痛い。
 もう少し幅広でスプリングコイルがついてるサドルとなるとビーチクルーザー用なのだが1kgを超えるものばかりで無理。700g以下の軽いママチャリ用を探したが中古にはなかなか適当なのがなく(特にスプリングコイルの良し悪しの差が激しいのには参った)、結局、丸石自転車のサドルをほぼ新品で購入した。
 幅はさすがに広く、太ももの裏側が当たって痛いという最初からついてたサドルと同じ悩みが復活しそうだが、これはポジションを探せば良い。一応ちゃんとした数万円のママチャリ用なのでVELOほどではないがスプリングの効果もまあまあで、路肩を走ってもホイールへの負担も減り、長距離も楽になると思う。あと1回ぐらい100km以上走ってみて良ければもう大満足のランクSでプロデュース終了だ。なんだかさびしい。
 そして次が待っている。この円高で個人輸入の手段をあれやこれや模索中。