ロードバイクの科学

 先週末あたり接骨院の院長から「半田さん、よくこんなに筋肉が炎症起こしてるのに歩けますね。普通の人なら立てませんよ」って言われた。いろんな筋肉が発達してるから歩けるのだそうだ。今回は左足から腰、最後に右足へと痛みが移っていった。私はそれを2、3日かけてパワーが身体の中を移っていく感じだと捉えている。今日乗ってみたらraptobikeのサイズが小さくなった気がする。実際、伸びないところまで身体が伸びるからそうなのだ。こんなことは自転車に乗ったことがない人には理解できない話だろうなあ。
 で、自転車に乗りまくった俺も理解できない本を手にした。先週の片輪会で「すごい本がある」とzonさんから教えてもらい近所の本屋に頼んだら1週間もかかってやってきた。HONDAっていうメーカーで自動車というなんだかよく分からないモノを設計してる技術者さんが書いた本だそうだ。
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 内容的にはこんな表記があったりする本である。ここで同業者と呼びかけれられているのは自転車屋ではない。自動車メーカーである。とにかく数式の意味がサッパリ分からない。
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 結論から言えばこの本は俺のハートに火をつける類の本ではない。そういう意味ではエンゾ!の”小指に力入れろ!”の名言のほうがはるかに上なのだ。藤井さんも分かってらっしゃると思うから言わせてもらうが、難しい理屈よりも、勢いとかもがき苦しむとかキチガイ染みた愚行のほうが重要なのだ。この本から俺が理解したのは「自転車~愛してる~」ということだけだった。あとは一つ一つ一生かけて理解していくだろう。文句あるか。

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“ロードバイクの科学” への2件の返信

  1. 内容が合いませんでしたか。
    残念。
    なんでそうなるのか疑問を解消してくれる
    いい本なので紹介したのですが。
    人によって重心の取り方が違うので、
    こういった理論的な重心を教えてもらえると、
    いつもうまくいっています。
    他のスポーツでも他の人と重心の取り方が、
    (自分の取りかたが少数の部類らしい)
    違うようで、特に軸足が違うみたいです。
    ですが、全体的な重心を合わせれば、
    うまく乗れてしまう。
    特に左右非対称なバランスを取る時に、
    右はできるのに、左ができないって事があると
    思います。殆どの場合重心がずれているから、
    なんですよね。
    ブログを書いてるとは言ってなかったのに、
    見つけられている。さすがですね。

  2.  zonさんのこだわっている部分はさっぱり分かりません。うらやましいですねえ。
     でも私は勧められて買った本の内容が自分にあわないからと言って残念がるようなちんけな人間ではありません。例えば24ページのエアロポジションの項で史上はじめて腕先を下げ気味なポジションを試したウル様の写真を見てください!
     腕も頬も太ももも下っ腹も開放感あふれる”史上最強の自転車乗り”ウルリッヒ様!!の写真!ここでコレをもってきているだけでこの本は史上最強決定なのです。間違いありません。愛しております。
     あと勝手に右にリンク貼ってます。私みたいなキチガイからリンクが来たらさぞかし迷惑だとは思いますが、ほっといてください。

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