勇気ある撤退。

とうとうこの季節がまいりましたか。山に行くのがはばかられる季節。コッチネッラでセルフ焚火にあたりたかった。

いつもの国道376号線、西長野郵便局から獺祭の坂を登って菅野ダムから錦町ぐらい回ってこようと思ったら中須の交差点あたりからボタ雪が本格的に降り出した。空は真っ白で山は見えない。LEZYNEの温度計は0℃前後。誰がどう見ても道路に雪が積もるでしょう。結局菅野ダム手前で勇気ある撤退。帰りの道中はまるで吹雪。天気予報は晴れか曇りだったのに。

ただAKASOのEK7000、ずっと液晶画面に録画時と変わらず風景が映ってたので後半ほとんど吹雪になったときは「これは良い動画が撮れた」と喜んでたら…

家に帰ってmicroSDわくわくしながら再生したらカメラの方向直した時に切れてたorz。録画が切れたらなにか分かりやすく表示してくれないかなあ。何度もカメラのレンズにこびりついた雪を落とした記憶がむなしい。

温度計のあるサイコン、服装、食料、橋などの道路の凍結、ディスクブレーキ。いろいろ準備&経験してないと自転車遊びは危ないと言えば危ない。

周防大島に座礁したRORO船すおうが曳航されてるのを見に行く。

ニュースでは「屋代島」と正式名で呼ばれてますな。また美希号かよと思いつつブレーキワイヤの張りなおしとシート固定のナット塞ぎヨガシートを使ってみたので玖珂盆地から437号線のダウンヒルは試走に良かったのだ。

すごい迫力。こりゃやヴぁい。復活はどうなんだろ。

朝6時に家を出たのでLEZYNEの温度計が-1℃。5℃ぐらいの装備だったのでガチで寒くて遭難するかと思った。動画では珍しく文字入れてますがふれあいどころ437のトイレは24時間ではありません。朝7時では施錠されてます。事務所の電気がついていたのでお願いして開けてもらいました。

信頼してたサーモスの食洗器対応水筒の出発時90℃のお湯がぬるま湯に(次回はなんか断熱性のある布かなにか巻かないと)。etrexの画面も曇った。左手の指何本かは帰宅しても痺れてた。なかなか過酷。世間ではキャンプ趣味が下火とか言ってるけどこんな過酷な遊び、誰かと一緒にやろうと思う神経がワカランwww

途中でなんか女房におみやげを。と「大島スイーツ&デリ ゆーたん」で「みかん大福スナメリちゃん」を買う。大福に大島みかんのっけただけのフレンドリーなお菓子。なんか30年ぶりにこっちに帰ってきて食う大島みかんがそれなりに甘くて品質が整っているのが気になる。子供の頃はすっぱいのとか不味いのとか多くて嫌だった。写真は「お店の紹介か?」と思って手に取ったら全然違くて周防大島で塩作ってる「龍神乃鹽」のチラシだった。

津和野へ行く道にはループ道をつくらないといけない決まりでもあるのか(国道315号線)。

岩国から津和野に行くとなると国道187号線を柿木村まで行ってそこから唐人屋トンネルの峠越えなのだが折橋ループ橋を通るわけだが今回の玖珂盆地からなのだが国道315号線がすごく良かった。ずーっと2車線道路で路面状態も悪くない。休憩地点として須々万(すすま)のコンビニ、「大潮田舎の店」の24時間公衆トイレ(和式だけど)と必要最低限だが配置が良い。保温ボトルにコーヒー淹れて英国のクッソ不味い補給食で前述の187号線より距離が短く負担も少なかった。

検索サイトとして凋落の一途を辿るgoogleによると月~木が休みという「大潮田舎の店」。トイレは普通の公衆トイレ。これが須々万のコンビニから23.7kmの位置にあり道中ほぼ平坦なので利用しやすい。

河内峠。路面状態もまあまあで下りは普通のスポーツ自転車なら70km/h以上出しても問題なさそう。この後ループ橋に出くわして島根県道226号を思い出して笑ってしまった。が、そこの路面は進行方向に平行な溝が彫ってあるのでルビノプロ25cタイヤの私はビビってスピードを落とす。

津和野と言ってもチャリンコで走ることが目的なので特にやることがなく、これだからサイクリストはあまり商売にならないので観光地にとっていいお客とは呼べないのだが、とりあえず5km手前の道の駅願成就温泉でお土産を買って帰る。国道9号線はこの先の島根鳥取をちょろちょろ走ったことを思い出すとまた感慨深い。いつか我が人生で国道一桁線を全部走ったりすることがあるのだろうか。

干し柿。

わしはネトウヨだが岩国にクマがでまくりなのはメガソーラーのせいとかそんな単純なもんじゃないだろ~と思いつつ10月は本当にクマ情報が連発して怖かったので周防大島ばかり行ってましたがそろそろ島根県かきのき村では干し柿が売ってるんじゃないのかなあと。

かきのき村に行ってきました。なんか道中二人のおじさんに「珍しい自転車だから声かけてみた」との由。やばい。覚えられてる。次回はロードバイクで走ろうか考え中。

そんでもって干し柿あった!!と喜んでいたら8個で900円。去年は700円か800円だったはず。岸田首相と安部ちゃんが夢にまで見たインフレがかきのき村までやって来てたw

私はビットコETFやXRPと同じで騰がるものは騰がるから面白いのだがマスコミはインフレになると市民生活!とか税調会もできてないのに増税だ!とかそこいらのガキでも首をひねるウソ800ほざきまくる癖に今までデフレのときはスパイラル!閉塞感!諸外国出羽~!とかこれまたクソ情報をまき散らすわけで…

そんな東京より数倍都会であることを感じさせてくれる岩国コッチネッラの焚火にあたりつつコーヒーを飲みます。

いやホントこれは暖かい。ぬくもる。おしゃれ。カッコイイ。引っ越して3年以上。荒川や多摩川にもうできてるかも知れないけどw

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女房に干し柿与えると喜ぶのがうれしいんだよな。なんか写真とってるし。しかし確かに柿の種の形は柿の種ではある。

玖珂から呉まで。

女房が連休東京出張でさみしいので普段よりちょっと長距離の呉までraptobikeで行ってみた。

気楽に走ろうということでノープラン。etrexのちっこい画面では国道2号がわからずとりあえず広島市内は霞庚午線を走り千田通り→宇品通り→黄金山通り→黄金橋へというコース。後で見たら普通にテレビ新広島あたりで2号線に入っても大丈夫そう。

しかし帰りの県道31号線→国道2号線に入ろうとしたとき自転車進入禁止の看板が。なんだよ広島は人間の住む場所じゃなかったのかよ。しょうがないので側道へ。

むっコレはチャリで瀬野川を越せそう。まあクソ田舎大阪や東京の環七でも未開の地北区や秘境足立区を経験すると広島のクセのある場所はここだけでチャリにも優しい文明都市であった。黄金橋からテレビ新広島まで行こうか迷ったがとっとと降りて霞庚午線に戻って帰った。

貴音号ことjoker90で2ケツして山口県の田舎でもこんなにオサレな場所が(とうふ処 豆吉)!と思ったが登坂車線40km/hはキツいw

貴音号ことジョーカー90!いや頑張った!悪いのは田舎道のアップダウンを52歳と53歳の老夫婦が原二2ケツでワーキャー騒ぐほうがおかしい。平坦だとタンデムでも80km/hでるけど登坂車線がある坂だと40km/hあたりになってしまう。10万円の原付だからしょうがないけどもうちょっと馬力が欲しいなあ…と思いつつ、楽しかった!なんだこの人生w

ことの発端は前回やよい号で周防大島飯の山に登る途中で柳井港の場所が判明したこと「なんだこんな分かりやすいところにあったのか」。貴音号を手に入れてから無計画お気楽ライドがテーマになったので「このまま松山フェリーに乗っちゃおうか?」とか思っていたら「まてよジョーカー90で二人で行けば節約にならないかな?」と夕食の話題に。

調べてみると125cc以下は往復4,200円。あと人間二人が(以下すべて往復の運賃)7,980円x2人=20,160円。

これに対してK12マーチだと4m未満の車両なので往復21,850円、なのだが、お車のお客様はやっぱり優遇されてるようで、この21,850円に一人分の運賃が入っているので妻の運賃は同乗者運賃なるものだけになり+5,800円が加算される。結果合計27,650円(らしい)。

結果、貴音号で節約できる金額は7,490円…うーん。節約にはなるけどなあ。もう一声欲しいw

ていうか90ccで2ケツしたらどんな感じ?かつてSR400で都内タンデムしたときは妻が「怖い!!もう二度と乗らない!!」と激怒する結果に。まあ東京は東京で田舎者の肥溜めみたいなもんだからなw

というわけでバックレストつけてみた。SR400ではSはシングルRはレーサーだと思ってるおいらはつける気がしなかったけどアメリカン気取りかつ荷台もメットインスペースもない貴音号では是非付けるべき待望のDLCなのは間違いない。

バックレストの試し乗りどこ行く?と思っていたら妻が指定してきた「とうふ処 豆吉」は玖珂盆地を飛び出して田布施というかほぼ海で有名な光市あたり。上記のように90ccで山を越え谷を越え年甲斐もなくワーキャー騒ぎながら辿り着くと…

豆腐料理だというのでワイワイ騒ぐところではないと思っていたが2,600円で結構なボリューム。そしてなによりこの景色。ご満悦なのはこれからだ。

さらに天ぷらまでつく!

極めつけ!お豆腐プリンのデザートも!(となりのお椀はホットコーヒーですw)ブログでははしゃいでますが実際は割かし静かに海を眺めてました。時々船や飛行機や虫やクモがやってきて、まあ天国でした。これは東京には存在しない遊びだね。

山口県でも熊がものすごい勢いで現れてるので海へ。朝の気温が10℃割る。文珠山と間違えて飯の山に登る。

岩国市市民メールで1日に5回もクマ出没情報が出た。しかも廿木峠の国道2号線を渡っていたとかいつもの練習コースの帰り道じゃないすか。怖くてしょうがない。クマスプレー持ってても山道登るのはコワイ。

しょうがないので本来山を登るための道具であるチャリンコを行くべき場所ではない海に向かうことにする。行きも帰りもそこそこの山を越える玖珂盆地からであれば宗教的に許されるのだ。前回銭壺山だったので今回は周防大島の山に登ってみよう。なにも考えずに走る。

柳井のローソン柳井柳北店朝6時で気温8℃。東京じゃ結構真冬な気温ですぞwww

タイトルの通り飯の山展望台に来てしまった。でも本気コースでないおかげで午前中に帰ってこれて、午後は庭いじりとジョーカー90にバックレスト付ける作業ができたから良かった。

長野山緑地公園に欲しい立派な展望台でしかもトイレ内蔵されてて「おお!」と思ったんだが水が出なかった。写真は入り口にある手洗い用の水タンク。もしかしてうんこしたらえらいことになるのだろうか?実証はしていない。

文珠山より低いとは言え景色は宮島の弥山をコンパクトにした感動はある。大島大橋の向こうに盆地らしきものが見えてあのあたりを人力で走り回っている感はある。