自転車も持たずに。最近妻とどっか行くのに自転車持たないと不安。というか「自転車も持たずに二本足で歩いているなんて、俺は人間かな?人間じゃないのかな?」と思いながら歩いています。
澤乃井っていう有名な酒蔵さんが美術館とか軽食屋さんとか運営しているみたいで、自転車で青梅街道登ってここまで来てお酒飲んで青梅線で帰る。ってのも良いかも知れません。しかし女房はプロだな。寒山寺なんてコンクリで出来た寺なのに「どこの秘境だよ」と思うような写真を撮りやがります。
~人生は 恥の上塗り 曼珠沙華~
私のようにガチロードにはまってないけどゆるゆるでもない、ミニベロやリカンベントからファットバイクまで雑多な自転車おたくっぽい人間が暇なとき寄ってみるといつも良い感じなサイクルパラダイス高円寺。安易なシャレオツ路線やロハス路線に行かず、雑多な秋葉原のジャンク店系路線を続けていただけるようで、有難いことです。
ミニベロもそこそこ。JEDIいいですね。あの頃の「え、自転車に十何万円?なにそれ?」――新しい時代がやってきてた200x年代、一桁年代を思い出しますね。
は?ルイガノのセミリカンベント?検索しても出てこないぞ。これはなんでも検索で出てくる時代に、結構希少な希少車では?
ワゴンの中はそこそこ充実してました。500円の取り付け部品のないLEDリアライトとか、裾バンドも良いですね。
zefalのcroozer2の取り付けバンドがないジャンク500円を購入。
ダウンチューブにペットボトルつけたら半端なく泥除け機能を発揮していたのを交換。
取り付けバンドは他の泥除けのあまりを流用。これでちゃんとした泥除け装着で雪歩号も一安心。PETボトル泥除けは機能性は十分だけど耐久性がないです。2,3回乗ったらヒビ割れてきました。
他にTOPEAKのdefender m3もジャンク扱いで1200円で何個か売っていました。こちらも購入。どうやら欠品なしで取付できたので後日使用感とかレポしたいです。
でも泥除けつけた雪歩号が活躍できるかどうか、天気次第だなあ。
サルが抱き合うのが知能なのだ。そういう意味では人工知能の考え方は「皇帝の新しい心」から「ゲーデル・エッシャー・バッハ」へと徐々に現実から離れていったように思える。手足のない人工知能は存在しない。それは自転車に乗っていれば分かる。
人類には二種類ある。自転車に乗る人間と、乗らない人間である。自転車に乗る人間は脚で走ると思っていない。内蔵で走る。目で走る。脳で走る。心臓で走る。皮膚で走る…
自転車乗りはお風呂に入るのも自転車について考えねばならない。風呂上りにすぐ自転車に乗る人はバカである。万が一風呂上りに自転車に乗らねばならぬ時は、シャワーだけにする。皮膚をゴシゴシ洗ってはいけない。皮膚の表面に汗の薄い膜が出来ていないと、ものすごく身体に負担がかかるのだ。
胃腸が悪い人は自転車に乗れない。ツール・ド・フランスの選手は1日に8000kcalを消費する。我々素人でも12時間以上ツーリングをすれば5kgぐらい体重が減るのはよくあることだ。
心拍数なんて自転車に乗るようになって初めて気にするようになった。
自転車で前に進んでいるとき、脚からのエネルギーだけで前に進んでいると考えたことは一度もない。風もある。重力もある。だがやはり、脳が一番大きなエネルギーである。全身運動ではない。筋肉だけで身体が動いていると思ったことは一度もない。全てである。毛一本にしても体温調節の最後の砦である。恐ろしいことに、精神まで含めて完全に一つのシステムである。心の問題が自転車の前に進む原因である。なぜ山を目指すのか?そこからはじまっている。経験も心であり、知能も心だ。
手足のない脳は存在しない。ホーキング博士にも立派な手足がある。動かないだけでそれは脳につながっている。脳と手足を区別して何かを考えるのは極めて異常な行為である。それが合理的な場面は医学だけ―――頭が痛いとか手が怪我したとか、病気の原因や治療方法を考える時だけである。日常生活で―――法律とか、穢れとか、人権問題について考えるときも―――私は恐ろしいことを喋っている。手足が欠損している人間は、我々となにか違う。とも言っているのである。健常者には思いも寄らない、新しい知能があるかも知れない。とも言っている。しかし、完全に肢体の芽すらない欠損はないであろう。兎に角、元来、発生学的に、手足のない知能はあり得ないことを再確認しなくてはならない。
それが可能なスポーツは自転車だけだ。
手足、胴体、皮膚、感覚器、内蔵、あらゆるものは脳と区別がつかない。脳はそれらをもって物事を考えている。足が地面を踏みしめ、手が触れ、目が輝き、皮膚がざわめく。愛や悲しみとは、サルのような動物の行動から生まれたのである。
手足のない人工知能は存在しない。
平成13年3月31日午後20時1分に今は亡き第一家電牛久店で26,000円で購入した(と記録が残っている)サンヨーのASW-42S5から水漏れがするようになりました。
以前も盛大に水漏れしたとき、おいらは排水周りを掃除してピタっと止まったので妻からホレ直されたりしたんです。まあ素人にも直せるのは単車なら吸気と排気、洗濯機なら給水と排水です。が、今回の漏れ方はどうもチロチロと原因不明。プラスチックの劣化のことを考えたら、さすがにもう寿命だろ。ということで買い替えることに。
まさか親より長生きするとは思っても見なかったろうこのサンヨーの洗濯機は14年間まであともう少しの付き合いでした。合格です。サンヨー頑張りました。シャープやソニーやNECなんか自民党と安倍ちゃんがアベノミクスおっぱじめなきゃ、とっくに潰れてたでしょうに。
そういうわけで本日、日立のNW-5TRを搬入しました。なぜまた同じような小さいの買ったのか。というと、家が狭いからです。
洗濯機搬入のため廊下の自転車を部屋に置いて7台全員集合の図(最近ミズタニが扱い辞めて今年からBIRDYになるBD-1春香号は机の下で見えません)。まるで自転車店に来たようで顔がほころびます。
やっぱり新しい家電が入ると皆でワクワク&ワイワイガヤガヤしますね。糸くず除去がプラスチックのフィルターになっているのを発見。ドラムの横っぺらにただ網の袋が引っ掛かってたのに比べりゃ、こっちのほうがゴミを取り易い感じがします。14年も経ってるのだからまあこれぐらい進化してもらわないとなあ。
我が家にはウィザード級物理クラッカーが居りまして(妻のことです)学生時代から使っていた椅子が壊されました。玄関の電球を交換しようとしたらしいです。まあ、十分ヘタっていたので良い機会です。新しく買いました。
2500円ぐらいのOAチェア。椅子に金をかけるほどバカなことはないと思います。なぜなら、私自転車で200km~500kmぐらい走りますが、椅子に座って作業することほど人体にダメージを食らわす作業はないからです。数回漫画をコミケや即売会に間に合わせるために頑張りましたが、漫画3ページ書くのと自転車で500km走る(一泊二日)のとでは絶対後者の方が楽です。身体に刻み込まれるダメージなんか比較になりません。
座ることほど命を削ることはないのです。御覧なさい。20年前のそれと今日買ったばかりのそれと違いが分かりますか?20年間進化がないのはそれが拷問の道具だからです。拷問の道具に金をかけることほどバカなことはこの世にありません。
やっぱり可愛いバイク用なので造形がチャチいなあ。raptobikeには似合わないよう。自転車は見てくれが重要だからなあ。
まあ1万以上2万以下ぐらい出せばDXFデータでなんぼでもチェーンリングガードなんて彫ってくれる業者はいっぱいありますから…このお値段なら御の字でしょう。
しかし御年43歳、どうモガいても片側だけガードしてりゃ滅多なことじゃチェーン落ちしなくなりましたね。昔は凸凹があろうがなんだろうが所構わず踏み込みまくって、チェーンも半年ぐらいで千切れてました。
近頃はむしろ一旦停車後にギアのポジションを無理やり正そうとしてチェーン落とすのばっかりです。
今朝、外堀通りを走っていたらLWBらしきリカンベントと出会いました。なんと自作!しかも総額約3万円!全く貧乏臭さ、ケチ臭さがない仕上がりに思わず絶句。これはもう作った人のセンスのなせる技ですね。寄せ集めのパーツ&フレームでここまで鑑賞に耐えるバイクは初めて見ました。
クリックすると拡大画像が出ます。パーツはホント私だったら捨ててしまうようなものを有効活用しています。ホントに絶句。ぐうの音も出ない。
ステムを利用したパイプシートは斬新ですね。上体が少し起きた姿勢でLWB特有のゆったりした走りならこの考え方で十分いけそうです。軽量化にも貢献しそう。
カゴがついてる自転車は私は無条件で嫌悪感を抱いたり軽蔑したりしてましたが、このバイクほどカゴがあろうがなかろうが気にならないバイクは見たことがないです。無骨な感じと上品な感じが共存してて、センス・オブ・ワンダーですね。
素材は鉄だそうです。素人の溶接とは思えない処理ですね。近づいて良く見ると丁寧に削った跡が分かります。色もいいです。ここが見せ場だと思ったら作業を惜しまない。そうすると全体が締まって見えるのは絵と同じかそれ以上です。以前カーボン自転車を自作したときに分かったのですが、俺にはそういう集中力はありませんでした…
ホームセンターで売っている部品だけで機能しているアイドラー。ただちょっと耐久性に難ありとの由。(3か月ぐらいでキャスターホイールが削れてしまうそうです)今後の改善が楽しみですね。
とにかくマイッタ。実を言うとリカンベントはまだまだ始まったばかりの文化、まだまだ未熟なところが多い。そういう思いは乗れば乗るほど日々強くなっていまして、おそらく、リカンベント乗りの人ならば絶対どこかしらカスタマイズ、しかも自作に近いところまでやらないと正直乗ってられないと言っても過言ではないです。
それならばいっそのこと最初から自作。ということが思い浮かぶのですが、そのためには、知識と資金と設備が必要だと思い込んでいたところにこのバイクが飛び込んできたので参りました。センスがあればここまで行ける。うーん。カッコイイ…