食器洗い機と自動車、どちらが人生にとって必要か。という問題がある。どちらも「時間を作り出す道具」です。片方は食器を洗う時間を短縮してくれるし、片方は目的地に移動する時間を短縮してくれます。(自転車に乗っているとこの短縮が勿体無くてしょうがない。人間のやることか!)
当然、自動車より食洗器の作り出す時間のほうがはるかに長いのです。毎日どころか1日3度のことですから。したがって、自動車より食洗器のほうが売れていないとおかしいはずなのに日本では売れていません。ネトウヨとしては「何をやっとんじゃ、日本人よ!」と声を荒らげないといけないわけです。
マトモな日本人家庭である半田家では初代NP-C1から食洗器があるマトモな日本の生活を送っていましたが、実を言うと食洗器という家電はよく壊れるのであります。まあ機械にとっては怖い水(しかもお湯)をブシューと噴き出して、これまた機械にとっては血液である油を溶かして流してグルグルやってる訳ですから、この地球上の機械にとって最も過酷な部類の一つでありましょう。そのせいもあるのか、食洗器の市場が何年たっても膨らみません。「43cmのまな板も入る!」のキャッチコピーでホント私にとっては五式戦闘機より好きだったNP-C1の横長大容量タイプが市場からなくなってしまいました。情けない。
そういうわけで我が家の食洗器も2014年5月にJoshinから購入したNP-TCB1のちんちくりんを使っていたわけですが、やっぱりコレも壊れました。しかも早めに。スイッチを入れるとお湯がいつまでも排水されて止まらない。しかし経験豊富な私はJoshinの長期保証に加入済み。それが良かったので報告です。
朝、症状を発見、早速Joshinに電話して次の日の夕方にはパナソニックの人がやってきてくれました。こちらの症状の伝え方も良かったのか交換部品も持って来てくれたんだと思います。その場で修理完了。対応した妻が「もしJoshinの長期保証に入ってなかったら?」パナ「まあ2.5万円ですね」とのこと。ひえ~買った方が安い。
壊れた原因は「洗剤のいれ過ぎ」先代のでかいNP-C1のときのクセが我々に残ってて、どうやら必要より倍以上の洗剤をぶち込んでいたらしい。なかの部品(多分、弁かなんか)に流した油と洗剤がヘドロみたいに結合して動きを悪くしていたようです。なんだか早めに壊れたのはそのせいですね。
ともかくパナソニックと言えばそれなりに一流メーカー。修理担当がすぐ来れる体制も素晴らしいし、なによりJoshinの長期保証担当の連絡等もしっかりしててなにも滞ることなかったです。先進国に住んでいる感じがしました。有難いことです。Joshinもいいぞ!