岩国市でワシ等夫婦が20年暮らした東京では多分絶対出来ない薪割りを手伝う。

ゆーたさんとお父さんが割ってる薪は登り窯の焼成室用の薪であります。細く丁寧に割ってますね。ワシ等にはまだこの焼成用の薪すら割らせれもらえません。登り窯で木を燃やす薪の割り方にも種類があったとは知らなんだw

さらに割られる木にもそこら辺の古民家ぶっ潰して持ってきた木もあれば寺社仏閣で使われていた木もあるそうで:

寺社仏閣の木ってなんだよ。となるとワシ等の後ろにあるコレです。左は陶芸の師匠の指です。

釘などが使われておらず年代モノで乾燥しきっています。薪マニアがみるとよだれを垂らすシロノモらしいんだけどワシ等薪初心者にはなにがなんだか分からない。

電気やガスでやればいいのに未だに薪を使う理由は解りません。

で今回初心者であるワシ等夫婦が割らしてもらった薪はどこかのつまらん木を機械でバカスカ割る、いわゆるメインの焚口につっこむ普通の薪であります。片手で掴めればでかくておおざっぱで良いとの由。

師匠の薪割り動画。

エンジンはクボタ。

ひたすら割ります。とにかくこれで千℃以上の温度を数日間維持し続けねばなりません。めんどくさいことこの上ない上に軽油で割ってるバイオマスですw

阿月神明祭行ってきた。

なんかよかったよ。高校卒業するまで柳井市のお隣岩国市に居たけどこんなお祭りらしいお祭り一度も連れて行ってもらったことはなかった。

東京からやってきた人間として楽しんだよ。

まず柳井駅近くのKITCHEN Kobeyaで昼食。岩国と違って島根は良い広島は良いと言ってるけど同じ山口県でも柳井もなんかのんびりして良いよ。ようするに長州藩で吉川藩としてのけ者にされてた岩国市がひねくれ体質なだけだよ。

渋い居酒屋がオサレに模様替えしてやってるぽくキッシュ食いたいと注文したら定食ぽいのが出てきた。全然嫌じゃない。

でもって「うたちゃんの店スタジオT・S」名前だけ聞いたらカラオケ居酒屋でもおかしくないけどおしゃべりおばさんのオサレ雑貨屋だった。写真はKOUNOTOUKITENという作家さんとの由。俺は興味ないが女房は気に入っている様子。

これはかわいい。村中保彦さんというらしい。

村中さんの作品があると言うので柳井グランドホテルに行ってみた。

たしかにあったのだが(手前のあまり大きくないカバの塑像と奥の大きいレリーフ)全くクレジットがでてない。ホテルの従業員も「村中?誰それ?」とか言っててこのへん東京人か言わせてもらうが田舎だなあと。でも町中に椅子に座って食事やお茶できるショッピングモールがあるホテルがあるのは良いよ。何度も書くけど都会と田舎の違いは座ってお茶できる場所の有無が第一でそれ以外はオマケだよ。このあと原発問題で有名な上関方面へ。

お祭りのほうは踊りのあと夕方6時に燃やすのがみどころらしいがそこまで待ってられないので帰ろうとしたら誰か海に飛び込んでた。

岩国市民は島根と鳥取の区別がつかないのに来年の干支の写真材料が欲しいってんでわざわざ鳥取の白兎神社に行く。

午後2時の道の駅あわくらんどの様子。雨である。ついでに着いたら夕方だ。これは撮影旅行としては絶望的である。

着いたら意外と明るかった。妻のニコンの骨董品D80が火を噴き始める。

突然日本海に因幡の和邇ならぬ数多の波乗り野郎を見つけた妻は狂ったように撮影し始める。流石昭和の写真部。腰つきが違う。ところで兎はどうした。

ちなみにこのブログはわしのTORQUE G04である。携帯電話のカメラがコンデジを超えたとビックリした機種。

白兎神社の消毒兎様は物凄いドヤ顔のまま逝かれて居り傍らに手動の吐出器が置いてあった。

明けて翌日。なにかに取り憑かれた様に市中の兎像を探し出し撮影する妻。ちなみにこの像はホテルにて「彫刻ロードで彫刻を探そう」の案内パンフで見かけて散々苦労して見つけた。岩国くんだり意図通りの彫刻探しをする酔狂な観光客が現れ石像達も浮かばれた瞬間である。ちなみに右手は中海でクソ寒い。

このままでは昭和のカメラマンとレンズ持ちが野良犬のように鳥取県をうろつきまわっただけなので大山の桝水高原にて。この断崖絶壁みたいな名前のチーズは栃木県の畜産酪農研究センターで売ってる奴が美味かったのでこの旅唯一私が笑顔になり飛びついたのだが、うーん。美味いと言えば美味いのだけど栃木県のほうが美味かった。ガンバレ島根県!!

大山から眼下に広がる風景を観ながら、あれたぶん松江だよね。堺市でしょ。と老夫婦はすでにここがどこか分からない会話を繰り広げていた。

carry freedom で camp freedom.

前回わしが岩国愛宕スポコンをすっかり嫌いになったのはペデストリアンをチャリ全面通行禁止(結構球場の奥まで駐輪場があるが推し歩きが原則)だからだが土日も他にやることがない老人軍団が事務所がやってて当日予約もOKというド田舎ならではのゆるさは少し気に入っている。そんなわけで今回もやってきましたcarry freedom。

今回は炭でBBQに挑戦の回。まず女房が買ってきた変な物体に着火用炭をぶち込んで新聞紙で火をつける。

前回米軍の収容所と呼んだせいか今回はなぜか我々が予約した場所のごく一部だけ景色が良かった。緑がどうとか自然がどうとか命がどうとかこんな掃きだめで関係ない。全部刈ってしまえばいいのだ。ラウンドアップ使え。モンサント~

女房が飽きてしまったので俺が火の番をする。備長炭が燃えてきた。炭って面倒くさいのね。

(椅子と机がプラスチックな)ここでcarry freedomでcamp freedomである。割と高さが丁度良い。

移動が楽!camp freedom!!

なんか焼けてきた!camp freedom!!!!!!

で今回女房がすっごく(前の晩から)すっごく楽しみにしていた「炭火でなんか焼くBBQ」であるが奥様方によくある炭から発せられるプラシーボ効果で特段に味が変わるわけでもなく普通だった。俺が「そもそも炭BBQがなんで楽しいかって大人数でやるとき炭が必要になるからそう感じるのであって我々二人程度の規模だとカセットコンロが火も安定してるし火力も強いし」と言うとあざとらしく残念がっていた。こういうところはカワイイ。

んでホースリールの出番である。これも火を消すというより灰や汚れをとっちらかす程度でいいからキレイにしてね。という意味らしく割と好き。

東京では考えられないほどだっれも居ないのでやりたい放題なのは良い。机も椅子も水洗いしてやったぜ。

プチBBQ@carry freedom in 岩国

岩国には米軍と共同で作った愛宕スポーツコンプレックスという変な公園がある。ナニが変かというと:

・電源が120V。共産党がうるさい土地なのになぜか米軍に配慮w
・公園なのにお茶するところがホントに全くない。ド田舎丸出しwww
・BBQの机がプラスチック製www(後述)
・公園内は自転車禁止wなぜか押し歩きも禁止w

関係者曰く施設内でマラソンの練習してる人に配慮してるからだそうだけど、それはちっとも二本足で移動することを大切にしていることにはならないのよ(一番最後に後述)。

さて岩国はたかだか20年弱で東京に30年強住んだ俺様がこのどうしようもないクソ田舎岩国でプチBBQをしてやろうということでまず事務所で予約した半田ですと伝える。このとき消火用のホースリールを渡されるw使わなくても渡されるwもう田舎だから融通とか気の利いたコミュニケーションなんてものは金輪際存在しない。ハイハイ言うこと聞くしかない。

ところが愛宕スポーツコンプレックスのBBQブースの机はなんとプラスチック製でカセットコンロが使えないw アウトドアやったことない岩国市が無理した結果がコレw
そこで(ハンドルバーだけで2万円もする)carry freedomである!ちょうどこの日は風も強くて方向も位置も変えられる便利!

実際はBBQというより燻製。できあがるまで風景を観ようと試みる妻なのだが米軍の収容所よろしく餓鬼RUN対策の柵が邪魔で微妙w

なんだかんだでなんかが焼けてる匂いがするとテンション上がってきた。こんなしょぼいBBQでも元から人は少ないしcarry freedomのおかげで変な装置で変なことをしてる感が人を寄せ付けないのでとても良い感じ。女房が前日から気合いれて塩麹?とか仕込んだ手羽先はなかなか美味かったです。

喰ったら片付け。夫婦ともに50超えるとあまり量がなくてもいいからこれぐらいが良い感じ。それにしても自転車用リヤカー兼ハンドカートのcarry freedom、木の板っ切れのボディが幸いしてカセットコンロでプチBBQするのに台としてかなり有能なことが分かって良かったです。

それにしても岩国ねえ…喫茶店が少ないのがホントに不便。東京に30年住んで分かったけど「都会」ってのは「東京だから都会」「大阪だから都会」「福岡だから都会」ではなくて「喫茶店があるから都会」なんだということ。つまり歩くことを大事にするのが都会(ヒトの棲み処)。これが分からないと田舎にいくら自然があっても多分どうにもならない。

糸島でボンw

筑前前原駅近くのホテルニューガイア糸島に着く。

とりあえず夕飯に ビーチ食堂 Mr. BEACH に入ってみる。

とにかく美味い。糸島これはただモノではない予感。

ここへ来る前に岡山で買って気に入って使ってたコーヒーカップを割ってしまったので唐津焼 高麗窯でまたまたコーヒーカップを記念に買う。妻はお箸を買っていたようだ。

感情が高ぶり、ただの石を拾う妻。それぐらい海がキレイ。

観光地化されまくって逆に潔い。ゆる~く走る(実際は結構馬力がある)タンデム自転車が良く似合う。

2日目は やきとりあばれん坊 まず頼んだたまごサラダが量が多くて「おっ」と思う。前日と打って変わって大衆的にお得で美味い!

ありま猛のあだち勉物語21話 にも出てきた糸島。良かったですよ。

田舎と言えばなんか農作物をもらうことなのだがもらったトマトが美味しくてびびる。

環境省がらみに入る前はテレビ局で働いてたし環境省がらみで名刺貰うキュレーターは朝鮮人や中国人だらけ(SDGsで酷くなる一方)なのでテレビに関係するもの、それを匂わせる一挙手一投足が嫌いなのだが田舎暮らしでご近所様から毎日新鮮な野菜もらって今回特にこのなんの変哲もない絶品(テレビ局では食物類にこの言葉を使わないとchina情報局(公安局ではない!)からお咎めがあるそうですw)トマト食って「うめ~w」と思いっきり口に出してしまったw

このタイプの(つまり普通の、ていうかでかい!)トマトで今まで食ったことがないぐらい甘くて美味い。プチトマトだと、まあクッソ甘いのはあるんだけど。ドレッシングかけるつもりが何もかけずに半分以上バクバク食って慌てて写真撮った。キュウリも頂き物だがこっちは普通のキュウリだったのでドレッシングかけて食した。「夏だもんねえ」と妻が言った。そうか自転車乗りにとって夏至が過ぎたら悲しいだけなのだがそうでもないようだ。