午後2時の道の駅あわくらんどの様子。雨である。ついでに着いたら夕方だ。これは撮影旅行としては絶望的である。
着いたら意外と明るかった。妻のニコンの骨董品D80が火を噴き始める。
突然日本海に因幡の和邇ならぬ数多の波乗り野郎を見つけた妻は狂ったように撮影し始める。流石昭和の写真部。腰つきが違う。ところで兎はどうした。
ちなみにこのブログはわしのTORQUE G04である。携帯電話のカメラがコンデジを超えたとビックリした機種。
白兎神社の消毒兎様は物凄いドヤ顔のまま逝かれて居り傍らに手動の吐出器が置いてあった。
明けて翌日。なにかに取り憑かれた様に市中の兎像を探し出し撮影する妻。ちなみにこの像はホテルにて「彫刻ロードで彫刻を探そう」の案内パンフで見かけて散々苦労して見つけた。岩国くんだり意図通りの彫刻探しをする酔狂な観光客が現れ石像達も浮かばれた瞬間である。ちなみに右手は中海でクソ寒い。
このままでは昭和のカメラマンとレンズ持ちが野良犬のように鳥取県をうろつきまわっただけなので大山の桝水高原にて。この断崖絶壁みたいな名前のチーズは栃木県の畜産酪農研究センターで売ってる奴が美味かったのでこの旅唯一私が笑顔になり飛びついたのだが、うーん。美味いと言えば美味いのだけど栃木県のほうが美味かった。ガンバレ島根県!!
大山から眼下に広がる風景を観ながら、あれたぶん松江だよね。堺市でしょ。と老夫婦はすでにここがどこか分からない会話を繰り広げていた。