ITMのALU CARBON Super/OverのハンドルバーとおそろいのFORGED LITE CARBON S/O STEMは塗装がはげやすいと思う。おまけに90mmなので腰痛持ちとなった今、もう少し短いステムが欲しくなった。ITMのRACER S/Oあたりの5000円ぐらいのを探してたら、なるしまフレンドにSHIMANOのPROのPLT O/Sの80mmがあったので買った。
さっそく今朝通勤に走ってみた。おお、これは楽だ。素晴らしい。やっぱりポジションが楽だといいな。すっかり気分はランドナーになってしまい、ちょっと段差のあるところも走ってみよう。と、盛り上がったマンホールにボヨ~ンと乗り上げたら思いっきりハンドルバーが回転してSTIレバーを握っている腕が一瞬で伸びきった。ステムの取り付けトルクが甘かった。
そのときは結構スピード出してたから「もうブレーキがかけられないかも。どうしよう」と1秒間ぐらい絶望した。でも落ち着いて考えたら自動的に下ハンのポジションになっただけだった。ハンドルが急に思いもよらないことになるとすごく怖いのであった。去年のヒンカピーの恐怖が分かった気がした。
2007年走り初め。
女房の実家の宇都宮まで走ってみた。今回はいろいろと長距離の実験をかねた。
まず雑誌の写真を参考にそれまでキャラダイスのサドルバッグに入れてた輪行袋をバッグマンQRスポーツにくくりつけてみた。この位置は盲点だった。
そして地図(ツーリングマップル)をトップチューブに巻いて紐で固定してみた。ミソはリアブレーキが固まらない程度の加減に巻くことと、ペダリングの膝にぶつからないようにヘッドチューブから離れないようにすること。あまり期待してなかったのだがGARMINのGPSとの併用でかなり使えた。
10:30に高円寺出発。腰が割れてる俺が陽のあるうちに宇都宮に辿り着くために出来るだけ短い距離を行く。笹目橋→国道17号→県道3号(大宮栗橋線)→国道4号という自動車道ど真ん中なコースを走った。距離ほぼ100km。16時30分到着。
基本的に自動車道なので”遅くて申し訳ない”という意識で走ったわけだが、気の利かない若い女性ドライバー以外はみんなちゃんと安全に避けてくれた。今まで自動車を敵視していたのだがコレは考えを改めた。あと近頃の「自転車の歩道通行可はやめるべし」という疋田氏の主張も判るが、今の俺は上り坂で全然踏ん張れない状態なので歩道をバンバン活用した。自転車は歩道を走るべきじゃないっていうのは健康な時なら言えることで、リハビリのときは自転車の歩道通行可のありがたみが(ケツの)骨に沁みた。
国道17号の歩道は広く段差も少なめで国道16号までは結構走りやすかった。大宮栗橋線や日光街道も路肩走行となるが神奈川県よりは走りやすい。時速25km程度に抑えて走れば路肩の歩道寄りの部分も走れないことはなかった。
あと長距離のときは休憩時のストレッチは勿論だが時々数百メートル程度自転車を持って歩いたりもした。無理だと思ったら自転車から降りて歩くのもいいもんだ。自転車を漕ぐ以外の筋肉がほぐれて身体の調子が良くなるみたいだし。