またマタイ受難曲ともんじゃ焼き。

また友達がマタイ歌うんで勝どきの第1生命ホールに行った。マタイ受難曲と言えば睡眠。しかし遅れて会場入りしたので最前列。ところが…
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 配布された資料がすごく分かりやすい資料でドイツ語と日本語訳はもちろんここはアルトのソロだとかここは合唱だとか書いてあるから素人でも「いま全体のどの部分を歌っているのか」分かるのだ!これはありがたい。暗闇でも読めるようフォントも大きめなのがよい!
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 この写真のページはクライマックスでキリストがエリちんを呼ぶ日本語訳の「わたしをお見捨てになるのか~~~~」が書いてる人の真面目さが伝わってきて面白いですね。
 さて資料のおかげでちょっと寝ただけで済んで帰路女房が「月島と言えばもんじゃ焼き。もんじゃ焼き食べたい」と言い始めた。
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 ここで初めてwindows phoneのgoogle mapで「もんじゃ」で検索して勝どきビュータワーの2階の「しげ留」に行って見ることにした。実を言うと我々夫婦は「もんじゃ焼き」を見るのも食うのも初めて。否、私は10年くらい前に友人と食そうとして思いっきり失敗し水蒸気爆発のようになった記憶があったのだが…


 入ってみると「しげ留」は夫婦二人でやっているお店らしく、しかもなぜかお客が多くて最初は「こりゃ待たされるかな」と不機嫌であった。
 しかしビールともんじゃを注文して我々夫婦がてこずっているのを見ると、なんとおかみさんが実演してくれた!これは願ったり叶ったり!
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 生まれて初めて見るマトモなもんじゃ焼き!嬉しくてしょうがない。
 なぜ嬉しいかと言えば山口の糞田舎で8ビートギャグ(当時の洋楽のミュージシャンをパロディ化した漫画。ユキヒロさんも出るよ)読んでた私はマイケル・モンローだかなんだか知らないが「どうやら東京にはもんじゃ焼きという食べ物があるらしい」とその存在を知ってからの期間が長かったこともある。女房は栃木の糞田舎で「もんじ焼き」をやっていたそうだがこれはどうでもいい。
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 「ヘラでぐちゃぐちゃにして」というので8ビートギャグの記憶を頼りにぶつ切りにする感じでぐちゃぐちゃにする。「もんじ焼きなら毎日やってた」という女房は「もんじ焼きはもんじゃ焼きとは全然違う」と全く役に立たず。俺がヘラ立ててぐちゃぐちゃやってると「あーいい感じね」おかみさんがドーナツ状の土手を作ってくれた。ますます漫画の通りで期待大。
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 この土手になんか具の残りの液体を流し込む。
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 土手のなかにしっかり水位が保たれている。なるほどここで土手が決壊すると俺と友人は水蒸気爆爆発したわけだ。
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 で、液体がゲル状になるまで待つ。これが漫画を読んでも理解するのが難しかったところ。やはり百聞は一見に如かず。実物を見たらよく分かる。物事を理解する感動が続く。
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 「そろそろだわねー」とおかみさんが土手を崩して広げだす。これも実物を見ない限り理解しようがない状態。8ビートギャグでも「そもそもこんな下品な食べ物はない」とかなんだかよく分からない表現がされていたが実物を見てなるほどと思う由。
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 できあがり。生まれて初めてマトモなもんじゃ焼きを見ることができた瞬間である。
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 おこげを食べる。というのも実際やってみるとおいしかった。なるほど、これは~アレ気な人がこだわったらうるさい感じになりそうな~要するに作業工程が凝った食べ物だけどまあ普通は適当にやって楽しむもんですな。
 というわけで食べログとか見ても「しげ留(しげる) – 勝どき(もんじゃ焼き)」で載ってましたこのお店。感じとしてはおかみさんが「おしょうゆつけて食べるように研究してんだからソースつけないでよ」とか言う真面目な感じ。いやうるさいお店じゃないんですよ。このブログみて「いつでもおかみさんが作ってくれる」とかカンチガイしない人ならぜひ行ってみて下さい。

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