みたいなお店でした。
いや実際の風景は↑ですが。
あの2011サイクルモードのレポで「BikeRewind」について触れるというやはり只者ではないヒマジメ自転車のおっさんがほめてたアトールが置いてあった。(ちなみにアトールのWEBPAGEがマトモなのは俺のお陰)この時点で普通のお店ではないことが分かる。
でehicleのアトールの評価は落ち着いたもの。実際折りたたんだ図を見てみて思ったより小さくないのがチト残念なところ。しかし実際乗ってみると走行性能はかなり良い。ホイールベースがこのクラスの折りたたみ自転車にしては長く、またポジションもゆとりがあって、フレーム剛性も十分でしょう。あとは色が選べたらなあ…
ではehicleがイチオシしてるっぽいのがMINT。このへんでみなさんお分かりでしょう。ここは泣く子も黙る、ミニベロ、人の頭をおかしくする、ミニベロ、いったんはまるとアレがソレな、ミニベロのお店です。
ehicle「すいません、このMINTステムがDAHONなんです…どうしても試乗したいなら乗ってもいいんですけど…」
俺「いや、俺atoll見に来たんで…MINTはそんな乗りたいとは…」
ehicle「そうだ!私のMINTに乗ってみてください。どうぞどうぞ」
俺「…はあ(乗ってみて)ほう、これ確かにポジションきついけど乗り出したら結構走りますね」
ehicle「あ、ポジションきついのは私が勝手にハンドル変えてるからでしょう」
俺「…。ええーと、MINTのギアは内装でしたっけ?」
ehicle「外装RDは特注なんですよー!すごいでしょ!」
俺「え!?これのために作ったRDなんですか?」
ehicle「そうなんです!」
俺「へー!すごいですね!!いや~これはMINT見直したなあ」
ehicle「でもシフターがダメダメなんですよ~これ見てください~ねーダメでしょー!」
俺「(なんだこの店…はやく帰りたい…)」
暗「そうなんです。このシフターは改造しないとダメダメなんですよ~」
俺「貴方は!?」
そう、その筋では有名な暗黒技研の人だった。
なんと68Tのチェーンリングを装着したPECO。68TなんてちょっとraptobikeのWEBSHOPでも見たことがないぞ!部品取りのためだけに買ってもいいかな…いやいやいやいや。
お!これは!ehicleの人も暗黒技研の人もその他大勢いろんな人もあんまりほめないYS-11シリーズ。
たしかに私も作っている人から滲み出てくる雰囲気がまるで飛行機と自転車だと飛行機のほうが複雑で技術的に高いと思い込んでる節があって嫌な感じ。あんな化石燃料燃やしてただ飛んでるだけの移動体が自転車より性能言い訳がないじゃないですか。そんなのはちょっと考えたら誰でも分かる。しかし、このYS-11GX。ママチャリとして見れば8kg台のチャリが6万円台というのは魅力的ですな。結局、私がミニベロ見るときは女房のための自転車として見てるからなあ~。まあ飛行機みたいなオモチャ作っていた人のチャリぐらいでいいとは思う。ちなみに私の知り合いもYS-11(飛ぶやつ)の設計者の一人だったりする。
今回は自転車乗りにとってふらりと立ち寄りにくい、時速50kmでぶっ飛ばすのでつい見逃してしまう場所にある、アックス出してる青林工藝舎の人も利用しているお店として去年あたりから非常に有名になったehicleにて暗黒技研の人といろいろ話ができました。
私は人間ほど醜い存在はないと思っている人間なのですが、やはり、いろんな人と喋ることが出来る自転車というものは、いいものだといわざるを得ない。