まだ路上に黒いアイスバーンがあるのでアップライトです。
やはりロードは軽い。
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「中国製チャットアプリ「WeChat」や中国での取引所で兌換できる仕組みを有しており、もともと中華圏からの不正なアクセスが多い暗号通貨のひとつとされてきました。」
意味不明…。https://t.co/yuvrn6B5nV— Yu Kimura (@ltd_exp_kyu) 2018年1月26日
coincheckでNEMがGOXされたことに関して山本一郎という人がヤフーというサイトでこんなことを書いていました。
NEMがwechat上で使える。というのは有名なガセ情報で、去年かなあ。それでNEMが一瞬急上昇して「ガセで上がるのかよw」とみんなで大ウケしたことがありましたが…「中華圏からの不正なアクセスが多い」っていうのも意味不明。逆に不正アクセスが少ない(???)通貨と、こんなワケの分からない概念が思いつく根拠(?もしくは動機付け?)について説明が欲しいですw
この程度の知識でヤフー(って結構メジャーなサイトですよね?)のトップ記事書けるんだから呆れます。…
また、この時期、PEZY補助金不正受給問題で立憲民主党と朝日新聞が「PEZYはニセの半導体(?)で経産省をだました。電子顕微鏡でチェックすべきだった(???)」という、大和民族、ひいては天皇陛下の顔に泥を塗るようなことを平気で言っててビビりました。例えるならなんだろうな。「なんだか最近広辞苑に間違いが多いから今後このようなことが起きないように岩波書店に印刷技術の長けた人を常時配置してチェックさせるべき」とかそういうレベル?
とにかく聴いて頭をかかえるような、幼稚園児が考えたような、支離滅裂な、誤報にもなっていないレベルの情報タレ流し事件が多すぎます。俺みたいなお気楽大好きいい加減人間は平気だけど、明治大正時代の、ちゃんとした文章書く人なら自殺したくなるんじゃないかなあ。
しかしどんなにお気楽な、いい加減な人間(私)でも、これから、こんな調子で世の中が進んでいくと思うと怖いです。池上彰もそれに近いものがある。情報ってなんなんだろうか。ブルーバックスで「マクスウェルの悪魔」の本を読んだとき「21世紀のころは百鬼夜行ではないか」というくだりがあったけど、その通りかもしれない。しょうがないので私も「自転車は自動車、いや、原子力空母より性能が上だ」と言い続けることにします。