先月、PS3のWD WDS250G1B0Aがおかしくなった。おかしくなった。と言ってもtorneが起動しないだけなのであるが、この「torneが起動しない」というのも一筋縄ではいかない事象であって、以前もtorneのアップデートが必要だったり、PS3本体のアップデートが必要だったり、それでも起動しなくて試行錯誤の末(SONYに聞いても対応したオペレータからは正解を得られなかった)PSストアのアップデートが必要だったりでまどろこしい。まあBカスとか著作権とかで内部でややこしいことしてるのは分かるが。
今回はどうもソフト側の原因ではなさそうなのでBUYMOREでプレクのPX-256S2C/Tを買ってきてNOVACのNV-HSC373U3でデュプリケートしてWD BLUEと差し替えたらPS3のtorneは無事起動した。しかし取り外したWB BLUEをcrystaldiskinfoしても「正常」でPS3のtorneがコケた原因は不明である。
WD BLUEの購入記録を見るとツクモexで2017年5月購入であった。1年未満でこのまま捨てるのは勿体ない。PS3との相性が原因でSSD自体は正常の可能性が高いと判断。前回マイニング騒ぎで容量が120GBになったメインPCのHDDを256GBにすることに。
なんとなく気分で今度はデュプリケーターとしてEaseUS Disk Copy 2.3を使う。久しぶりにUSBでブートしたらやはりEaseUSの2.3と時代が違うのか無線キーボードやマウスもつながらず、幸いマザボがASUS RIME B350M-AでPS/2端子が残っていたので久しぶりにPS/2キーボードで操作する。さすがにNOVACの訳の分からないHDDデュプリケータよりASUSの最新SATAは速くて1時間もかからずにデュプリケートは終了した。
ここでwindows10で起動したプレクの256GBの中身を「ディスクの管理」で見てみると
450MB 回復パーテーション
100MB EFIシステムパーテーション
110.74GB NTFS windows10(c:)
509MB 回復パーテーション(*1)
121.1GB 未使用領域(*2)
こんな感じで、c:ドライブを(*1)や(*2)の領域までパーテーション拡張したいと思ったのだが(c:)を右クリックしても「ボリュームの拡張」がグレイアウトのまま選択できない。それではとDOSプロンプトでdiskpartしてlist partitionしてみると(*1)と(*2)の領域が表示されない。list volumeなら出てくるのでselectしてdelete volumeすると異様に時間がかかるかエラーを吐いてdiskpartが落ちる。
ちょっと困ったが、こうしたときは(*2)の部分をディスク管理を使って素直に新しいドライブレター(この場合C:の次のD:は光学ドライブが入っているので)E:を割り振ってシンプルボリュームでフォーマットしたほうがSSD全体のブートレコードあたりを正常に書き換えてくれるのか
今度はdiskpartのlist partitionに
Partition1 回復
Partition2 システム
Partition3 予約
Partition4 プライマリ
Partition5 回復(←出た!)
Partition6 プライマリ
と出てくるのでdelete partitionすることができた。以後は隣接するパーテーションなのでwindows10のボリュームの拡張がそのまま使えた。