軽さは尋常ではない。が、しかしフルカーボンのフレームは、期待ほどではなかった。なんかこう、ガツンと来るものがない。ある程度、路面からの振動を吸収してるんだろうけど、なんかこう驚きがない。TIMEのSPEEDERや、GIANTのTCR ADV.に乗ったときの、”うわわわ~!なんだコリャー!!”というものがないのだ。言うなれば、軽いだけ。これなら、GIOSのLEGGERO(千早号)のほうがカッチリしたダイレクト感があるだけ乗ってて楽しいのでは?
ワタサイ鷺宮のマスター、さんちゃんにそのことを告げると「なかなか良いことを言う。確かにONIXは普通のフルカーボンの自転車だ(値段が違うSPEEDERやTCR ADV.よりは劣る)」続けて「しかしフルカーボンの良さは長距離だ。エンデューロ、トライアスロン、ロングライドでは確実にLEGGEROより有利だろう。」
こんな感じだった。ふーむ。どうなんだろうね。20万円クラスのフルカーボンって言えばLEGGEROと比較対照としてFELTに試乗したことがあるけど、どうもいまいちフルカーボンなのに感触が不満で、結局LEGGEROにした経緯がある。
一度、それぞれのバイクで長距離を走ってみたい。12時間以上走って意識朦朧となったとき、30万40万以上クラスのカッチリしたカーボンと、20万クラスのふわふわしただけのカーボンと、20万クラスのカッチリしたアルミバイクと、乗り比べてみたい…金と時間と…精神力が許せば。
まあONIX標準のホイールはWH-R500あたりの1万ちょっとの安物なのでそれも足を引っ張ってるらしい。
週末の雨で雪歩号がまたやらかした。RDのワイヤーが切れたので交換。そしたらアジャスターボルトが割れてたことが判明。「どうすんだよ。こんな部品ねえよ」ここで再びさんちゃんマジックが発動し、壊れたDeoreをゴミ箱から発見。事なきを得た。
PCでも言える事だが、いや、それ以上に自転車では、古い部品や壊れた部品は、場所が許せば取って置きたいものである。場所さえ許せば…