・検定前はガチ緊張。ミーティングのあとすぐなのでトイレ行ってなかったらやばかった。柔軟体操する時間もなかった。検定のスケジュールは結構つまっているので誰もメモとってなくても俺のゆるい頭ではメモが必須だった。
・コースに出てみたら自分の番が来る前にコケてる人が居てさらに緊張。でも後で他人のヒソヒソ話を聞いたら卒業検定とは別の「初心者講習」を受けてる人が「バイク起こし」の講習を受けていただけだったのかも。
・やはりスタート直後はガッチガチ。しかし序盤の坂道発進で一旦停止したとき何かが吹っ切れた。先生も「なんだか見てたらそこから急にマトモになった」と言ってくれた。序盤に一旦停止のあるコースでよかった…。
・自転車乗りの癖が身についてる私にとって、とても難しく、何度か落とした課題が「スラローム」と「急制動」でした。
「スラローム」は200kg近いCB400の重さを生かす身体の動かし方・ニーグリップのやり方について、自転車の癖が身に染み付いた自分だけではいくら自己流でやってもうまくいかない。しっかり先生に質問して、個別に指導してもらわないと話にならなかった。
同じく、自転車とオートバイの違いが際立っている「急制動」。自転車では40km/hで急停車に前ブレーキを主につかうことは前転→落車orヘルメットしてなきゃ頭蓋骨骨折。を意味するが、オートバイではフレーム・車重のバランスが計算しつくされているみたいで、何も考えずに前ブレーキを握ればまるでテレビゲームみたいに停まるのでビックリするほど。これも自転車の制動が身体に染み付いているとなかなかできないことだった。
・上の二つの課題は「コリャ本気で分からない」とハッキリ告げて先生から個別に教えてもらったようなもの。先生方も「コイツ癖あるなー」と思っただろうなあ…。卒業検定ではまあちゃんとやれたと思う。合格を告げられたときは嬉しかったです。
・安全運転や交通ルールを再確認するのに自動車学校ほど役に立つところはない。今、自転車の免許制度がない時代に、自転車を趣味とし、自転車がオートバイや自動車よりも優れた乗り物だとする人が、普通二輪の免許を取る事は、かなり有意義なことだと思う。