クソ雨が続く間後方レーダーやらS500やら新機軸を投入しつつついに万を持してマトモなほう(ridenow)のTPUチューブが悪の帝国(china)から届いたのでつけてみる。写真はリムプラグ&リムテープ。こうすれば永遠にメンテナンスフリー。しかし重さのことを考えると今までのブチルチューブではできなかった。TPUチューブ万歳。新素材によるズボラ最高。私はズボラ道をゆく。
梅雨の合間にしてはなんと良い天気。前後TPUチューブシュワルベONE28-451で空気圧120psiのazub origamiやよい号はコンフォートリカンベントをロードな乗り味にした感じで誠にスイスイ進む。写真は周防大島(屋代島)のオレンジロード。なんとBryton S500はここを山岳コースだとは認めてないようでクライムチャレンジに仕訳されていなかったwしかしウザイ通知がバカスカ表示されないので割と快適に走る。
総じてこのS500、eTrex+LEZYNEの2台体制を終わらせる性能は持っているが「コースを外れた」だの「ラップ開始します」だの機能や通知がウザくてあまり作りこまれてない印象。あと画面の切り替えボタンが小さい。タッチ操作では画面切り替えがうまくいかないことが多く新たなストレスが生まれた。それでもまあどうにか走れないことはないので「慣れてやろうか」とは思う。貧乏だし。
ゴロンとベンチに横になり、周防大島(屋代島)を満喫する。海辺で1家族が遊んでいるだけ。ちなみに栃木県育ち(横浜生まれ)の妻は「周防大島だと名前がしょぼく感じられる。屋代島のほうがかっこいい」とのことで俺も関東地方に30年住んでいるとその感覚は分かる。周防大島とはあくまでも山口県民向けの単語である。屋代島のほうが他地域からウケは良いだろう。
しかし名前に関係なくこの島一周100kmというガソリン使うにはバカバカしいがチャリンコキコキコするにはピッタリの長さの道は総じて路肩に変な側溝がないので実に初心者向け。私のようなお爺さんにもピッタリ。このようなサイクリングロードは確かに他にすくないと思う。
島の金魚のしっぽの下のほうは結構な上り下りがあるコースなのだがS500は相変わらず「こんなの丘」としか判断してくれない。気温もお昼を過ぎてドンドン上がってきた。ほうほうの体でHaukalima Hossyさんとこでジェラート補給。「地獄に仏だね」
だがこの後本当の地獄を知ることに。
ローソンポプラ周防大島店。ヤバイ。気温37℃超え。同じぐらいの気温だった去年、周東から呉まで往復したじゃないか。と思ったらそれは11月の話だった。暑さに慣れ切った身体での話だったのだ。いきなり40℃近い環境に身体が慣れていない!なまじ変に経験がある分自分が普通の生身の人間であることをすっかり忘れていた。私も初心者ではないので今までの経験から脱水症状の兆候を感じて来たが、正直ここまで気温の差がある日程は経験したことがない。このままではヤバイ。できるだけ各所各所で休むが所詮コンビニの駐車場の日陰程度の休憩なので大した回復にはならない。
これはおおっぴらにできない話なんだけど14時過ぎて営業時間終了してる小行司にこにこパークさんで事情を話してガッツリ30分ほど日陰で休ませてもらって割とガチで救急車案件を回避。感謝です。
どのぐらい参っていたかというと座って休んでいる間も立ち眩み状態だった。梅雨の間に機材の準備でワクワクしっぱなしで数日で気温が高くなる異常気象を全く考えに入れてなかった。