律子号、見参!

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 とりあえず個人売買でフレームを購入しての仮組なのでバーテープはないです。


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 律子号、ターコイズグリーンのラレーRSRです。
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 亜美号(DAHON DOVE FDB140)の妻と高円寺から葛西臨海公園にプチ輪行してみました。
 2ちゃんねるの嫌儲板で「ミニベロのロードの利点は?」「なにもない。20インチのミニベロなんて700cと比べて輪行袋が20cmぐらいしか小さくならない」と会話されているスレを見て笑ってしまいました。その20cm小さくするためにどれほどの労力と資金が必要でしょう。ていうか不可能ですね。2ちゃんねるにしてもヤフーの質問掲示板にしてもメチャクチャな問答がされてて面白いです。自転車の知識が少しばかりあると、こうしたSNSではない掲示板から得られる情報の無責任さが本当に分かります。
 このラレーRSRのフレームはtwitterからの個人売買で購入しました。折り畳みではないミニベロロード。しかも律子色の緑。ありがたいことです。他にも「リカンベントが出走可能な市民レース情報」など、完全に自転車のマニアックな情報はほとんどtwitterから教えてもらうようになりました。自転車の情報なんて普通の日本人としての生活を送っていたら得られるチャンスはほぼ皆無な状態で、これまでは2ちゃんねるの罵詈雑言のなかから取捨選択していたのですが、twitterなら本当に気楽に有意義な情報が得られます。42歳にして2ちゃんねる離れがようやくできました。
 さて、実際手にして経験する700cとは違うミニベロ輪行。実に楽で合理的。サイクリングの楽しさの原点と感じました。輪行袋が一回り小さいことは大きな利点です。特に都内では助かります。車輪が小さいので輪行袋の上からフレームをつかむことが容易です。とっさのときの動作が違います。車輪の位置が低いので縦置きも安定するし、なにより700cのホイールなら「どうせ輪行するなら…」と、そこらへんの中古車より値段が張る本気ホイールを履きたくなるもの。傍に他人が立つだけでドキドキして、せっかく電車で座れても落ち着きませんが、20インチのお気楽ホイールなら値段はどうせ数万円。気軽さが違います。
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 「とりあえず組みあがった律子号でどこか行きたいなあ。できればプチ輪行したい」ということで当初妻は「スカイツリーでも行くか」。しかし思いっきり私の職場の近くなので「それじゃあちょっと南の」ということで葛西臨海公園に。
 フレームの様子見が目的で旅行・観光としての面白さは全く期待してなかったのですが、高円寺から葛西臨海公園駅を目指さず東西線一本で西葛西から走ればプチ輪行のプチサイクリング。「いや~自転車持ってるとこういう時便利だねえ」もちろん東京駅から京葉線へのものすごく歩く乗り換えを考えての(自転車に全く興味のない)妻の発言です。
 中川の河口から望む東京湾の景色は夫婦で「おー」「おー」と声をあげるぐらい美しいものでした。地元住民でない限りこんなキレイな風景が隠されている東京も面白いところですね。自転車道も整備されていて組み上がりの様子を見るには最適。おまけに野鳥の観察施設や水族館もあって、結構ボリューム感のある観光気分も味わえて、なんとも大満足の一日でした。

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