DragonbikeのRifleAK20 シン春香号を試す。

とりあえずライト・ベル・ミラー・スタンドをつけて公道走ってみた。最近iphone8なんぞ妻に買い与えたらポケモンGOの相方をやらされる羽目になったのだが、明らかにBD-1より行動半径が広がった。なぜか。岩国市というクソ田舎だとディスクブレーキだから坂道を下るのが全く苦にならないからだ。

岩国市だけではない。職場のある広島県廿日市市までは本当に海を背にすると山しかない。東京では考えられないがこのあたりでは住宅地を走るということは道志道以上に坂を登ったり降りたりの連続である。30年ぶりに故郷に帰って思う。これは21世紀の今まで自転車が普及しなかったわけだ。

さてAK20がどこの工場で作られてるのか知らんが言わせてもらうとまずシートポストがずり落ちやすい。シートクランプをかなりガッツリ(腕力のない女性には厳しいかも)締めないと体重85kgのデブが漕ぐとズリズリ落ちていく。これは坂道や状態の悪い路面が多い田舎では嫌な感じである。BD-1やDahonではこんなことはなかったので改善して欲しい。

ついで折り畳みペダルももうちょい上のグレードにして欲しい。SR経験者のデブがガチ漕ぎしてるとややフニャフニャして不安である。ママチャリではないのだからもう少し品質向上をお願いしたいところ。

その他になると折り畳み機構がしっかりしたフレーム剛性、ややゴリゴリするけどそれなりに回るホイール、MAX3.1bar 40-406のCSTのクソ田舎道に適したタイヤ、調子良いFD、輸送事故をエンド修正金具で修正して調整すれば動きに問題のないRD、最初は効きが甘い(どのメーカーのどのグレードも同じ)がもしかしたらspyreのパッドが使えるかも知れないディスクブレーキは、それぞれ合格レベル。10年前の700cのクロスバイクぐらいの安心感がある。正直、自転車メンテの経験があるレベルまでない人にはオススメできないのが悔しい。ポケモンGOだとレベル30弱ぐらい。

あとは余計な経験者の談。輸送中に一部が破損していたSENSAHのシフターであるがワイヤー調整中だと「こんなにグニャグニャするのか!?」と不安になる程のレバーの華奢さを感じた。もちろんワイヤーテンションがギチギチになる時もある調整中での話で実際に乗る段階になればなんの不安もなく操作できる。ただshimanoの造りと比べるとしょぼい。shimano以外知らなかったがやはり質が良いのか。今世界的にshimanoの製品が品薄でacera・ターニーあたりの32HのQRセンターロックのハブ頼んだら今年は入ってこないとの由。

多分まあ安全基準かなんかでどこのメーカーのも無理やりつけさせられたであろうBD-1のロック機構はポッチの位置がウザくて嫌だったがAK20は割と自然な指の動作の位置にあるし明るい場所なら見てすぐ分かる刻印もある。ただやや小さいし硬い。非力な俺の女房だとどうかなと思ってしまう。もちろん、その分安心感はある。

購入検討バイク

ESR BICYCLE / PURSUER (esr-bicycle.jp) 赤がないw

www.caracle.co.jp/products 値段が高い。以下同文。

Tartaruga 20th Anniversary Model J (tartaruga-ew.com)

Pacific Cycle Japan (pacific-cycles-japan.com)

dahon(ディスクブレーキモデルが意外とない),tern,iruka,tyrell,brompton,bikefriday,…

諸元

RIFLE AK20 20inch DISK 18speed Folding Bike

Frame:RIFLE Alumi Folding Frame
Front fork:RIFLE Alumi Front Fork
Speed:front 2speed,Rear 9speed
Brake type:Disk
Handle:Alumi6061 580*25.4 RIFLE-logo
Seatpost:Alumi6061 580*33.9 RIFLE-logo
Saddle:Relax Saddle
SeatClamp:GINEYEA Double wall SeatClamp
Brake Lever:Alumi Brake Lever RIFLE-logo
Brake Caliper:Alumi Brake Caliper RIFLE-logo
Hub:Alumi front2, Rear 4 Bearing
Rim:20inch double wall A/V 406
Spoke:anti-rust Spoke
Casette:11-32T 9Speed
Tube:CST 20*1.5 Tube
Chain:9speed 112link (missing link)
Crank:3/32* steel 34T/53T 9speed Alumi Crank 170mm
Pedal:Folding Pedal
Headset:GINEYEA

Weight:11.5KG

chinaがデフォルトしはじめたこのごろ。DragonBikeで3代目シン・春香号Rifle AK20(すごい名前…)を買ってみた。

8月17日に購入意思を示す。(ポチる)
8月30日発送完了連絡。
9月14日EMSにて引受 CHINA
9月18日大阪に到着。
9月19日通関。
9月20日お届け。

遅いわ!!これは相当china混乱しとるなぁ…海外通販慣れしてる俺でも「ンだよ遅いなあ」と思うレベル。ちなみに2例。ebayで9月6日にポチったドイツ業者でchina発送のチェーンガードはまだ届かんw 9月4日にSJSCyclesからポチったcarry freedomのアレは(英国→日本とchina経由しないコース)9月11日には届いたw 50歳以下の若者には分からんだろうがchinaは日本超えたとか騒ぎ続けて30年。あーそろそろかーみたいな感じw 嫌だね年寄りは。

さて。BD-1から折り畳みミニベロ春香号の愛称を引き継いだ愛称に劣らず物騒な名前のAK20。狙いは3つ。ミニベロもディスクブレーキ化。406でorigamiやraptobikeと共通。chinaから初めて完成車。どんなインプレ書こうかな~(段ボールの蓋をパカッ)

(西住殿の感極まった声で)ボコボコ~!!

結束バンドをブチブチ切って車体を動かしたら箱の底になんか散らばってるw

サドルとか反射材とか小物が入ってた箱が空いてたのねw これサドル取り付ける部品が「ああコレね」と分かる人じゃないとサドルも取り付けられないぞw ていうかスタンド取り付けるあのニッチな規格のボルト、見つからずwwww

外に出して見てみると折り畳み自転車が折り畳んだ状態で梱包されてそうそう吹っ飛ばない保護材が思いっきり吹っ飛んでてフロントフォークにガチ当たってチェーンステー反対側のフレームにガッツリ傷ついてるw こまけえことにこだわらない俺でも割とショックw

SENSAHのシフターの偉い人がよう分からんそんなに重要ではない(多分飾り)部分がパックリw このあたりで私も諦めムードでエバーグランデ~w

写真が下手で申し訳ない。これリアエンド修正工具がこれだけずれてたゾ」の意味の写真なんだけど素直にRDがひん曲がってる写真撮れば良かったね。ペダルレンチ工具がない素人がペダルのネジがキツくて素手でつけられないのはいい!だがリアエンド修正工具がないと変速がメチャクチャで「chinaの技術はこんなもんか」と思わされるのはSENSAHに失礼だろう!!

…まあこれらで分かることは切羽詰まった輸送業者のchineseが段ボール箱をぶんぶんブン投げてたんでしょうねw

(トムとジェリーにでてくる変な犬の声で)ハハハ…ト~ム君災難だったねえ。と・いうわけで乗れる状態にするのがせいいっぱいなのでインプレはまた次の回w