千曲川CRに行ってみた→あんまりたいしたことなかった。そんなことより…

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 景色がキレイ!とか絶賛されているが、たぶん碓氷峠を越えてキレイな汗(本当にキレイな汗)を流した人がその苦労分感動しているのだと思われる。普通に一般道も通るし道案内も親切じゃない。自転車玄人なら楽しめるかも知れないけれど、女房みたいな自転車素人連れて楽しめるかと言えばそこは自転車を知らない日本人の日本人による日本のCRだと思ってください。
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 ただ岩鼻は良かった。いまいち観光地として整備されていない感じがこの地域のなんたるかを物語っている。上田 道と川の駅のコーヒー美味かった。「自転車とは何か」を一生経験することのない日本人どもが長野大学の学祭みたいなことをして楽しんでいた。

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やよい号、やっとこさ全天候型に。

 前ブレーキをディスク化したやよい号。後ろに泥除けつけた。
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 タルタルーガFのシートポストは35㎜ぐらいあるので結束バンドを2か所で固定。年取るとドンドンやることがアレだなー。

 TANAX(タナックス)スマートフェンダー テールランプつき。まあ割と変なスタイルにならなくてよかった。でもリアライト、後ろから見えるのかね?どうでもいいや。

Tartaruga type Fディスクブレーキ化、完成。

 やよい号ことtartaruga type F ディスクブレーキ化計画。サクラジテンシャさんにお願いして2か月近く経ってようやく「できました」とのこと。
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 男前すぎるwww ウェルドワンもビックリやwww
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 140㎜のローターはストライダ用です。いやコレいいわwwww重いwwwゴツいwww白のBB7も似合うwwwかっこいい~。うーん。イナタイ系でマジでカッコイイ。
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 やっぱり乗ってみてやよい号は別格。とにかく楽に乗れる。ぜひ宇宙に生きている皆様にお知らせしたい。我ながらマジですごいレベルに仕上がったのよ。そして今回ディスク化したので雨でも乗れる。どうしても所有できる自転車は1台だけ。ということになると、mistralかこのtartarugaか相当悩む。

Tartaruga type Fのフロントフォーク、トップチューブ辺りは普通のオーバーサイズでした。

 とりあえずTartaruga type Fディスクブレーキ化計画。台座取り付けはいつものサクラジテンシャさんにお願いすることにしたので完全に取り外してみた。
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 完全に外してみて判明したことは、ヘッドパーツやフロントフォークの下半分はいたって普通のオーバーサイズのフロントフォークでした。
 「じゃあディスクブレーキ対応のフロントフォーク買えばいいじゃん」と思ったら上半分が可変ステムをつけるために27.4㎜に絞られた上にねじ切りしてあって、さらに固定方法が締め付けるだけのコラム内には厚さをかせぐ金属が入ってるわけです。
 ねじ切り加工はオーバーサイズでもできるだろけど(ステム内径が27.4㎜なのはとりあえず無視するとして)、コラムの厚さをかせぐ加工はちょっと聞いたことがない。ここは素直にオーダー内容は「ディスクブレーキ台座つけてください。無理ならいいです」にする。
 オーダーするときローターつけたホイールも一緒にお渡ししたんだけど160㎜のローターだとやはりフロントフォークの内側削っちゃうので140㎜つけてお願いした。(和田サイクルに4500円だけどstradaの在庫が結構あった)そしたらまあ素人目にもヘンテコというかヤバい位置に台座つけなきゃならない感じ。(台座が特注品になるかも)
 サクラジテンシャさんには「飛ばすためにディスクブレーキ化するんじゃなくて、雨の長い下り坂を安全に降りるためです」と念を押しました。勿論工賃が相場より高くなることは覚悟の上です…

tartaruga type Fの超のんびりした走行動画をご覧ください。


 私的にはかなりの衝撃映像。巡航速度が25km/h。がんばっても40km/hなんて…こんな遅い乗り物が自転車と呼べるのだろうか?いや、これも自転車なのだ。しかも、この夏ぜひ乗りたい自転車なのだ。
 そもそも、夏が暑いとか言ってる人の気持ちが分からない。自転車に乗ればいいのに。ただし、ベアリングがついてないママチャリはダメだ。あれは第2次世界大戦のゼロ戦なみのベアリングである。パチンコの玉のほうが球に近いという代物だ。
 ちゃんとしたベアリングが付いているマトモな自転車なら「すい~」っと風が起きるのだ。これはなんでもかんでも外部からエネルギーを拝借して解決してきた現代人にとっては経験したことがないエネルギーの使い方なので、言葉で説明しても分からないのだ。つまり、日本人が最も不得意とする種類のコミュニケーションでしか伝達できない価値なのだ。炎天下になればなるほど私は自転車に乗る。その時、座った姿勢が楽なクランクフォワードtartarugaは、ゆったり進んで涼むには最適の自転車と言えるのだ。

tartaruga type Fのフォークコラムのあまりの異形っぷり。

 またはじまったおバカ自転車改造計画!!今回の指令は”やよい号をディスクブレーキ化せよ!”
 まずフォークの様子を調べます。ステム(?)を外そう。m1216はいろんな細工がしてあったからなあ。なにしろ可変ステムはアヘッドステムのように上から押さえつけることができない。今回も注意して…
スポッ
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 ん?なんかアッサリ外れたぞ。さすがやよい号。素直だなあ?
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 コラム径は…27.4㎜か…
( ゜Д ゜)ハア??(1インチは25.4㎜、オーバーサイズは28.6mm)そんなコラム径聞いたことないぞ!あと、なんじゃこの竹輪みたいな厚みは!?
 ははぁ~。スポッと素直に取れた可変ステムの固定方法は単純に締め付けてるだけなのか。その締め付けの力に耐えるにはコラムの厚みで押し切れるyeah!って奴かよ!そんでどうせ厚さがすんげー特殊フォークならコラム径も特殊に…ってそんならオーバーサイズにしろよ~。いや~。厚みが必要ならダメか~。いや~なかになんか仕込めば~うわぁ~うわぁ~うわぁ~

tartaruga type F やよい号、復活!

 タルタルーガFことやよい号、私にリカンベントの良さを教えてくれたセミ・リカンベント、ていうかほとんどクランクフォワード車なのだが、ここ数年は全く乗っていなかった。背もたれをどっかのアダルトトライクから持ってきたのだが取り付け方が稚拙で30㎞みたいなチョイ乗りの距離で仙骨(?)のあたりが痛くなるのだった。
 これを解決するには溶接でシートフレームをなんとかするしかない…。と思っていたらエポキシ系接着剤(日本製の接着剤ではダメ)アラルダイトで0.8cm x 8cm = 6.4cm2もあれば1トン近く耐えるらしい。(あくまでも理論値だが)
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 それならば接着剤でやってみた。背もたれは写真みたいに二本の棒の間に仙骨がくるようにすれば痛くならない。8x8mmのアルミ角材と3mm厚のアルミ板をかまして、週末からこの月曜と、30~40㎞乗ってみたら、本家のバカでかいシートにはかなわないけど、かなり改善したことを確認。100km以上はちょっと躊躇するけど、40kmまでの距離ならホイホイ乗れる。そんな感じ。
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 はしゃいで会社の近所のコーヒー屋さんで撮ってもらった。(よく考えたら俺が座ってたら肝心のシートレストが映ってない)コーヒー持つ手がヘンなのは熱々のアメリカーノだからだ。このクソ暑い時期に冷たいものを飲むのはアホ。水分補給は沸騰した熱湯をフーフーして飲むのが一番である。
 さてこのクランクフォワード車、タルタルーガF、一言で言って「自転車は自動車と競争して走るもの」という概念を崩す乗り物でした。いつも私は常識外れがスタートでゴールは普通だったりする。
 6月は総会や役員会でやんごとない事が決まる月なら7月は法務局やら税務署をぐるぐる回る時期なのだが、今まではRaptobikeやクロスバイクで自動車が通る道をぶっ飛ばしてたところを、タルタルーガFだと「すい~」と脇道に入って(時には歩道も!!)暑さでみんながダラダラ歩いているいるなかスイスイ都内俺だけ一人天国状態。いやこれはたまげた。ビックリした。自転車は自動車と競争しなくてもいいのかも知れない。なにより、このクソ暑い時期だとそのほうが楽で楽しいのかも知れない!
 あとチェーンチューブも外してます。アイドラーに脱輪防止装置つけようかと思ったけどめんどくさいからつけなかったが(時速50㎞目指して鬼漕ぎしなければ)全然問題なかった。そしてチェーンチューブを外したらペダルが軽いのなんの。これはmistralのバカ長いチェーンチューブ外してアイドラー仕様にしたら相当なもんじゃなかろうか。
 兎に角このtartaruga F、こうなると折り畳むと普通のロードバイク用輪行袋に入るサイズであり、相当使えるバイクになりました。我ながらあっぱれ!と思っていたら帰り道ひどい土砂降りにあってしまった。
 土砂降りのなか泥除けがないと私が所有するバイクのなかで一番泥を浴びるバイクであることが判明。だが、しかし、雨でも走れるバイクとなると、どうしてもディスクブレーキである。フロントフォーク交換か?ウーム…そこまでする必要があるのか…。いやしかし「クソ暑い夏のんびりスイスイ走るバイク」としては夕立対策は必須か…?