小平霊園。人生において自動車と食器洗い機、どちらが有益ですか?

 お彼岸なので小平霊園に行った。「のざき生花店」っていうなんか言っちゃなんだがあんまりさえない花屋さんで
「吾亦紅(われもこう)入れてアレンジしてください」
って頼んだら15分ほどで超イケてる感じにイケてくれた。さすがプロですな!
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 さて小平霊園の墓前にて思う。我が半田家はどうなってしまうのか。
 ナショナルの食器洗い乾燥機NP-CM1が壊れたのだ。
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 このウチらの西洋のお墓みたいな横に長いタイプが新製品で売ってないのだ。
 お墓に水をぶっかけながら思う。現行品は俎板も入らないような超ちっこい奴と、縦長の、下手したら和風のお墓に進化しちゃうんじゃないかぐらいのヤツしかないのだ。これではウチの台所には入らないではないか!
 そもそも食洗器自体が縮小傾向らしい。今ではパナソニックしか作ってない。
 なんということだ。いったい日本はどうなってしまうのか。
 なんでトヨタがつぶれないで食器洗い洗浄器が繁栄していない世界に生きてるんだ俺?これが平行世界か?
 自動車と食洗器、どちらがより多くの自由な時間を人類に与えてくれたか大和民族は考えたことがあるのだろうか?ないのだ。食器洗い洗浄器ほど人生において自由な時間をつくってくれた即自エネルギーを消費する機械は存在しない。(自転車は再帰エネルギーである)それにひきかえ自動車ほど「あなたの人生に自由な時間を」とか言いながら全く逆のことをしている機械もないもんだ。
 そういえばトヨタの偉い人が最近おっちんだらしいな…
 霊園から歩こう。
 この小平市を見給え。
ゴーストタウンにクルマの列。これが日本の糞田舎の風景である。
 さながら居並ぶトロイア人のように列をなす車。忌々しい。
 で自宅に帰ってしょうがないので新製品を買うか、ヤフオクあたりで中古を買うか、修理を呼ぶか。とりあえず修理を読んでみることにしたら翌日キタ。早い。
 15分ほどでなんかゴムで出来た弁みたいなのを見せてくれる。
「へぇ~これが経年劣化してたんですか。じゃあ取り寄せてもらえませんか?」
「いや、持ってきてます。今取り替えますよ」
「ファッ!?」
 淫夢用語は、しかし、驚きと喜びの入り混じった言葉としては最適である。修理を決めたらあっという間に治ってしまった。総額7000円ちょい。今回の結論。食洗器が壊れたら修理を呼べ。

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