池袋は埼玉の植民地だった。それ以上に俺が思うのは自転車に一生乗らない民族が作り上げた世界について。

 自転車民族であるワタシはまず10km以上歩けない(足の皮がむけるのだ)。それでも妻は非自転車民族なので一緒に行動するときは歩かざるを得ない。10km以下なら大丈夫。最近多肉植物に興味が出た女房に連れられて池袋に行ってみた。
 招待券をもらった古代オリエント博物館を見終わった頃には「なんだかおかしいぞ」と気付いたぼくに妻が「池袋は埼玉の植民地なのよ」と教えてくれた。なるほどそうか。とひざを打つボク。
 まずパンチラが多い。沖縄の米兵に同情する。これじゃ売春街だ。池袋が埼玉ぽくて良かったのは信号が変わっても急いで走り出す人が少なかったことぐらいだ。全てが安っぽく(自転車だと安っぽいと強度不足で死ぬ)媚びていて(自転車だと無駄な装備は一切ない)非効率である。(いわずもがな)
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 しかし妻は目下サボテンに夢中である。ぼくは深いため息をついた。

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