もちろんそれはDi2のことであった。電気信号ならいくら折りたたみ機構でワイヤが引っ張られても変速器の動作に支障がきたす事はない。が「金に糸目をつけずに高性能化してた昔ならいざ知らず、一旦コンフォートなバイクにすると決めたやよい号を10速にしてどうすんだ。9速を8速にダウングレードするのが筋だろう」との天の声が聞こえたため8速化することにした。
やよい号の旧ティアグラは9速対応だがシフターを8速にしても普通に動作する。もちろんチェーン、スプロケは8速にしなくてはならない。スプロケはBD-1用の11-30Tの8速があまっていた。そしてm1216ではかわいかったころのSORA(RD-3300)が30Tを普通に使えていたので「このあたりのうんこレベルのRDなら最大Tが27Tでも30Tが使える」と勝手に思ってたらティアグラは全然30Tにぶつかって使えなかった。このへん真面目に追求してもしょうがない。かつて秋葉原ソフマップで店舗によって値段が違った”ソフマップ・イリュージョン”みたいなものであろう。とっととSR400でサイクリー世田谷くんだり11-26Tのスプロケを買う。
8速化したらそこそこ安定。うっうー。まあそうだろう。シフターが1300円ぐらいでスプロケが1000円ぐらい。あと8速チェーンが1000円ぐらいか。廉価版Di2のアルテグラのフルセットが17万円することを考えたらどうでもいいことだ。ダラダラ乗って楽しいバイクになってきた。