ラジオ大阪で毎週日曜夜10時にアイマスのラジオ番組が流れている。その第62回が再放送としてニコニコ動画で配信されたのだが、男アイドルの登場以後、惨憺たる有様だ。とにかく「ライバルとして憎まれるためだけの男アイドル登場」はやめて欲しい。
寒い。寒すぎる。
私は最近のゲームのことはよく知らなかったが、このように各メディアで情報を小出しにするのが定石らしい。
当然、男アイドルに関する情報も、ラジオ番組中のミニドラマという形で小出しにされたのだが、ようするに、そういうことが目的の台本なので、声優さんたちが頑張っているのがツライ、最低最悪の小芝居である。聴くに耐えない代物であるが、以下にその部分だけ抽出したニコニコ動画があるので、アイマス2の男性アイドルの現状に興味がある人は聴いて欲しい。
全盛期の宮崎駿と押井守が対談で、「現代は悪役が存在することが難しい。ダースベーダーも親父になっちゃった」と言っていたが、本当にそうだ。みんなそこそこの生活をしてるこの時代に、悪役を演じることは難しい。”憎まれ役”なんて、まさに「ドラえもんの土管が置いてある空き地」のような絵空事だ。それが悪いとは言わない。時代が違うのだ。
このラジオドラマのギクシャクした雰囲気のまま、跳ねる金玉がアイマス2に登場することになれば、今の、ほのぼのした、現代に通用する、アイマスの良さは消えてしまう。どうにかならないのか。変化を切に求む。