すんません、私はH2Aロケットより価値がある自転車に乗っている唯一の日本人です。

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 アイマスSPが手に入らない腹いせに、とうとうタイヤをシュワルベのマラソン1.5インチから、前輪は406の定番パナのミニッツライトへ。後輪は559版ミニッツタフみたいな位置づけのクローザーにした。太さを両方とも1.25に変えるため。
 正直に言うとリカンベントの、しかもガチのローレーサーは地面がまるで見えない。細いタイヤで自動車に配慮して走ることが怖かった。(横浜市なんか20c以下の自転車は路肩走らずに出来るだけ車道にはみ出して自動車の邪魔をするように道路が作られている)でも片輪会で細いタイヤ履いたトライクを見て「危なくないっすか?」と聞いたらzonさんが「走ってみればどうにかなりますよ」との返事が返ってきたのでやっちゃった。


 タイヤの太さを細くすることはとにかくトップスピード重視の選択肢。抵抗がものすごく小さくなる。オートバイで言えばボアアップ。いやエンジン載せ変え並の効果がある。
 結論から言うと、あまりに速くて俺の身体が壊れた。
 リミッタ付きの原付と本気で勝負にならない。わざとぬるいギアでケイデンスの練習がてら追い抜く感じ。
 新宿で道が空いたから本気で飛ばしたら原付2種から「おっめえ~自転車のスピード違反だよ!50km/h以上でてたでしょ!」と笑顔で声かけられた。こんなの環7とかでRZ50でメチャクチャなすり抜けやったあと「あんた速いよ!」と声かけられて以来だ。
 実際、いつでも、どこでも、本気出せば60km/h出せる。さすがにこのぐらいの速度が1分間ぐらい平気で維持できるとなると、道路のどの位置に行こうがあわてることがない。
 パナのタイヤはグリップも良い。シュワルベ マラソンみたいに30秒間以上50km/h超えてるとグリップ感がだんだん減ってきて…なんてことは微塵もなかった。(でも本当はシュワルベのステルビオが欲しかった。)
 要するに踏めば踏むほど…自転車から「お前の精神力と体力はなんぼのもん?受け止めてやるから出し切ってみろ」と聞かれてる状態だ。
 しかし今週から左肩が痛くて、今夜とうとう左手が上がらなくなった。でも、そんな状態でも全然60km/hで走れました。空力考えたリカンベント恐るべし。
 あとそもそも花粉症なので体力をセーブするためにリカンベント乗ってるのだ。70km/h超え挑戦なんて夏以降にしないとなあ。でもそのころそんな体力残ってるかな。
 もうちょっと俺が若い頃にRaptoBikeを手に入れてたら…平地70km/hは当然で80km/hも夢ではないみたいな感触だなあ。でもよく考えたら2007年発売か。

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